脚本家足立紳の自伝的小説を元にした映画ということで、このまんまの人なんだろーなーと思って見てた。
素のままというか、ダメダメっぷりが温かい気持ちになる映画でした。
露骨なイジメの描写があるのだが、実際ああいうものだろうか。
イジメがあるけど面と向かってでなく裏で陰湿にやってるとも聞く。
収容所の凄惨な状況はもっと酷いものを想定していたけど、それほどでもなかった。
あまりにもリアルに描きすぎると観客は拒否反応から没頭できないからだと思う。
自分的には描写がヌルく感じた。
自己都合・盲目性と母性は表裏一体に思えた。
二回見たが一回目は感動した記憶があるが、二回目は残念な思いだった。
予告MVを観て「観たら泣くだろうな」と思い、観て泣いた。
障害と向き合い乗り越える感動に対して泣いたのではない。
絶望的な状況に放り込まれて自分の無力感に対して泣いたのだと思う。
それも主人公や母親>>続きを読む
浪花節な感じの映画なんだろうと思ってて敬遠してたが観てみた。
意外とよかった。
肉子ちゃんは幸せになってほしい。
このレビューはネタバレを含みます
最後は(安易な)ハッピーエンドで終わってほしくなかった。
子供に対する可愛い気持ちが「一時的」ではなかっただろうか。
冒頭の子供の怪獣性はその後も何度も勃発して、その都度主人公は「あの時養子に出してお>>続きを読む