うーらさんの映画レビュー・感想・評価

うーら

うーら

ゲームチェンジャー: スポーツ栄養学の真実(2018年製作の映画)

3.5

Cowspiracyに比べるとライトで見易い。
もともと菜食寄りではあるけど、タンパク質面では多少懸念していた面もあったのでエビデンスについても触れられていて安心した。

祖先の肉食説についても言及し
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美しき緑の星(1996年製作の映画)

4.3

1996年に製作されたものの
上映前に発禁となり、動画がアップされるたびに削除され続けたという本作。

2019年にようやくDVDが発売になったみたいだけど、当時では早すぎたということなのか。
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ザ・シークレット(2006年製作の映画)

4.2

書籍で出た頃から気になってたものの、なぜか手付かずだった本作。
いわゆる「引き寄せの法則」について書かれたものだけど、これは受け取り側のタイミングと合えばとても気づきが大きいと思う。

波はあるものの
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スプリット(2017年製作の映画)

3.2

ジェームズ・マカヴォイ、人格が切り替わる演技がリアル!
解離性同一障害の方を実際にお会いしたことがないけど、きっとこんな感じなんだろうな。
人格ごとに性格が違うのはなんとなく理解できるけど、肉体的な差
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

誰もが羨むような幸せな生活を送る主人公のハンターが徐々に精神が不安定になっていき、異物を飲み込む衝動を抑えられない〝異食症〟になってしまうというお話。

充足感を補うように異物を飲み込む行為がエスカレ
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ピクニック(1936年製作の映画)

3.8

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監督:ジャン・ルノワール
(印象派画家オーギュスト・ルノワールの次男)
原作:フランスの自然主義の作家モーパッサンの短編「野あそび」
撮影:1936年
公開:10年後の1946年
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年製作の映画)

3.2

ダニエル・ハンドラー(別名レモニースニケット)の全13巻の児童小説「世にも不幸なできごと」を映像化。

ストーリー的には、不幸満載で救いがないブラックファンタジー。

困難が訪れる度に発揮していく子供
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THIS IS ELVIS(1981年製作の映画)

3.7

エルヴィス・プレスリーの生涯を、生前のテレビ映像やプライベート・フィルムを中心に、再現Vを織り交ぜながら綴ったドキュメンタリー。

1950年代にR&B(黒人音楽)と、カントリー&ウェスタン(白人音楽
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.8

【信じぬくんだ。たとえひとりになっても】

コントロールされた世界、
そこに疑問を抱く者、隠そうとするもの

常識や善悪って誰が作ったの?
人の噂より自分の目や感じる心を信じること

行動を起こすこと
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.1

この時代に見てたら物凄く怖かったんだろうなー。
現代のホラーはほんと凝ってて面白いけど、こういう作品あってこそだよな。

今見ると血糊?がやたら鮮やか(朱色)だし、グラスに入っていた赤い液体、血?ワイ
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.5

実はキリストは結婚していた?
最後の晩餐でキリストの右隣にいるのは?

最後の晩餐の実物を見た時は、
へぇーこれが有名なあれね、
くらいに軽く見ていたことを後悔した。
次に見ることがあればこの映画を思
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

衆議院議員小川淳也を17年追ったドキュメンタリー。

監督は初めて小川議員に会った時
「これだけ真っすぐに『社会を良くしたい』と言える人がいるんだ」と衝撃を受けたそう。

また、ただただこの国を良くし
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

はぁ〜。
画も物語も絵画が動き出したかのような美しさだった。

とくにフランス貴族?の娘エロイーズ。
18世紀フランスからそのまま抜け出たような雰囲気を醸し出していた。

ミラノへ嫁ぐエロイーズの肖像
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アースリングス(2005年製作の映画)

5.0

新年一番最初に見た作品。
結構悩んだけど、色々思うところがありこの作品に。

想像を超える残酷な映像に何度も目を背けたくなったけど、
知らないと選択することすらできないし。。
無知こそ残酷なものはない
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

5.0

アリ・アスター監督の短編作品。

え、まって、地獄すぎるw
これが映画学校の卒業制作ってほんとですかw?
狂ってるし、ぶっとんでるし、、、なんでこんなの思いつくの??
この方の奇才っぷりに笑うしかない
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たまの映画(2010年製作の映画)

3.5

〝この映画は
今、誰も死んでいないし
今、再結成もしないし
今、何周年というわけでもないバンド
かつて「たま」だった人たちが
今に至った経緯と
2009年7月から12月までの活動の記録である〟

冒頭
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ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

3.4

ちょっとレトロでキュートな作品。
日本の80年代前半を感じさせる懐かしさがあった。

想像していたザ・ハッピーエンドみたいな感じじゃなかったけど、妙に幸福感に包まれる。

特にパン屋の男性が同級生へ宛
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.2

やっと観れた!
ミッドサマーでアリアスター監督の世界観に魅了されて以来、気になっていた作品。

家族の崩壊からの、始まりを示すとも言えるラスト。
全てはこのシーンのためだったのか。。

怖さでいうとミ
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メアリー女王の処刑/女王メアリの処刑/スコットランド女王、メアリーの処刑(1895年製作の映画)

