おいもさんの映画レビュー・感想・評価

おいも

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凶悪(2013年製作の映画)

4.1

ピエール瀧ってなんであんなに、喧嘩じゃなくて殺しアリなら日本最強、みたいなイメージ作れるんですかね。大人になって金と地位を得てから、暴力の悦びを覚えたクソ最悪猿人間を演じるリリー・フランキーも最高。>>続きを読む

モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.6

日本未発売のためゲームはフェイタリティ集しか見たことない超グロぶっ殺し格闘ゲーム、モータル・コンバットの映画化。

腕切り飛ばしたり体半分引っ剥がしたり背骨ごと頭骨ぶち抜いたりするのが魅力的なゲームな
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ハードコア(2015年製作の映画)

2.0

ごめんなさい、評価できません。何故ならFPS視点が気持ち悪すぎて、観ながら完璧に三半規管がやられてしまったから。
ストーリーも正直訳わかんなかったんだけどなぁ、とりあえず銃撃戦ムービーに謎サイコパワー
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ベイウォッチ(2017年製作の映画)

4.3

ずっと偏差値7くらいのご都合主義なジャッキー・チェンストーリーなんだけど、それがいいと思わせてくれるドウェイン・ジョンソンの頼れる鬼マッチョっぷり。そしてその陰に隠れながらも細マッチョで超カッコいいザ>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.6

賛否両論あって然るべきだとは思う。ゴジラが生まれた背景は初代と違うし、山崎貴監督的庶民の生活シーンがゴジラに必要なのか?と言われると謎だし。

それでも僕は、映画館で何度も泣いてしまった。それは人間の
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.1

ワールドシリーズよりパークシリーズの方がもちろん好きなんだけど、それは思い出補正も多分に入ってる。

しかし、最後のラプトルが助けに(?)来てくれるシーンのカタルシスは最高。T-REXは本能のままの強
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.8

面白くなかったわけじゃないけど、終始ミアの行動原理に共感できなかった。いい人っぽいムーブしてるけど結局は自己中心的で、結果破滅に向かってもそこにカタルシスはないなー、サメ映画なら「ざまぁ!」ってなった>>続きを読む

バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.3

とにかくマ・ドンソクが好きなので観れました。そうじゃなかったら1.8くらいです。
アイアムレジェンドな世界でウォーキングデッドな街並みでアジア版マッドマックスなキャラたちがバイオハザードする物語。コレ
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禁じられた遊び(2023年製作の映画)

3.5

前半はちゃんとホラーだと思う。ファッサマの嫉妬狂いな姿はめちゃくちゃ似合っててもっとこういう役やってほしいと思った。でもJホラーの弱点というか、最後になるとどうしても霊と戦うのがボス戦みたいになっちゃ>>続きを読む

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

3.3

友達とダベりながら観る、ということなら非常に楽しめる。非常にツラがいいけど演技はアレな剣心くん、凄く好きです。相葉くんがビビりながら奮闘して、根拠うっすうすの推測で戦うのも好き。チュパカブラなデザイン>>続きを読む

カン・フューリー(2015年製作の映画)

4.2

死ぬほどバカムービーながら最高。80年代ハリウッドっぽい演出とジャパニーズなゲーム、特撮感をハナクソみたいなストーリーに詰め込みまくって演出はガチっていう頭おかしい時にみる夢のような作品が、心を鷲掴み>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.1

國村隼の正体不明な異質さがストーリーにおける恐怖感の全てを担っている。パンイチで鹿喰ってるシーンとかパワーがヤバすぎる。
とにかく二択を外しまくる主人公にヤキモキするけど、まああんな正解ないもの選べん
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.9

ホラーというより、民俗学のフィールドワークみたいな手法で穢れの元を明らかにしていくミステリー感。和ホラー全てに言えると思うんだけど、謎のCGを使った幽霊や呪いの演出はそのチープさから急に現実に引き戻さ>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.6

ストーリーはシンプルオブシンプルだけど、圧倒的な大自然の迫力とその中で復讐のため生き抜こうとするレオ様の顔のインパクトがヤバい。すごい映画だなぁとは思うんだけど、物語の起伏はもうちょい欲しかった気がす>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.1

アメリカの片田舎で今も根強く残っているであろう、人種差別主義者による迫害から拷問を受ける話かな、と思っていたらだいぶ違った。
彼女の実家にいる人たちの嫌な雰囲気が抜群に上手い。特にメイドさんめっちゃ怖
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呪詛(2022年製作の映画)

4.1

呪いのプリキュア。ミラクルライトの代わりに観客に呪いのお経を唱えさせまくるという面白すぎる演出にぶち抜かれた。
いや、ちゃんと評判通り怖いし面白いですよ!とにかくモキュメンタリー風ドラマ仕立てと閉ざさ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

公開から賛否両論ある映画だったからちょっと身構えたけど、観てみれば宮崎駿ワールド全開のいい映画でした。
他のジブリ作品のような、わかりやすいテーマ性がキャラクターの生き様や世界観などから読み解きづらい
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怪物(2023年製作の映画)

