Poccaさんの映画レビュー・感想・評価

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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.7

意外とほっこり系。
ギリ子供と観れるかなというライン。ラインを超える部分は子供にはわからないだろうから。
IUが可愛いです。

市子(2023年製作の映画)

4.0

彼女は普通に生きたかっただけだったんだなと。犯したことが許されるかはさておき、彼女はその生い立ちに静かに抗い、絶望と希望と諦めの間を漂いながらこれからも生きていくのだろう。

杉咲花がハマり役。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.3

アルコホリックの話(抜け出したいのに抜け出せない地獄的な)かというとそうでもなく、使い方を誤った影の部分も淡々と描かれている点でリアルな感じがする。
デンマークってアルコール度数低いお酒は16歳から買
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

くすくす笑えるコメディ。歌のシーンが多い点や、ムードがディズニー感ある。
軽い気持ちで観れるし、チャーリーとチョコレート工場に繋がってる感じが良い!

俺の過ち(2023年製作の映画)

3.7

豪奢すぎて逆にチープな感じなんだけど、各位の容姿が美しくて何だかんだ最後まで観た。

クレイジーリッチの、知性抜いてアクション要素足した感じ。(好みなのはクレイジーリッチ笑)

ラウンド・ミッドナイト(1986年製作の映画)

4.2

オススメしてもらって観た。ジャズは全然詳しくないのだけど、残酷なことに、依存症に苦しんでる時の音の方が渋みがあって好きだった。後半は繊細な感じだった。

デイルの発言も印象的だったな。
海を眺めながら
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別れる決心(2022年製作の映画)

2.5

飛行機の中でうたた寝しながら観たのであんまり記憶にない...し続き観たけど記憶にない...

王になった男(2012年製作の映画)

3.8

世は情け。情に厚い人はかっこいいね。先にgiveしてなんぼ。

ただ、狡猾側が弱すぎて張り合いが物足りなかったかも。私が悪者ならもっとうまくやる。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

グロ注意だけど愛の話。
ティモシーシャラメが相変わらず眩しい。(終盤、バスタブで血に塗れた赤髪が窓から刺す光に反射して光っているシーンが印象的。)

愛が執着に変わったり、恨みに変わったり、あるいは愛
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.2

好き。暖かくて柔らかい秋の話。不思議なんだけど、私も、そして多くの人が空想したことのあるような話だと思う。
かといってありふれた感じではなく、会話の一つ一つが秀逸なんだよな。

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

4.0

これはコメディ。アトラクションとの対応がしっかりあって楽しく見られた。
亡くした人は自分が幸せに暮らすことを望んでいるはず、というメッセージは観る時に観れば励まされそうだね。

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.0

ながら見だったけど面白かった。クスッと笑えるし絵も綺麗だし良かった。(超他人事)

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

3.7

入り込みはしないけど、シュールでクスッとできる。
都会の女性、ファッションと柔軟な感性が魅力的。
田舎の女性の方は自分に似てて好きになれなかった(どうしようもう無理だってすぐキャパってしまうところとか
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

シリーズはどれも観たことなかったけれど機会に恵まれて鑑賞。
ディズニーシーのアトラクションにずっと乗っているような、手に汗握る感覚。たのしかった!

あとマッツミケルセンがあまりにもまぶいです。ありが
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.0

軽い気持ちで観られる。夏っぽくて爽やかで、マリオンとポーリーヌが綺麗。
男性陣はよくわからなん。

夏のノルマンディいいな〜ライラック色のお花が綺麗だったけど何て名前の花だろう。日本では観ない気がする
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紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.3

マリリンモンローの演技を初めて観た。
色っぽ〜
ローレライはドロシーがいて良かったね。いなかったら大変なところに行き着いていたかもしれない。
あと愛人への発言ほど無責任なものはないね。愛人に限らず、責
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怪物(2023年製作の映画)

4.3

其々が守りたいものとか孤独とかを抱えてて、そのために嘘付いたり不都合な物を怪物のように捉える。「この人が怪物かな?」と思われる人が話が進むにつれてコロコロ変わる。結局は誰もが怪物であって、それが人間な>>続きを読む

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

コメディのつもりで見たけど私にはあまり笑うポイントが分からなかったな。
名刺自慢はポケモンみたいな感じかな?って可愛かった(半ば冗談ですが)

会話が表面的で差別的な表現(恥を知れ)、完璧への病的な執
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.2

壮大。3時間は長いけど観てよかった。

人の愛を失ったらもう返ってこない。バトラーは戦火を潜り抜けてくれたり行動で尽くしてくれるあんなに素敵な人なのに。。一方アシュリーは、言葉では匂わせておいて一緒に
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.0

やはり好き。
車の中で歌うシーン(当然Spotifyのプレイリスト入り)と、窓の外から2人が見えるシーンがお気に入りです。

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K 完全無修正版(1975年製作の映画)

3.5

ジェーン・バーキンが魅力的だな〜
彼女がje t’aime って何度も繰り返してるシーンが切なかった。早く返事して!って。
本当はそこに愛はあったのね。唯一でなくても。
そして口から出た言葉は二度と帰
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.7

政治への風刺と教訓(因果応報)、人を矯正させることの難しさという意味で刑法とかに興味がある人には刺さるのかな?と思った。

特に悪い人として描かれてない人でも、不自然な笑顔が浮かんでたりして気味が悪か
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はちどり(2018年製作の映画)

3.7

上映当時から気になりつつも観れてなくて、プライム終了直前と知り滑り込みしたけど良かった。個人的には人生の時間がある、思春期後半に観たかったかも。

仄暗くて穏やかな雰囲気。あらすじはシリアスなんだけど
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.4

全体的に漂う不調和感とか、色んな人の顔が高速で切り替わってわーってなるところとか、最近見たエブエブみを感じた(こちらの映画の方が先だけど)
西洋と東洋では人の命の考え方が違うとあったけど言われてみれば
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.4

すごくすごくよかった。精神が分裂するシーンとか、時折悪夢で見るようなシーンや地味に不快なシーン(机の裏に貼り付けられたガム食べるとか紙で手を切るとか)があって具合悪くなりそうだったけど笑、いろいろと示>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

将来ないとも言い切れないような話。

孤独だけが人生だ、とお年寄りの方が言うとリアル。絶望というよりも受け入れるよな。
御涙頂戴もなく、隣に人は居ても人生はずっと形を変えて孤独であるという事実をしっか
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.3

教養のないミーハーなのでこちらの映画のが先なのにDittoってnew jeansじゃん!ってなった。
それにしても昔の銀行とか企業の送金セキュリティってこんなもんなのかな。ガバガバすぎて苦笑してしまっ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

衝撃的すぎて絶句した。ラストシーンで息ができなかった。
こんなに言葉を失うような映画は久しぶり。

絵画的で美しいのは、まず先に置いておいて。

終始不安な気持ちになる(いつでも「残念、騙されましたね
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ワイルドキャット(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

狙い通りヒーリングものとして良かった。
自分の傷とどう向き合うか、他人の傷を癒せるのか。
傷が完治することは難しい。近い人にどんなに肯定されても、結局は自分で赦せないと救われない。親に「お前がやってい
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.1

侮辱されたと感じる時、(実際にその場合もあるけれど)そうでないことも結構あるんだろうな。夢のことを無理だと、不相応だといった侮辱は全くしていないのに(普通にそういう夢があるのかと質問しただけ)、された>>続きを読む

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