3.5

世界初のホラー映画とされている作品。

また、映画史上初めてのトリック撮影作品とも言われているらしい。

ほんの20秒ほどの作品だけど、この映像が残っているだけでも感動。
当時観た人は本当に驚いただろ
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50歳の恋愛白書(2009年製作の映画)

3.4

なんとなく見ていたら、ロビンライト、ブレイクライブリー、キアヌリーブス、モニカベルッチと俳優陣が豪華でびっくり。

家庭環境に問題を抱え、破天荒な青春時代を送ってきた主人公ピッパ。
恵まれた生活を送る
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

題材となった「USエアウェイズ1549便不時着水事故」は2009年に実際に起こった飛行機事故。

「サリー機長の判断による、乗客全員の命を救った奇跡の物語」という描き方ではなかったのは、「奇跡後」の裏
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GOGO(ゴゴ)94歳の小学生(2020年製作の映画)

3.8

オンライン試写会にて。
ありがとうございます。

ゴゴは94歳の女の子だ。

学校に行きたくても行けなかった時代を過ごしてきたからこそ
教育の価値を痛いほどわかっている。

そんな90歳をすぎたゴゴが
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愛・旅立ち(1985年製作の映画)

1.0

マッチと明菜ちゃんが付き合うきっかけとなった因縁の映画らしい。

意味不明な宇宙空間での交信?から始まり、最後まで永遠意味不明w
いくらアイドル映画とはいえ、これは如何なの?

宇宙エネルギーあり、逮
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ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

3.6

前作「ALWAYS 続・三丁目の夕日」から5年経った昭和39年が舞台。

年頃になった六子の恋、
ヒロミと一緒になっても相変わらず梲が上がらない茶川、
茶川を慕う居候の淳之介は小説家への夢を捨てきれず
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.9

なぜか以前に続編は見ていたんだけど、一作目は初見。

この時代って今より不便なはずなのに、とっても豊か。
希望に満ち溢れてて、情に厚くて、まさに古き良き時代。
でもきっと今の時代も未来からみればいい時
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

先日TVでやっていて2度目の鑑賞。
やっぱり最強のふたり!
これが実話ということに改めて考えさせられた。
コメディタッチで描いてるけど、深いよなあ。

同情って悪い感情ではないはずだけど、表現の仕方が
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月光の囁き(1999年製作の映画)

3.9

久しぶりに邦画でグッときた!
性的な描写もあるけど、精神的なSM。

序盤は、なんだ高校生の青春映画かとがっかりしそうになっていたら、ちょっとなんなの、めちゃくちゃ面白いんですけど。




<以下ネ
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誰が私を殺したか?(1964年製作の映画)

3.8

ベティ・デイヴィスが双子の姉妹イーディスとマーガレット二役を演じ分けた犯罪ミステリー。

もしセリフがなかったとしても理解できてしまうほど饒舌なベティの目の演技。
素晴らしすぎて画面から重い圧を感じた
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いちご白書(1970年製作の映画)

3.6

アメリカンニューシネマの中でも代表的な作品。

当時コロンビア大学の学生だったジェームズ・クネンが19歳の時に書いたノンフィクションで、1968年に大学内で起こった学生闘争を描いた作品を映画化したもの
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なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

4.0

懐かしい!
10代の終わりに友達と暮らしていたころ、彼女のセレクトでレンタルして観て以来。

内容はうろ覚えだったものの、テーマ曲の「Sara Perche Ti Amo」だけは鮮明に覚えていた。
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.3

のんびり観れる作品だけど、へえ!というトリビアが詰まっていた。

・舞台となったドームふじ基地は、昭和基地からさらに1000キロ内陸、標高3800メートル(富士山より高い)、平均気温-54℃、気圧は日
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真実(2019年製作の映画)

4.1

何気なく見始めたんだけど、かなり好みな作品だった。

事実は1つだけど、真実は感じ方や捉え方によって変化する。
家族の問題に正解も不正解もないもんね。

こういう明確な答えのないテーマってシンプルだか
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いつくしみふかき(2019年製作の映画)

4.0

2019年の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」観客賞受賞、その他も多くの映画祭で高い評価を集めた作品。

友人が出演していて、今回のアンコール上映後の舞台挨拶にも出るというので観に行った。
舞台
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恋する女たち(1986年製作の映画)

3.0

原作は氷室冴子氏。

斉藤由貴と高井麻巳子(秋元康の奥様)が可愛すぎ。
小林聡美はこの頃から演技派!そして変わってない。
アイドルと侮ってたけど、斉藤由貴も演技うまいなあと思った。

原作も読んでみた
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.6

ついさっき日本映画専門チャンネルでやっていたので鑑賞。
政治ネタにも関わらず難しいことが一切なくてコミカルw
さすが三谷作品!
キャスター役の有働さんが面白すぎたww

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.6

公開当時に観て以来、久しぶりの鑑賞。

一見幸せそうに見える普通の家庭が崩壊していく過程を描いていて、なんとも後味が悪いのは印象変わらず。
リストラ、小児性愛、ドラッグ、同性愛、不倫、盗撮、虐待・・・
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