3.6

非常に是枝監督っぽい映像と演出で溢れていた。当事者の視点が変わるとそれぞれ見えるものが違う中で、何が本当の怪物なのかが見えてくる感じは、すごい面白いんですよ。ただ、余りにも誰も救われなさすぎて「死は救>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.9

エンタメ性の非常に高い、疾走感あふれるホラー映画。キャラクター立ちまくりの比嘉姉妹、特に姉の松たか子が死ぬほどカッコいい。そして早く死んでくれと願わんばかりのウザさを持つ夫役の妻夫木聡も最高でした。>>続きを読む

100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

2.3

友達と暇で「今のタイミングを逃したら恐らく一生観ない」ということで観てみた。
演出としての間、ではなく尺稼ぎですよねコレ、という溜めが異様に多いのがまず気になった。つまりテンポが悪い。
そもそも漫画自
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.3

いやー、クソ面白い…クソ怖い。モキュメンタリーホラーの傑作と言って差し支えない。エクソシストの正しい現在系だと思います。
呪いの姿は見えなくとも、確かにそこにある湿度がエグい。正体不明のそれに抗えども
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.6

いや、完璧じゃないっすか。ファンムービーとしてこれ以上ない出来栄え。
映像表現は素晴らしく、ストーリーは爽快でテンポが良く、全体を通して小気味いい。要所要所にゲームをやっていた人間ならニヤリとする演出
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

前半と後半で別映画かな?って思うような素敵な飽きない仕上がり。明かされていく真実が三重になっててかなり好きでした。
特に前半のホラーな見せ方やカメラワークは大好物。後半の大立ち回りなアクション感も全然
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

4.0

実は全然観てなかったワンピース映画を観ようのターン。偏差値12くらいの、超デカくて強い敵vs麦わら関連オールスターズなノリはお祭り映画として最高に正しいと思う。
連載と違って100分ちょいの物語で敵の
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ノロイ(2005年製作の映画)

4.0

白石さんの映画めっちゃ好きだけど、ぶっちゃけお笑い的に愛してた部分が多い中で、これはモキュメンタリーとして異様に完成度の高い「あり得そう」な呪いの話。
ミッドサマーも呪詛も置いていかれそうな日本の古い
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.2

ヤクザ映画はかくあるべき、日本的ダークヒーロームービー。カッコよくてもどうしても映像的に古く感じてしまい勿体無い(と今は思ってしまう)仁義なき戦いを完璧に現代に蘇らせている。台詞回しも目線の切り方も恫>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

日本漫画史上トップ5に入るド名作を今更映画化する、製作陣の超えなければならないハードルの高さはすごかったと思う。
どうしても賛否両論出てしまうのは仕方ないことだとわかっているが、個人的には否のうちどこ
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カルト(2012年製作の映画)

3.8

いや、面白かった。前半はちゃんとしたモキュメンタリーホラーかと思いながら観てたら、後半一転、三浦涼介大立ち回りのドクタースリープよろしくな超能力ホラーバトルに。映像表現のチープさは低予算と時代性の問題>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.3

不安と恐怖感を煽り、時間の経過を現すカメラワークが抜群。ストーリーはシンプルだし謎解き的なカタルシスはないけど、いい感じの絶望感があってよかった。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.4

任侠の世界の渡世の絆、家族の契りって大好物なんですけど、正直期待ほどは……という感想でした、普通に面白いんですけど。綾野剛はシブいカッコよさと不器用さを両立してるし、現代におけるヤクザの肩身の狭さなど>>続きを読む

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.8

絵面の強さに惑わされなければ、一つの街で様々なコンプレックスを抱えながらも強く生きる人たちのよくできた、でもありふれた群像劇。ただとにかく絵面がハイパー強いので、全く別物を観ている気分にもなる。(物理>>続きを読む

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.3

もうドチャクソ面白かったです、モンスターパニックみ8倍盛りで、屈強な海兵隊たちがビビり倒してやられていく姿はある種のカタルシス。エイリアンの1番強いところは体液が超強酸なところだと思うんですよね、近く>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.6

観たっけ?観てなかったっけ?という映画個人的No.1だったので視聴。モータルコンバットの映画観る前にゲームのグロシーンまとめ見てたら11にエイリアンがキャラクターとして出ていることを知ったから、という>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.0

シンエヴァンゲリオン劇場版を前に再視聴パート3。最初に劇場で観た時の率直な感想は「なにこれ!?」全く新しい組織、キャラクター、概念がてんこ盛りで完全に置いてけぼりを食らってしまっていた。その後も何度か>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.1

シン・エヴァンゲリオン劇場版の前に再視聴パート2。駆け足だった序と比べ、レイやアスカの心情変化にもきちんと言及しつつ、アニメのストーリー+新展開を上手く盛り込んだ「こういうエヴァを待っていたんだ!」的>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.6

シン・エヴァンゲリオン劇場版を前に再視聴。序は、最初は特にスピード感が早いというか前アニメ未視聴だと取り残されそうな部分も多いが、やはりヤシマ作戦の熱さ、ラミエルの不気味さだけで観る価値はある。YOU>>続きを読む

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