走る屍さんの映画レビュー・感想・評価

走る屍

走る屍

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「移民ニ世の少女が抱えてる問題を心優しいリッチマンが愛で解いていく」というコンセプトがエレメントの擬人化よりも色強く感じた。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

高所恐怖症からしたら地獄のような映画でしかない。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

100周年記念作品にしてこれほどちゃちいものを出したというのがもう今のディズニーの答えって感じ。題材もくさいし、音楽もイマイチ印象に残らないし、何より作画がディズニーチャンネルの子供向けのアニメみたい>>続きを読む

テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

儚げなカントリーガールがパワフルな大スターになって、感慨深い。

シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

高層ビルに佇む死神のような天使像が現代的で、飛び降りるシーンなどハッとするほど綺麗な場面もあったけど色々残念。まず、ニコラスケイジがあまりにも天使に見えない。メグライアンへの近づき方も完全に気味の悪い>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

どことなく馴染みのある風景と家族間特有の微妙な空気感があって、懐かしいような切ないような気持ちになった。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラがちいちゃいおててを突き出して、背筋ビシッと据わった目であんよしたり、水の中で犬かきしたり立ち泳ぎしてる姿が可愛くて見えてくる。シンゴジラが神々しい怪獣なら、こっちのゴジラは遊んで欲しい赤ちゃん>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

和風怪談、昭和テイスト、閉鎖的で気味の悪い村落…まさに好みのドンピシャ要素を詰め込まれて、思った以上に暗くて恐ろしくて切ない話だった。孤村×邪悪な一族で横溝正史の息がかかっているかのようだ。作画も雰囲>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

明らかに腐女子を狩りにきてる。分かっているけど、ご馳走様でした。

夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ザ·ジャパニーズアニメ。こそばゆすぎて、目を細めながら観た。

黒い家(1999年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大竹しのぶの怪演はトラウマレベル。
意味不明なカメラワークや音響で気分が悪くなり、観終わってから悪夢に苛まれた。

闇のバイブル 聖少女の詩(1969年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

脈略のなさ、抽象的な映像、シュールで理不尽な世界観は不思議の国のアリスを彷彿させた。美少女のゴシックでエロティックな夢を覗いてるような、耽美的で幻想的な雰囲気が大好物でした。

blue(2001年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

市川実日子と小西真奈美を組み合わせたことに感謝。ミステリアスで淡くて儚い雰囲気がいい化学反応を起こしてた。未明の海辺の自販機だったり、手を繋いで走る姿だったり、青くてaestheticだった。
ただ、
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

異常気象の原因など解明されてない謎が色々残ってるけど、今作の最大の謎はラストで主人公がどの面下げての「僕たちはきっと、大丈夫だ」なのかだ。自らの選択で世界を水浸しにしておきながら、すきぴがそばにいる、>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

もっとクレイジーでありながらハードボイルドなダークヒーローものと思ってたけど、中々Fワードが飛び交う卑俗で悪ノリな映画だった。
ケルト音楽でのオープニングやスタイリッシュな映像はポイント高かったけれど
>>続きを読む

ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

映画自体はチープだけど、風刺が中々効いてるしコンセプトも面白い。今なら白熱しそうな題材だが、コメディに振り切ってるから気軽に観れる。

余命10年(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映像や音楽が綺麗だけど、心に響いてこなかったのはメインである恋愛パートが弱いから。
和人は茉莉に病気があると知った上で何の病気か自分から特に知ろうとも調べようともせず、ただ二人で楽しい時間を共有してい
>>続きを読む

紅き大魚の伝説(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

世界観、設定、音楽はとてもいいが、作画と台詞が幼くて、物語の運び方がイマイチで人物もあまり深堀されてなくて残念。ジブリへのオマージュがややパクリの域に入ってるんじゃないかとも思うが、中国アニメにはもっ>>続きを読む

みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

古典的な絵画のような映画。逃避行は確かにロマンティックだし、暖かい自然光に照らされた風景と美少女が唯美的で、愛が一番盛り上がって美しい瞬間で散るのは儚い。けど、愛で食っていけるわけないし、目先の快楽や>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

人間の定義やレプリカントの悲哀を、圧倒的な美しい映像と音響で叙情的に詩的に包み込んで、ディストピアの雰囲気に深く耽溺させられる。色彩の使い方が印象的。

横道世之介(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

どこまでも普通の人の「普通」の青春。懐かしくて暖かい気持ちになる。そして、吉高由里子が可愛すぎる。

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

のんの空気感全開のお伽話。中盤からテンションに疲れてくる。

Red(2020年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

雪景色の中のドライブや音楽、憂いを帯びた妻夫木が耽美的な雰囲気を醸し出してるから危うく騙されそうになったけど、こんなんただの主婦の淫夢やん。再会した男からいきなり強引にディープキスされるってどんな世界>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

最高にイカしてて、クールすぎて脳天撃ち抜かれた(大嘘)最後まで見終わった自分を褒めたい。想像を絶した。穴があれば入りたくなるような、そんな映画だった。

恋する寄生虫(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

小松菜奈が可愛い。映画はつまらんけど、小松菜奈がいい。アンニュイな厭世顔なのに、無邪気な笑顔が可愛い。小松菜奈がいるだけで映像がオシャレになる。ただそれだけが取り柄な映画。映画ではなくてMVとして撮っ>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

予告編で慈父と娘の愛と確執の優しい感動ものかと思ったが、完全に見当違いだった…アンソニーホプキンスの憑依されたような演技に引っ張られて不安や恐怖を感じながら、最後の「葉っぱはすべて落ちてしまった」とい>>続きを読む

つぐない(2007年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

文学性が高いストーリーをタイプライターの音や絵画のような美しい映像等で巧みに映画に落とし込んで、観終わった後でも余韻に浸れるBE美学。

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ティザービジュアルみた時、不思議な世界の百合系だと思った。いつまでも情報解禁されないから本当に幻だと思ったのに、あのワクワクを返してほしい。アリスとテレスって結局誰だよ。私は何を見せられてるんだよ。恋>>続きを読む

#マンホール(2023年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

SNSの闇を皮肉ってスパイスを入れたつもりかもしれないが、全体的に設定がガバガバすぎて穴だらけだ、マンホールだけに。同情のしようのない主人公を応援する気にもなれないし、それゆえに緊張感に欠けてイマイチ>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

再観。世界観も映像も壮大すぎて、観るのに意気込みが必要…