ちぇりさんの映画レビュー・感想・評価

ちぇり

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バトルシップ(2012年製作の映画)

3.5

何も考えずに引き込まれて気づいたら終わってた。それはそれで疲れた頭にはよかった。

Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)

4.0

ソ連時代のエストニアで生きたカップルの実話がもとに。
同性愛が認められないのはシンプルによく分からないし、この映画で描かれていることが今のロシアでも起きているのが怖くて悲しい。さらに恐ろしいのは、ロシ
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.5

西島秀俊フィルターかかってるとおもうけど、純粋にほっこりした2人の関係性が素敵やなぁと

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.3

なんか、すべて、良かった。
人間の本質を丁寧に描いている。自分勝手で弱くて自己中心的で利己的で。子育ては免罪符って、一見悪い印象を与えがちやけど、ある意味本質をついているような。誰にも見せられないダメ
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.5

好き。ストーリーはもちろん、特に音の描き方がとても良かった。調べてみたら、究極の聴覚体験と評されているがまさにそう。耳が聞こえる人たちが聞こえている世界やろう者の世界、機械を装着して聞こえている世界が>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.0

はかなさと狂気の狭間で揺れる繊細なエロスを描くための映画?と思いたくなるような。ナタリー、ミラ役、監督3人のバレエを含めた演技は素敵やった。(話はつまらない)

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

職業柄、この手の映画は全部おもしろく思えてしまう。性的搾取の問題なんて、掘っても掘っても尽きないでしょう。これに限らず、実名をもらうのが難しい取材をできるようになりたいし、きっとあるであろう女性だから>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.0

詩的な歌詞は妄想に委ねるほうが美しいことが多々あることを再確認。映画にするとオチがわかってしまうしなんか途端にB級になっちゃう気が〜

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.0

これが、人情やカリスマ性によって美化されるのであれば相当やばい気が。地方やばいよっていう一例に過ぎないし、医療に限定しても、普通に医療事故に繋がりかねなくて怖い〜。以上。(地方を知らない人間が偉そうに>>続きを読む

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

4.0

歴史と美術を浅学ながらも好きな人には、とても面白いエンタメかと。スカーレットヨハンソンの演技力の高さがずば抜けてる。中世オランダの日常をアートに描くファンタスティックな作品!

セッション(2014年製作の映画)

4.5

狂気の極み、最後のセッションは圧巻。音楽そのものも、良き。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

好き!ビルがとにかく良い人だし、働く強い女にも人間らしさがあるジェームズも素敵やし、アンハサウェイがプラダと真逆なのも面白かった。この2人を足して2で割ったような人になりたい〜

浅田家!(2020年製作の映画)

3.5

重くなりがちなテーマを軽やかに伝える映画。事実ベースというのが驚きやし、浅田さんのモデルになった方の生き方が素敵やなと思う。震災伝承映画のなかで重くなりすぎない数少ない映画。

家族っていいなぁ。

余命10年(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

泣かせに来てるなと思いながらも、それ以上に泣いてもうた。

余命10年。いつ死ぬか分からない。そんな時、あなたはどう生きますか。

2年前、朝起きたら戦争が始まっていた…。3ヶ月以上残されていた留学生
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

壮大な自然のなかで/とともに、私たちがひとりひとり、生きたり幸せになったりすることの意義を考えるきっかけを与えてくれるような映画。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.5

2024年3本目

純粋に面白かった。記者になるからにはこういうの、1回は経験したい。政治を動かすスクープや、報道の自由に関する報道、同業他社と協力する報道とか、やっぱり憧れる。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2024年2本目

赤ちゃんもお母さんも責めないでよね…誰も悪くない

重めの社会派映画なのに、穏やかな町で美しく、出てくる人も人情と人間臭さがあるから、すっと引き込まれる。本当の悪人なんて1人もいな
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

2024年1本目はこちら

生きやすい社会とか正義とかってなんやろう

阪神タイガースTHE MOVIE2023-栄光のARE-(2023年製作の映画)

