lichaiさんの映画レビュー・感想・評価

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さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.5

分かるような分からないような作品だった。

欧米の青春の刹那さを描いた作品はドラッグとか性の問題に収束してしまうタイプのものが多い。青年の刹那の美しさは、子どもらしい(プラトニックな)愛の飢えや純粋さ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.8

ストーリーはカオスだったけど
そのカオスとカラフルな雰囲気がめちゃくちゃ好き

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.2

大体2作品目って大ヒットした1作品目を超えられないけど、これはそもそも良さのベクトルが違うので、2作品目特有のガッカリを感じなかった。

前作との繋がりはほぼないので、
前作見たことない人でも全然楽し
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.8

ストーリーは予想通りだったけど、
音楽で思い出すとか、香りで思い出すとか
現代から過去への映像の切り替えが上手い。

心が温かくなった。

雰囲気に浸りながら見る系の映画は
夜一人で見るのがいいなと思
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

よくできた深い映画
新海誠はやっぱり外国人ウケの良さそうな映画を作るのが上手い。
でも、日本人が見るのと、外国人が見るのとでは全く違う感じ方をするだろうな。
個人的には鈴芽恋に落ちるの早すぎない?とも
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青春神話(1992年製作の映画)

3.5

台湾って香港と違って異国感や混沌さがあまりなく、暖かい街(中部〜南部)or冷たい街(台湾人から見た台北)という印象が強くて、そんな雰囲気の街で若者の刹那的な生き方を描くのは難しいなと感じた。
やっぱり
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我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

4.0

ストーリーがスッキリまとまっていてみやすい。アクション好きじゃなくても楽しめた。

ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

4.0

この作品ほど人生は儚さと美しさを表現した映画はないと思う。
過去の儚さと美しさと、未来への希望を持たせてくれる映画。

輝いていた過去を思い出して胸が痛くなったり、何十年間埋まっていたタイムカプセルを
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マネーボーイズ(2021年製作の映画)

3.4

話が急に切り替わる面が何度もあったせいか、私が顔を覚えれず誰が誰かわからなかったせいか、なかなか難しかった。

愛が実る的なBLではなくて、身体を売ったり、親戚から結婚を迫られたり、都会に出たものの刹
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

最後の欲しいものは?と聞かれて
「読み書き」の一言に
生きる真の目的を感じた。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

設定が新鮮で面白い。

笑いどころがあると思えば、
急にしんみり恋愛シーンが来て、
急に物語がサッと進むという、
これはこれでなかなか面白いのかも
しれない。

途中から吉本新喜劇見てるのかと思った。
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花様年華(2000年製作の映画)

4.0

男は過ぎ去った年月を思い出す
埃で汚れたガラス越しに見るかのように
過去は見えるだけで触れることはできず
見える物は全て幻のように
ぼんやりと


王家衛作品やっぱりいい。
見ると一気にその年代にタイ
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ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

3.8

台湾帰りの飛行機で視聴。
そういう気分で見たからこの評価。
違う時に見ていたらこの評価ではなかったと思う。
ストーリーはよく分からない。

「台北ってこんな感じだったな」って感じの雰囲気を楽しむ映画。
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傷だらけの男たち(2006年製作の映画)

3.8

ストーリーは名探偵コナンみたいな内容。
普通におもしろい。
香港感はあまりないかもしれない。

ブエノスアイレス 摂氏零度(1999年製作の映画)

3.8

夜、布団に入ってウトウトしながら見るこれが最高だった。

もう一回見たい。

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.8

1997年の香港がどんな風に混沌としていたか分かったような分からないような感じ。

大人vs大人になりかけの子ども

初恋(1997年製作の映画)

3.8

王家衛シリーズだと恋の惑星と同じくらい明るい映像なんんじゃないかな。
香港のネオンの明るさもあった。
音楽も明るい。

王家衛のカオスな短編ストーリーって感じで私は好きだった。
サイコパスな金城武が本
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.8

映像が綺麗
感情の起伏はあまりない
日常が描かれた映画
ただその日常が送られるようになった経緯は割と謎のまま
雰囲気を楽しむ映画
この雰囲気が好きな人も多いと思うけど、私は雰囲気で見る映画としては香港
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

出会いは愛で、愛がお金でつながって、お金で愛がつながって、最後は愛で別れる。

鈴木亮平と宮沢氷魚の恋愛ストーリーを想像していたけど全然違った。
BLはメインディッシュじゃなかった。別にBLじゃなくて
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.8

恋する惑星を見た1週間後に見たのがまずかった。

恋する惑星が良すぎてそれに引っ張られてしまった。
映像の暗さ。

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

3.5

王家衛作品の中ではわかりやすい展開だった。

女の変わる恋人を自分の気持ちを抑えて見守り続ける男。結局最後までそばにいてくれる人はその男だった。

演出として、女が画面に映るのは女が弱った時だけにして
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.5

非道徳的なやり方でも、合理的でなくても、矛盾していても、そんなことはどうでもいい。
その人がどんな立場の人間で、どんな人生を歩んできたかもどうでもいい。
香港の時代の波に乗りながら、目の前にある今日の
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.8

多くのBL映画では、出会う→惹かれ合う→周囲の反対→乗り越えるがゆっくり描かれるけど、この映画は展開がめちゃくちゃ早かった。展開があっさりすぎてあまりストーリーにのめり込めなかった。しかも欧米の映画と>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

前半は宮崎駿の人生と人生観と死生観が描かれて、後半は自身が今まで作ってきた作品を自分の手で壊したように感じた。自分が作ってきた作品に囚われて後世の人たちが自由に作品を作れないのは本望ではない。後世に残>>続きを読む

僕と幽霊が家族になった件(2023年製作の映画)

3.6

この緩さが良くも悪くも台湾の作品ぽかった。私はこの緩さ結構好きで、この緩さに救われる時も多々ある。人によっては、展開に振り幅がないと思う人もいるかも。色々謎のまま終わるところもあるし...。

台湾の
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

様々な政治的問題やバービー人形とは縁のない人生を送ってきたためにあまり見る気にはなれなかったのだけど、友達に連れられて見た。

印象的には欧米のジェンダーとかフェミニズムの流れを汲んだような内容。日本
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