このレビューはネタバレを含みます
「過去を捨てても、過去は追ってくる」
この言葉が何度か出てきて印象に残った。
登場人物たちの過去の後悔や苦しみに囚われ、もがき続ける状況がこの言葉に詰まってた。それとは別に偶然の出来事にも着目されてて>>続きを読む
主人公の現実と空想が交差してるけども全部空想なのでは?と思うぐらい現実も騒がしい。ずっと人混みの中でいる感覚になった。
237分もあるのに最初から最後までノンストップで面白いのわけわからん。聖書の綺麗な文章で綴られるような愛ではなく、人間のドロドロした醜い部分を曝け出したまさに愛のむきだし、めちゃくちゃ刺さる。
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悲しみに明け暮れるシーンから速攻吹っ切れて新しい未来へ!てな感じにて終了。気分変わるの早すぎてエンディングになった瞬間こちとら取り残された感覚になり、ちとシュールで笑った。
メッセージ性が強くて考察を見てなるほど!となった。ホラーみたさにみるというか、人種差別をテーマにした映画の中でも面白いという印象。
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孤独や悲しみが似合ってしまうルイの美しさ。レスタトの魅了される気持ちが分かる。でも、クローディアとルイの関係性が好き。
てかヴァンパイアが夜の映画館でスクリーン越しに朝日を浴びる状況が面白かった。
幽霊になった姿が可愛いマスコットみたいで、ぽつんと眺める姿がシュールだった。世界観が刹那的で好き。
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クソみたいな言い合いばっかりだったけど、
「東へ行く?」
「南はダメだった」
「東と西ではどっちの魔女が怖い?」
「オズでは西の魔女だった」
「じゃあ東だ」
このやり取りは好き。
この作品は自分の中ですごく衝撃的で記憶に強く残ってる。ふと思い出して久しぶりに観たけど、やっぱりラストのシーンが震える。
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久しぶりに会った友人の変わった姿に対するいろんな想いが哀愁漂う表情から伝わる。それでも自然の景色の効果で心地良い寂しさを感じた。
『悲しみは使い古した喜び』
このセリフよかった。
この作品がこれから先も消えることなく、たくさんの人々に知ってもらえますように。