粥さんの映画レビュー・感想・評価

粥

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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.7

ちいさな孤独をひたすら壮大に描いているのがよかった、カメラワークが穏やかでかなしい

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

有害な男性性から解放してくれるのは包容力のある女性ですってか、というのが9割でムカついているが、ルークの存在がギリギリそういう話ではなく、残された者が加害被害の関係性の先でどう在り続けるか、という話に>>続きを読む

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.3

隠喩としての「容姿が毎日変わる」設定、無垢に愛し愛されることができたならという祈りと皮肉をかき集めたハッピーエンドがことさら暗澹たる気持ちにもなる、遺伝設定から"結婚"/"家族"へ、という繋ぎ方はかな>>続きを読む

冷たい水(1994年製作の映画)

3.6

クリスティーヌに差し伸べられる手とジルに差し伸べられる手の強さの対比がしんどい

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

奪われ損なわれたものは二度と戻らない、という悲しみについて。『デダリュス』と本編が、ミステリという体をとった代え難い喪失の物語である、という重ね方が旨みポイントですよね〜みたいな感じ。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

あ〜〜〜〜〜、ね、みたいな瞬間と、うわ〜〜、あー、そうなっちゃうよね〜みたいな瞬間が続々と

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

2.5

滑らかにタガが外れる感じウケるけど、異常性と同性愛をあえて結びつけるような描き方してるのが最悪

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.2

国とか政治とかでかい渦の中で変わってしまうことへの苦悩、理解はできるけど体感としてはたぶんあんまりわかってない。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

西島秀俊が終始演技くさいというか、その台詞言ってる感がワーニャ伯父さんの台詞と何度も重なることで波が大きくなっていくようにじわじわと効いてくるのがおもしろかった。
あと、これまで「チェーホフはやばい」
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初恋(2020年製作の映画)

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はちゃめちゃバイオレンス♡のスピード感は楽しい