焼きさんの映画レビュー・感想・評価

焼き

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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.3

最近は活動家をトラブルメーカーとして描く事がめっきり増えたね。思えばロストワールドから、正義連のやり過ぎ感は表現されてたね。

アオザメ人気。ディープブルーといい、環境の変化に強い性質でもあるのかな。
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

2.7

わかってた事だけど…お金の掛かったB級サメ映画。
そもそもノリの軽いB級サメ映画はそんな好みじゃないし、なんならアニマルパニックが好きだからこそ、厳しめに観ちゃう。
コレは何がしたかったのか、何を見せ
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.4

ビジランテ、仕事人もの。
読書好きの設定、大好き。独り身にはズドンと来るんじゃないかな、このキャラクター。
敵のボスと、中盤から絡むシーンなんか暗記するくらいに好き。「われわれ?われわれとは?」
過程
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

4.1

法廷もの、大好き。とりあえず頼んじゃうポテトサラダくらい好き。
役者陣が素晴らしいし、淡々と、冷酷に、ゆっくり進んでいくストーリーは、胸糞悪さより居心地の良ささえ感じてしまう。何度流し見している事か。
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.4

この監督、底なし沼が大好きみたいで、ボーダーラインの脚本もやっていたんですね。
砂漠と雪山、メキシカンとインディアン、ちょっととぼけた女性FBI。重苦しさも似てる。ただし、抗う主人公たちを描いたあたり
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アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)

3.1

当時、ベースメントジャックスがサントラを担当したって事で気になってたB級モンスター映画。
いまいちパンチが無いけど、子どもが頑張る映画とか、イギリスの世相を考えると少し変わって見えてくるものがあるかも
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

2.7

話の流れは嫌いじゃ無い。ただ、脚本なのか、演出なのか、絵もキャラのやり取りもたどたどしくて勿体無い。シナリオありきのキャラ描写、仕方ないのかもだけど、もう少し掘り下げとか描き込みが欲しかった。夫婦の関>>続きを読む

キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.1

やりたい事をしっかりやりきった感…!
クライマックスのサメ?クジラロボはフィギュア化すれば需要…ないか。
カブトガニを英語でクラブとしか口にしてないのが意外で、ちょっとググったら、正しくはホースシュー
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.0

好きなジャンル詰め合わせなのは好印象なんだけど…いまいち乗り切れず。
アクションシーン、あからさまに作画監督変わったかのようなタッチになるのは、まぁ良いとして、敵となる邪悪な者の、理屈が弱いというか定
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.2

冒頭から鏡を使ったワンカットのキャラの掛け合い、素晴らしいね!続いて特急列車の座席越しの撮り方。絵コンテを作ってから撮影してるんだろうか、その場の思いつき?…まさかね。

思わせぶりな展開、劇伴、クラ
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エクソシスト3(1990年製作の映画)

4.2

恐怖に真摯な姿勢のある映画は大好き。
なんか、キューブリックとキングのオカルトに対する認識の違いが、ひょっとしたらフリードキンとブラッディにもあるのかもしれないって思った。

物書きがメガホンを撮ると
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オーメン/オーメン666(2006年製作の映画)

2.3

まんまリメイクなのはわかる、冒頭に死のピタゴラスイッチを持ってくる辺り、ファン心理を掴んだろうという心遣いがあるとも言えるかもしれない。
ただ、大事な事を間違えている。ピタゴラスイッチはクライマックス
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ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

3.7

ラジオDJと学生電話交換手のタッグが可愛らしい。働く女の子は素敵だね。地味ながら、上手いんだろう、吸引力がある。
「車なんて乗らないもの!」走る、走る、地味に走る。素敵。
掘り出し物見つけたなって気分
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.9

改めて視聴。
パラマウントのマークから山の映像に切り替わる。探検家たちが吹き矢やらジャングルの厳しさを慄く様を描きつつ、ピストルを取り出す裏切り者。それを鞭でいなす男、ここで主人公インディ登場。鞭を使
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.6

見せたい絵も決まってるし、世の中どうなろうと、未来ある子どもにとってはフレンズ最終回がやっぱり気になるオチ、も素敵だし。
消化不良感はあるけど、細かい伏線に気付いてないだけかも。バカだから人間が嫌いで
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ラスト・エクソシズム(2010年製作の映画)

4.2

シナリオは昔から良くあるB級ホラーなんだけど、(悪魔の追跡とか、最近だとヘレディタリーなんかそのまんま)とにかく主人公の牧師、大好き!
主人公は神様なんか信じてもなく、子どもの頃から口が達者、ペテンま
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.1

冒頭からスムーズにキャラクターとそのバックグラウンドを説明、心地良い居心地の悪さと、演じているのがトム・クルーズ、最高!
で、トライポッド出現。絵コンテ、編集、この映画をバカにするヒトは、ここまで上手
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ナイトティース(2021年製作の映画)

