reifさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.5

爽快だ。トム・クルーズは魔人、ベンジーの愛らしさは反則、レベッカ・ファーガソンさんの美しい肉体にシビレる。悪役もかなり悪く冷酷で良い。スパイは走ってこそ華です!

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.0

エレンは原作でも影が薄い主人公だが映画では魅力ゼロである。そして愛すべきアルミンと見た目がかぶっている。どうなのキャスティング(前髪長めが流行であることはわかった)。シキシマはやな奴だ! ハンジさん最>>続きを読む

コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

3.6

泰平ヨンが出ないレム原作。それでもレムな世界だった。薬物で「誰かになる」ことで愛を語ること。カイト

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

これ満点でしょうスッゲーよ! 荒廃した世界、全力疾走、強い女、希望。息ができないようなアクションが止まるといちいち泣ける場面になる。シリーズ全作観てなくてすみませんマッドマックス。戦闘能力高すぎのヒー>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.0

かっこいい…! これはふつうに名画なんですね、知らなかったな(初見)。芹沢ー! オキシジェン・デストロイヤー!

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

2.8

ヤサグレた綾野剛の色気を鑑賞する会。そういう役のハマる人である。ストーリーがある分、悲劇性は低くなっております(対『海炭市叙景』比)。あ、芝居してる火野正平を久しぶりに見た

旅芸人の記録(1975年製作の映画)

5.0

隠喩と悲しみが織り成すこれは戦争映画。映画の話法を最大限に駆使し、無意識の回路が開かれる。恐ろしい長回しで、どうなってるんや?と思う隙もなく眠い。眠い映画は夢の領域にアクセスしているので。再見したいが>>続きを読む

海炭市叙景(2010年製作の映画)

3.2

年末の函館なのでとにかく全ての場面が「寒い」。作家は不遇な人だそうだが、それにしても暗い。ここに美しさを見たのか、それともただ見つめることを選んだのか。何もかも不景気が悪いのや…(マジで)

マグノリア(1999年製作の映画)

5.0

「マグノリア」という曲を耳にして観たくなった。いや、出てきませんけどね木蓮。PTA 天才!と映画人生に深く銘じた傑作であります。再見でも最高でした。例のシーンは記憶より壮絶。地獄や

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.2

ダニエル・ボンドさんの色の薄い瞳は酷薄でスパイっぽい。女は切らさず愛のない感じも良い。サム・メンデスは美しいイメージを操る監督である。アデルのタイトルソングも哀しくていい。悪役はあんまり悪くなかったね

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

3.2

凄まじいタイトルを付けますね…。凄艶という言葉が似合いそうな天才演技の桜田淳子。歌手より女優であるべきだったという天性。佐久間良子さんの滴る色気の源泉が知りたいわ。そして金田一は相変わらず(今回はわざ>>続きを読む

女王蜂(1978年製作の映画)

2.5

仲代達矢の濃い新劇芝居を「胸焼けがする」と評したのはリリー・フランキーだっただろうか。濃くて単調なんだよねぇ。それ以上に女王蜂たる中井貴恵の魅力と説得力がゼロなのが決定的。沖雅也は常によい。会話をブチ>>続きを読む

獄門島(1977年製作の映画)

4.0

何回観ても凄い話だなぁ。大原麗子さんの瑞々しい美しさは異次元。気狂いじゃしょうがない、の佐分利信の低音はたまにフラッシュバックする。そして引き続き金田一(石坂浩二)は殺人を抑止しないし犯人を暴いて為す>>続きを読む

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

3.8

金田一が石坂浩二の金字塔。哀しい話である。観るのは三回目くらい? 観るたびに違う(犯人は克明に覚えているのですが)、大人になる愉しみの一つである

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.2

「シリアルキラー」シリーズで見直したくなった。ハビエル・バルデム最恐。ガススタンドの店主に絡むだけ絡んで去っていく彼の理が本当に理解不能でこういう人とは「出会わない」しかないとガクブル。一年半ぶりなん>>続きを読む

エンダーのゲーム(2013年製作の映画)

3.6

古典名 SF 小説の映画化。やや厨二な世界観の原作が大好きなので映画もよかったよ! CG が普通でも許す。エンダーは人名です。エンダーは天才少年です、以上。みたいな話だけど苦しみながら成長する天才少年>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

薄汚いのに真実が光っている、ような実話。HIV 陽性のカウボーイが生きたいために這いずり回る。佳話です

レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

3.0

ダニエル・クレイグのスタイルの良さをひたすら堪能。ベン・ウィショーも情けなく登場。こういうどんどん収拾がつかなくなっていくクライムものって男のロマンなんですかね。マシュー・ヴォーンの新たな一面を拝見し>>続きを読む

スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

5.0

三回目。すごい完成度だなぁ、としみじみする。ヴァルカン人の「人の顔に指を突っ込む」のはどういう能力なのかね。カーン、ああカーンが好きだ。シャーロックに比肩するハマリ役。一年に一回見直したい(2017->>続きを読む

サークル・オブ・フレンズ(1995年製作の映画)

1.0

コリン・ファース残党。古典的主題と演出で 80 年代の映画かと思った。出てくる男が首尾一貫して全員ゲス。正しい私と間違った周囲。コリン・ファースは育ちのいい髭のボンクラ

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.8

『レザーフェイスのテキサス・チェーンソー』でいいじゃないか。悪魔でもいけにえでもないぞ。映画 TL と違う流れで見かけて、傑作と名高いので見てみた。傑作だった。あの一家は独自の美学と価値観を持っている>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

まだ執拗に復習を続けているのであった。これはだいぶ憶えていた&好きじゃないやつ。銀河の命運が親子喧嘩に結晶しているのはどうなのよと思うのです。壊したのにデス・スター復活してるし。帝国皇帝やっつけてもフ>>続きを読む

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.5

コーエン兄弟+ポー兄貴(オスカー・アイザック)ということで。フォークブーム前夜の売れない宿なしシンガーの彷徨。いろいろ詰みまくって気の毒ですが、他国のことなのであまり感情移入の余地がない。猫はいい

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

4.0

PTA+ピンチョンということで黙って観る。探偵がヒッピーで終始、スーパー・ハイ・ミー(未見)かよという勢いでマリファナ吸っててうらやましい。次から次へと現れる怪しげな人物はピンチョンの面目躍如でありま>>続きを読む