中盤あたりまで特に見応えがあった。俳優がとても良くて、どの方も役にはまっており面白かった。
役者と石井裕也の独特な癖がマッチしていて、見やすい。ぽんと楽しんだ。ラスト良い。
見たり見なかったりで見終わるまで時間かかったけれども、作品自体は最後まであまり失速せずに、キレキレで突っ走っていて良かった。
状況を説明するようなセリフは、場面にもよるがほとんどないはず。とことん客観的。けれども音楽と映像で、言葉を凌ぐ情報量を観客に投げかける。それらが生み出す臨場感だとか緊迫感だとかに圧倒された。ビビった。>>続きを読む
今まで見た石井監督作品で一番暗かった。色んな文脈が並行しているようで、それが繋がっているのか、そうでないのか分からなかった。「分からないんだけど、何かあるんだろうな」という見方で見た。
淡島千景も森繁久彌も、出演陣がみんな良い。悲観的にもコメディにも偏りすぎないバランスの良さが好きでした。関西弁にやられた〜あんなふうに喋りてえ〜。
絵柄だとか作風が好きというわけじゃないけど無意識にリピートさせる変態中毒性にやられました。
映像も、雰囲気も不思議な映画だった。実験的なかんじ。
好きだった。この監督、映画と音楽好きなんだなって思った。ライアン・ゴズリングにハマった。
登場人物も、本作品の制作に携わった友人も、着実に前へ進んでる。今後もずっといい映画であり続ける映画。
本当の20年がそれぞれ役者の顔に刻まれていた。面白いのに、ところどころ寂しさや虚しさを感じて、でもそれが良かった。物語も映像も音楽も、全部格好いい、ズルい。
セットの色が鮮やかという点と、シェリー・デュヴァルの衣装がおしゃれだったのが印象的だった。ストーリーはよく理解できなかった。