3.7

ノリが良く、吸血鬼ものへの切り口が比較的斬新なので、楽しんで受け入れられる。頑張って欲しいし、未だにヴァンパイアものの需要があるのはどうしてなんだろうかと。魅力って何なんだろうって考えたいね。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.0

演劇っぽいと思ったら原作がそのようで。
冒頭の掴みは無茶苦茶良かった。
しかしなんで、ミクロからマクロへと展開していく様は、少し政治的思想的なものを感じてしまう。ミクロでもっと楽しめたのになぁって。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

江戸末期にゴジラが現れたら…なんてネタを考えた事があったけど、設定、主人公の境遇、これだけは100点満点だと改めて思う。
セリフ回し、省略したら格好良いのにとか、色々気になるところはある。冒頭のジュラ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.4

設定を変えたチャイルドプレイだよね。可愛さと動きはとっても良かったです。
この手の物語はたくさんあって、リンクとかもこの系列なんじゃないかって。制御出来ない恐怖。ラストは少女が犠牲になるか倒すかしかな
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ラン・ラビット・ラン(2023年製作の映画)

3.1

オーストラリアの広大な絵面と音楽が素敵。オーストラリアの監督は霊とか生まれ変わりとか好きみたい。アメリカとは違う進化を遂げたんですかね。

姉妹の物語をなぞるような母と娘、叔母。
いろいろとミスリード
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ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

3.5

物凄く手間もお金もかかったろうなって映画。その辺がフレンチホラーっぽい?
水中のお化け屋敷ってアイディアで勝ちでした。ただラスト、彼らが歩きすぎ。一瞬のカットだけでは客は満足しないものなのか。最後の説
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ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

3.0

途中何を見させられてるのかわからなくなる感覚こそがハラハラドキドキ。マヂで青春シーン、イラネってなったw
脚本家のクレジットがいつもより二人も多い、まるでエイリアン3…なんか察してしまうではないか。終
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スマイル(2022年製作の映画)

3.3

ビジュアルは良い。イットフォローズみたいな感じかと思わせといて、日本版リングをかなり意識してるんでないかな。死体の出し方と言い、カラクリを解明するくだり、元彼が頑張るくだり。
主人公のトラウマ、恋人、
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テルマ(2017年製作の映画)

3.6

北欧ホラー?エイフェックスツインの音楽がすごく似合いそうな、静謐な進行。ビックリもドッキリもない、キャリーでもない。クローネンバーグ味もある。音楽、ハワード・ショアかと。違ったけど。
唯物論に感じられ
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.3

設定良し、ツカミバッチリ、キャラも立ってる!どんどんキャラの魅力が浮かび上がってくる様は、ホント良質な映画なんだなぁって。演技の上手さも存分に楽しめて、世界観に浸かりたくなってくる。ビックリするくらい>>続きを読む

バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.9

インチキ霊媒配信中に本物が憑依しちゃってネタ。
主人公が真っ裸になって懺悔するたび、仲間が解放されていくくだりは、とても面白い。お前こそ主かとツッコミを入れたくなる。
アモンやらサタンやら、大物が登場
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ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022年製作の映画)

3.1

メルギブソンのキャラとセリフと吹き替えが癖になっていく。いっそこのキャラを生かしたシュールギャグがみたい。
どんだけ抜けた演出なんだよと感じてた終盤、どんどんどんでん返し。
こういうのはヒトツデジュウ
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AWAKE(2019年製作の映画)

3.1

ふたりの主人公に幼い頃の邂逅を足したのはわかるが、そのふたりの肝心要のドラマ、勝負における葛藤が深く描き切れてないのが勿体ないって感想です。

いっそドキュメンタリーのほうが見応えのある作品になったの
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.3

女の子の裸見放題、素敵。
星新一とか世にも奇妙な物語みたいなショートショートなんだけど、アンドロイドを登場させる物語を、どうして人間は描くのかと言うかという命題を考えさせられるものにはなってる。

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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.4

クライマックスの素敵なマトリョーシカシーンが見もの。羊膜が無いのが残念!

この監督、とにかく絵は綺麗。男女関係を描くのが好きなんだなって。

ミサンドリーが過ぎる過激な映画とも取れるけど、自分の感想
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

ホントに注文の多い料理店。
レイフ・ファインズは影のある敵役ばかりになってしまった

ps梅干しと絵文字の言い間違い、セレブはどっちも知ってるんだなって

シルクロード.com ―史上最大の闇サイト―(2021年製作の映画)

3.1

キャラが立つ演出が程々あって楽しんで見れた。どこまでが実話なのか知らないけれど、もっと演出して良かったかも。
懐かしい感じの静止画、来るっ来るって感じで癖になりました。

空の大怪獣Q(1982年製作の映画)

4.1

かなり凶暴なケツアルカトルが出るのが良!
シナリオの流れも、見せたいシーンもしっかりやってくれてる、もっと評価されるべき。