Roygbivさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.7

もうありきたりなんだけど、もうすぐ死んじゃう病気の女の子ってのはどんなに既視感のあるストーリーでもすごく涙腺にくるんだよな。悔しいけど3.7

(2017年製作の映画)

3.8

最後まで「水崎綾女」の名前が出てこなかった、昔好きだったのに。
永瀬正敏の鬼気迫る演技がすさまじい。この人ほんとに目見えているのか?

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

国際線の中で見たらなかなか怖かった。ストーリーはありきたりなのは仕方ないか。

お父さんと伊藤さん(2015年製作の映画)

3.5

レヴューを見ていて、こういう難しい性格のお父さんって、わりと多いんだなと安心した。笑
いつかは向き合わなければならなくなる、両親の介護。いろいろ考えさせられた。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

流行りの。

言葉にはどうしても定義があって、その範疇のものしか表現できないっていう特性があるから、コミュニケーションで大事なのは言語化することよりも、伝えようとする意志と行為そのものだったりするよな
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パターソン(2016年製作の映画)

3.8

時々流れるアンビエントが睡魔を誘ってくるから、常に夢と現実の間を行き来しながら見てた…。愛し合ってるけど心を開ききってない、そんな印象の2人と生意気そうな犬のありふれた日常。

やっぱ外国の人って、日
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.8

自然・動物・祝祭ではしゃぐ人々を描かせたら右に出るものはいない、クストリッツァ。ずっと見たい見たいと思っててようやく見られた。今作もぶれずに、ありのままの自然とファンタジーとの境界を曖昧にした絶妙なス>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.6

続けざまにランティモス。ゆるめのハネケ風作品の籠の中の乙女とは違って、こっちは面白かった。ランティモス流の純愛ラブストーリー。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.4

史上最悪レベルのダンスシーンが最高だった。キネカ大森のランティモス特集(?)

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

これはもう、ひねくれてる自分が悪い。

音楽がもつ表現力の素晴らしさには、何度も鳥肌がたった。一方ストーリーとしては基本的にハッピーエンドの押し売りで、全てのストーリーラインがめでたしめでたしだし、悪
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

久しぶりにここまで映画に没入した…アメリカの歪んだ風景をまざまざと見せつけられた感。一人で見てよかったのかもしれん。どんな暴力シーンよりも、劇中様々起こる事件に胸を痛めて登場人物が感情を昂らせるところ>>続きを読む

八月の鯨(1987年製作の映画)

3.7

老人映画っていいね。岬から見える海をみて、銀貨を散りばめているよう、だなんてロマンチストにもほどがある。あんまり期待してなかったけど、起伏のないストーリーからのちょっとしたほっこりが生まれるラストに、>>続きを読む

青い体験(1973年製作の映画)

3.5

青かった。

あのどすけべな男の子がこの1年後に亡くなってるってことを知り、ちょっとしんみり

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.5

大阪と東京の、公開タイムラグ本当にやめてほしい。

学生時代にカウリスマキ映画を見漁った身としては、リアルタイムでカウリスマキ映画を見られるというだけで感無量。かつて彼の映画を彩ってきたカティオウティ
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.6

やっぱファンタジー苦手だなあと思いつつも、英国の、精神病患者に対する隔離、ロボトミー治療などの非合理的な対策を連想させるシーンが時折あって、時代の背景や事象を思い出しながら興味深く見ていた。暗黒の歴史>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.6

ほんの数秒だけど、港の近くを二人乗りバイクで走るシーンが良すぎた。素直におもしろい

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.7

未来のロサンゼルスがオリエンタリズム全開の風景で興奮した。非情と思っていたレプリカントが最後に優しさを垣間見せるシーンが印象的。思い出すほどに味が出てきて、こんな昔からこの映像クオリティ、というところ>>続きを読む

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.9

この中2感がくせになる…傑作だなあ。最後のシーンだけ要らない。

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.0

感想:「まじかよちょっと森のなか入ってくる」

ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.7

ライクーダーがサントラ監修ってだけで胸熱。サイレントなシーンが全くなかった。主人公の腕っぷしの強さと度胸がただただカッケェ…

アレックス(2002年製作の映画)

3.6

映画の一番最後に流れるはずのスタッフロールが映画の始めに、しかも徐々に傾きながら流れていくあの不快感…。常識に安住するなとはよく言われるけど、映画とはこうあるべきという自分の中の枠を1つぶっ壊された気>>続きを読む

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.3

神戸アートヴィレッジにて。音楽コンクール「タレンタイム」の開催に端を発し、揺れ動いていく登場人物たちの人生。ディスコミュニケーション。笑いあり涙ありの、あったかい映画。
ヤスミンの名は知っていたけど、
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ジプシーのとき(1989年製作の映画)

4.1

こういう映画を見たとき、映画が好きで良かったと思える。
中盤、主人公の顔がギラつきだすのと同時に理想が徐々に崩れていって、ラストまで彼が報われることはない。いろいろなオマージュが隠されてるから難しくて
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

スタイリッシュな映画。追う追われるの関係で常に追われる側が優勢な展開の映画はクライム映画の定番だから、安心して見てられた。何も考えずに見てもおもしろいと思えた、ポップな作品(それゆえ、どのシーンにもと>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

3.7

まさに「病魔」。ホラー映画に分類される作品ではないけど、目に見えないものと戦う少女とそれをただ見つめるしかなく、徐々に憔悴していく両親には言いようのない恐怖が付きまとっていて、こちらにまでそれが伝播し>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.5

負けん気強くて自由な女性、というキャラクター像がものすごく好きで、それを演じるのがヘップバーンだから、この映画はおれ得でしかない。チビデブメガネ出っ歯な日本人で悪かったですね!

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.7

ジャケットだけ見たらただのゲイ映画。ベテラン海兵が罪を犯した若手海兵を刑務所まで輸送するうちに絆を深めていく、ロードムービー的な映画。
ベテラン2人との出会いで人生の楽しみかたを少しずつ学び、成長?し
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トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.9

久しぶりのキェシロフスキ鑑賞だけど、今まで見た作品以上に優しい愛に包まれた映画だった。トリコロールようやく全制覇。時間はかかったけど赤で終われたので、満足感がものすごい…。本当に疲れた時は人間への優し>>続きを読む

キッチン・ストーリー(2003年製作の映画)

4.0

もう、始まって2分でこれは好きな映画だと確信。カウリスマキ映画を見てるかのような、ちょっとシュールな社会的弱者のホッコリ映画。女×女や男女間でこんな純粋な友情って生まれるのかなってちょっと思った。
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フットルース(1984年製作の映画)

3.5

一般教養として。ダンス始めようかな。

この年代のこの手の青春映画を現代の人間がみると、アメリカンドリームの儚さが逆に際立って見えてしまって、鑑賞後に残る寂しさがものすごいよね。