QMさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.0

フランシスマクドーマンドとティモシーシャラメの浴室でのシーンが、この間たまたま読んだサリンジャーの『フラニーとズーイ』での母親とズーイの会話のシーンで自分が想像してたそのまんまをぽんと映像として見せら>>続きを読む

ラブ・ハード(2021年製作の映画)

2.5

ラブ・アクチュアリーが恋愛クリスマス映画の金字塔的にオマージュされる時代。。歳をとった。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.0

皮肉を通り越してひねくれた。そういう作品自体は嫌いじゃないけどなぜこの作品にこれだけのスターが寄ってたかったのか、自分にはよくわからなかった。企画制作のタイミングのせい?茶番が過ぎて途中見疲れてしまっ>>続きを読む

ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

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見てる。長い。

なんかでポールマッカートニーは今でも楽譜読めないらしいよって聞いてへぇと思っていたが、まさにそんな感じ。こんな感じで弾いて!って(笑)だらだら弾いてたらこんな感じどう?って名曲できて
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Romantic Comedy/ロマンティック・コメディ(2019年製作の映画)

2.8

ちょうど10年ほど前YouTubeで新しい音楽を探して聴き始めた頃に知ってよく聴いてたSummer Campのボーカルが監督?!と懐かしくなって見てみた。音楽があの頃から変わってなくて安心感。ちょっと>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

2.8

昔流行った時にみたけど特に印象はなくその後もよく「好きな映画」に挙げられてるのを見るたび何がそんなに惹きつけるのか?とは思っていた。こないだジェーンスーが、この映画の中でミランダがファッションの価値を>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

2.5

言わんとすることはわかるけど途中で飽きた。アントワン役のタイカワイティティがジョジョラビットの時もそうだけどクレイジーな役柄似合うなぁということくらいか。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.2

今読んでるフラニーとズーイ (村上春樹訳) を映画化したみたいだなこりゃ、と思っていたら町山さんが記事で同じようなことを言っていた。今年一番のびっくりだ。

> 憂鬱を抱えたテネンバウム兄弟の物語は、
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

コリンファースの戦闘シーン……??と何も知らず見ていたが今の社会のメタファーだと気付いてから面白くなって最後まで集中して見れた。しかし数十年後今の社会文脈への理解なしでこれ観たら昔のトンデモ映画として>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

シスターフッド系は好きだけど傷を舐め合うことに煮え切らなさも感じてたのでこの作品の「是正」要素がなんか嬉しいし、自分にとっては目新しかった。まさに2021年の気分で年内に見ておくんだった。

色んな制
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愛しのアクアマリン(2006年製作の映画)

3.5

好きなアーティストが今年おすすめしててタグつけていた、気がする。こういう作品シェアするの意外だなーと思ってたけど見終わって納得、この作品の素敵さはシスターフッド。ライトなロマコメかと思いきや今の文脈に>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.7

あちこちで笑いの起こる映画館なんて久々。タクシーの中での女同士の会話はリアルな話し言葉そのまんまで妙に生々しく、そうかと思えばいかにも芝居じみた(ジブリを彷彿とさせる)男女のやりとりになったりするのが>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

とにかくアン役のオリヴィアコールマンの演技が凄い。歴史上の出来事は大して触れられず女同士の感情の機微に全振り。サラが異変に気付きながらも自らへの悪意を受け入れ森に向かったのは何故だったんだろう、あのシ>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.0

よくわからない会話がたんたんとしたリズムで続くのでながら見していたら焚き火のシーンでドビュッシーの月の光が流れてきて急にちゃんと見始める。これが効いてるのはインドが舞台であることとこれまでの流れあって>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.5

なぜかずっと子ども向けの眠りの話だと思ってた。ストーリーがどうこうより企画の視点がおもしろい。早い時期から自分の感情を俯瞰してみることができたら生きやすいだろうな。怒りも悲しみも必要なものとして抱きし>>続きを読む

ホーム・スイート・ホーム・アローン(2021年製作の映画)

2.8

今の時代アメリカでクリスマスに善人と悪人の対立構造は描きにくいだろうし?こういう建て付けなんだろうとは思うけど家族のために頑張る普通のお父さんお母さんが泥棒並みの扱いで痛めつけられてて見ていられなかっ>>続きを読む

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.0

子どもの頃はクリスマスにこれを見て、ケヴィンの何でもやり放題の自由と泥棒たちとのダイナミックな奮闘劇を楽しんだものだが、、、数十年経ちトムとジェリーくらいの感覚で見ているのが時間の流れをかんじる、、、>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.0

ま、マークウェブ…と思ったけど子役の演技がとても良くて最後まで楽しく鑑賞できた。メアリーとフレッドのコンビが好き!

ストーリーは裁判の話がメインで意外とかたい。

海辺の街で金曜夜には学校の先生も舟
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

3.0

木々に囲まれた森を舞台にした"スターウォーズ"。新鮮。

前澤さんが還ってくるまでに全部みられるかな。

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

2.8

アベンジャーズ一作も見たことないので言及されるその名前が何を意味してるのかよくわからなかった…。しかし、やりたいことはわかるしコンセプトもわかるんだけど、いろいろ無理やりすぎて家族の再会以降は呆れ気味>>続きを読む

イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

2.9

仕事とか恋愛とか目の前の事にイラついて疲れた時お年寄りの多い喫茶店なんかで彼らの会話聞いてるとほっと癒されたりする。エイジズム的視点で見たら色々問題ありそうな描写も多かったけど、マギーもそんな感じ?>>続きを読む

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.0

なんだろう今見ると終始複雑な思い。これをどういう顔で見てればいいのかな?と思っちゃう。

ヴィヴィアンがエドワードのホテルに初めて行った時豪華〜って驚いたり街中で浮いた服装をジロジロ見られたりしてるの
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

2.5

もう少し若い時にみたら楽しめたんだろうか?でも要素的に似たところがある (と個人的に思っている) エターナルサンシャインは20代でみて以来ずっと大好きな映画で見続けているし。サマーは20代の自分を見せ>>続きを読む

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.0

ジェーンスーが前おすすめしてたやつ。

なぜわざわざハワイ…??と思うのだが途中でわかってくる。土地と家族と継承と。必然性が感じられてくる。エンドロールで結構日系の名前も多くみられて州が制作にがっつり
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白痴(1945年製作の映画)

2.5

途中まで見て仕事の作業してたらプライム会員が終わった( ; ; )先月で辞めたから( ; ; )

なのでいったん1/2点。

何も変わらない: ハンクとして芸術家の魂(2018年製作の映画)

3.2

ハンクが2019年に亡くなったと知って。あと2年頑張ると言ってたな…コロナ禍前に亡くなったのはなんだか (良い意味で)奇跡のような。ずっとロックダウンで自宅にいる姿とか想像したくなかったから。

同じ
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世界でいちばん美しい村(2016年製作の映画)

2.9

タイトルから風景や自然の話がメインなのかと思いきや。見終えてみるとこれはステートメントであって、発する主体は (全員ではないが) 村の人達だったことに気づく。

高山地帯の小さな村にも明確な貧富の差が
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.3

友達のおすすめ映画で、ハンディキャップ (なのか?) のある子どもが頑張る話とか泣かそうとする魂胆が見え見えじゃ…とずっと見ないできたのだが、作品として"特別扱い"しすぎてない感じに好感をもった。みん>>続きを読む