3.5

阪神の中の人の顔がよく分かったのは面白かったけど、うーん、日本シリーズがあっさりしすぎてる😢

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

一才の違和感を抱くことなく、実写で、子供の頃に夢見たような世界に引き込まれていった。個人的にストーリーは可もなく不可もなくというところだが、上品なジョークが効いた大人と子どもの要素がミックスした世界観>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.2

「恋に仕事にがんばるあなたへ贈るゴージャス&ユーモラスなサクセスストーリー」っていう紹介文に尽きるような。シンプルに好き。(恋に)仕事に頑張る新人記者をやっていく中でしんどくなった時に、この映画に立ち>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

音楽と車とダークなコミュニティーが作り出す世界観とその映像美はとてもよかったんだけど、どうしてもアクションが苦手というか。完全に好みの話になるけど、もう少し母娘の関係性が丁寧に描かれていたらよかったな>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

何が幸せか分からないけど、家族と音楽って素敵やなぁって

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

3.5

平成の邦画の映像美って感じはした。現実味のある生活感のなかで、かなり非現実的な設定だったから、無になってしまった。新海誠の美しいアニメでこれ見たい。

COLA WARS / コカ・コーラ vs.ペプシ(2019年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリーとしてのセンスを感じるけど、それ以上に素材が強すぎる。

全然関係ないけど、この、ポスターのコーラが原爆に見えて、なんか不快なのは私だけかしら。

長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

3.8

シンプルに楽しかった。
なんだろう、どこかで否定していたけど、
多分アニメーション向いているタイプな気がする。現実ではないって切り離せるから。実写の(ラブ)コメディやミステリーだと、「そんなわけねえだ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.3

鳥がキモすぎて、久石譲の音楽がよかった以外の感想がない。多分、60%くらいしか理解できてない。

マリウポリ 7日間の記録(2022年製作の映画)

4.5

大切な記録。

戦場は敢えて一切描かなかったのかなと。でもそれが、私たちが思う「戦争=ドンパチ人殺し」という怪しい方程式に問題提起をしているような気もした。

爆発音は時計の針がチクタクとリズムを刻む
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北のカナリアたち(2012年製作の映画)

3.0

絵が美しい
…なんか悪い私全開の、感想と言えない感想を。

①しばらく恋愛なるものをしていないので、
愛とか恋とか分かんなくなっている。人の生きづらさを描いたとしても、所詮不倫アウトやろ。それ以外の感
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チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー(2020年製作の映画)

4.5

同性愛がロシアでも禁止されたことで、
ロシアにも「ゲイやレブビアンが存在しなくなる」から彼らへの差別さえもいよいよロシア全土で存在しなくなるのね。ナワリヌイの暴露ドキュメンタリーより言葉を失った

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.5

まるちゃん良い子すぎるし、純粋に感動して
あたたかい気持ちに包まれて泣いちゃったーーー😭今の時代に欠けている、昭和の温かさっていうやつなのかな🧡

ちなみにいつもガラガラなシアターが満員でした。

戦争と女の顔(2019年製作の映画)

4.5

原作とは構成は全然違う。
戦後に特化しているから戦地での残虐なシーンは少ない分、戦争が女性狙撃兵の人生に与えた影響が静かに描かれている。
だから、タイトルに関しては、邦題の「戦争と女の顔」よりも「Ды
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ガザ 素顔の日常(2019年製作の映画)

4.2

私たちが知らないガザがそこにはあった。
社会問題が語られるとき、国単位でのマクロな視点から語られることばかりで、その地にたまたま産まれたことで、国単位の複雑な事情に苦しみ、普通の生活を望んでいる市民の
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.5

今を全力で楽しむ生き方って本当に眩しい。
そう生きている本人も、その人生の相棒も、そして周りの人も心温まる生き方。
誰かのために生きているより、純粋に自分のために心から楽しんで生きた方が、結局はより多
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