Lenさんの映画レビュー・感想・評価

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5


searchlightが好きだからこそ、期待度が高過ぎたかな。

エマストーンが好きだからこそ、直接的な表現が多すぎるのにちょっと減点。

幼さとアダルトな要素がもっと違う角度やコミュニケーションか
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クルエラ(2021年製作の映画)

5.0


キャストが良すぎてびっくり。

思ってたDisney映画じゃなくて、エッジが効いていて、何展開もするストーリーにワクワクもあり。

2時間の映画があっという間に過ぎていった。むしろ、まだ終わらないで
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5


心配性の私は、映画を見る前に必ず携帯をいじる。

何故かと言うと、マナーモードになっているか最終チェックをギリギリまでしていたいから、その確認も含め携帯をいじっている。

いつも通り、マナーモードに
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.7


本当は4.8にしたいけど、この手の作品だからこそ加点しがちなの戒めて4.7。

でも今回のウェスアンダーソンの作品をみて4.8にするよりはよっぽど深い意味を込めて。

写実主義的なイメージで、表現が
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アリス(1988年製作の映画)

5.0


ヤンシュバンクマイエルの良さに溢れすぎ。


五年に一度は見続けたい芸の細かさ。

小物のクオリティと色彩は現代で言うギレルモデルトロを子供にもわかるようなユーモアさで表現してるけど子供が見るとトラ
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ファウスト(1994年製作の映画)

5.0


カメラワークの荒さ極端さや音

ゲーテの小説、劇を壊さずに映像に発す発想力。

めちゃくちゃ好きです。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.7

2009年の作品で、ブラピ、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン。

って、今でもバリバリ
ジム・ジャームッシュ THE DEAD DON'T DIE
ギレルモ・デルトロ ナイトメア・アリー
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.8


暗喩、風刺、寓意画。

辛辣だが、全く情報のない寓意画を読み解く力が無ければ、あまりにもつまらない映画だと思う。

技術職、サービス業を営む者としてシェフのシニシズムがサイコに感じなかった。

また
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武器人間(2013年製作の映画)

3.5


造形は面白かったけども、グロテスクが結構。

ヤーラ(2021年製作の映画)

3.5

観て、後悔した作品ではないけど、高評価も出来ないのは、あまりに残忍なノンフィクションだから。

ただ、絶対に犯人を探し出そうと諦めずに、湾曲した事実まで辿り着いたのが素晴らしいと思う。

エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.7

小さな店の経営者として自分も自らの言動が善意なのか、偽善者なのか分からなくなる事がある。そう見られることもあるとも思う。

受け取る相手は其れを愛と捉えるのか、不必要だと捉えられてしまうのか。

他人
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.7


ロシア文学が好きでドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟にて神についての論述が沢山出てくるが、沈黙というのはやはり信じるもの、信じないものにとって宗教の主題になるものなのですね。

4人の側室の話は、
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

欲まみれの現代人はみんはゾンビみたいに欲に駆られて右往左往して生きているさ

相変わらず、小説にしたくなるセリフの面白さ。

ティルダスウィントン、ビル・マーレイ、アダムドライバーってだけでずっと前か
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密林の悪魔(2017年製作の映画)

3.7

ラッカでもっと見たかったのに。

となって、

この作品で、またかよ!!くそっ!!!
ってなった人イイね。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.8

スタジオ地図らしい作品に仕上がっていた。音楽とグラフィックの美しさは、日本最高峰であると言える。

ストーリー性は、美女と野獣を基としているが、それを凌駕する"純心"、"歌の力"、自分の弱さと向き合う
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.6

上中下巻の小説のような。

時折、美しい言葉が心に刺さります。

「常に動いている奴に全体像は見えない」とラッセルが言っていましたが、正に。

ダヴィンチがよく残した言葉に似ている。

また、歳をとっ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.9

造形芸術100・言語芸術0・音響芸術80・総合芸術90

と言った所。

但し、パンフレット購入を推奨する。
ストーリーに少し入り込めるし、考察がしやすくなります。

余りにもぶっとんだ世界観なのでな
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

Spotifyでドンシャーリーのプレイリストを聴くこと間違いなし。

イタリア人っぽいジョークや、義理堅さもあり。

音楽は間違いない。

ユニークながら、人種差別を受けるシーンに胸が苦しくもなり、そ
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パターソン(2016年製作の映画)

4.6

ジャケットの絵と最後のパターソンの詩が、長々と続いた不協和音を綺麗な和音に変えてしまった。

この映画はクラシックの曲とすごく似ていた。

ショパンのプレリュードOp.28 No.4

この曲も最後の
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.8


時間を忘れ去るくらい夢中で観てしまった。

ノーランはメメント、インセプション、インターステラー等元より時間や、次元の概念を映像化して物語にする天才だと昔から思ってはいた。

今回TENETが製作さ
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ギャングバスターズ(2012年製作の映画)

4.6

主人公たちのキャラが男くさくてイイ。
容姿も良いし、身振りや言葉が役にぴったりで見てて面白い!

ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.8

ジェシー アイゼンバーグとウディ ハレルソン。

グランドイリュージョンでも共演してるけど本当にバランス感最高。

ヒョンとしたアイゼンバーグのシュルレアリスムなキャラクターとハレルソンのスパイスの効
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