これ痛かったな。
ジョゼは何故あんななんだろう。
もうちょっと自分をコントロールしたら幸せになれたかも知れないのに。
出演者のトーク付バージョンもみたんだけど、ラスト近いところで妻夫木が「おれ解るよ>>続きを読む
視覚情報が管理され記録される近未来。
その情報を操れるハッカー。
青みが強く彩度の低い無機質な映像は好み。
会話のテンションが低いのも、
音楽も良かった。
感覚的に楽しめればよいのでは。
うーん、不倫と不倫する夫婦のリアル。
門脇麦の顔(特に正面)が苦手なのであまり入り込めず。
周りの役者さん達はみんな上手。
夫役の人誰?
女性指揮者の話しなんて面白くなさそうと思ったのだけど、全くだれる事無く面白かった。
成功者は傲慢になりがちだし、それゆえ敵も多い。
そんな中で徐々に病んでいく訳だけど、
壊れても再生できる強さを持っ>>続きを読む
ジャケをよく見ていなかった為、タイトルから正統派の恋愛映画だと思っていたら、
普通にサスペンスだった。
でも大人の恋愛映画でもあった。
ファム・ファタール系の。
ちょっと重めの。
空気感きらいじゃな>>続きを読む
これ好きだった。泣けたし。
男勝りでガサツな永野芽郁もなかなか良かった。
好きか嫌いかといえば好きである。
センス。
センスが全て。
映像だけでなくロケ地、音楽、衣装など。
ルーブルロケより日本家屋(温泉宿らしい)の映像の方が断然好きだった。
そして葉山にあるライト>>続きを読む
戦争の不条理とそれでも失わない希望。
主演の二宮くんはもちろん松坂桃李も桐谷健太も中島健人も良かったけれど
助演男優賞はクロで。一番泣けた。
高揚感はあった。
でもそれは映像の力というより
音楽の力の方が大きかった。
少なくとも自分は。
自分的にハズレ無しの大友良英の楽曲と
主演のアヴちゃんと森山未來の歌唱。
そして二人の演技もとても良か>>続きを読む
ここ最近リアルかもしくはぶっ飛んだ物語しか受け付けられない傾向にあったのですが、この映画はリアルで心が痛くて、でも最後には爽やかな気持ちになれるいい映画でした。
特に姉妹の二人とハズレ無しの磯村勇斗が>>続きを読む
小説「ハンニバル」を読んだことがある。
めっちゃ分厚い小説。
その小説のハンニバル・レクターは、
博識で人間的で魅力的な人喰いだった。
そして映画とは違う衝撃的なラスト。
(衝撃的過ぎて映画は変えざる>>続きを読む
ガガ様のドキュメンタリー再現ドラマかと思うくらいハマってる。
人生いい事もあれば悪いこともある。
テーマ曲がめっちゃいい曲。
中谷美紀の美しい背中で始まる癒やし系映画。
これ好き。
中谷演じる失踪した売春婦がとにかく天然可愛い。
これだけ可愛いともうおバカとかどうでもいい。
で永瀬正敏が主演のようにクレジットされてるけ>>続きを読む
深津絵里のデビュー作しかも少年役で、
という事で映画の存在は知っていたけど
この度初見。
萩尾望都の「トーマの心臓」が原案てのも知らなかった。
途中からトーマとは全く違うお話に。
それはそれで、不思>>続きを読む
良いヒューマンドラマだった。
深刻なお話なのに暗くはなく、
家族以外の人達もみんなキャラが良かった。
終盤演技が白熱しすぎて泣き叫びながらセリフ言うので、何言ってるんだかよく聞き取れず、字幕入れて>>続きを読む
WOWOWのW座からの招待状で、だーいぶ前に録画してたのをやっと観たんですけど、映画終了後、小山薫堂さんと信濃八太郎さんが
「何歳で見るかによって変わるんじゃないですかね」「(昔見たときは)ⅰⅱみたい>>続きを読む
サイコ・サスペンスみたいなオープニングに最初から引き込まれたが、全編なかなか味わい深かった。
「ベニスに死す」はずーっと前、10代の頃にみてるけど、正直ピンとこなかった。
美しくないおじさんが、美少>>続きを読む
上手く構成されたミステリー。
ほとんど丹波哲郎と森田健作しかしゃべってないのに、飽きさせない。
そして終盤謎解きしながら感動させる手口。
うーん、でも中居くん主演のTV版の方が感情的には持ってい>>続きを読む
これだけシリアスで静かな映画なのに、
一瞬も気が抜けなかった。
色々考えさせられたけど、
これ若い人に見てもらったら少子化対策になるんじゃ?
老人になったら必要なのは、お金か家族って事かなと。>>続きを読む
美しい湖と山々があるフランスの田舎町が舞台の、奇妙で切ない愛のお話。
セネガル出身の黒人の夫と白人の妻。
その二人の8歳の娘と、夫の妹。
4人の愛情が絡み合う。
主演の女優さんは
「アデル、ブルー>>続きを読む
甘すぎない感じがリアルでよかった。
それと子供がとても良かった。
演技してる感全然なし。
タイムスリップ物だけど、日本的で味わい深かった。
戦時中の写真館。
ニホンオオカミ。
神社の御神木。
だいたい水のシーンで始まる映画にハズレはない。
笠松将がナチュラルでとても良かった。
以前T>>続きを読む
ほぼ戦さしてるだけの映画なのに楽しめるのは、誇張された漫画っぽいキャラのおかげもあるけど、
見てる側の戦闘本能を刺激するからなのかな、と思ってみたりする。
このような状況に置かれたら現代の一般人でも>>続きを読む
テリーギリアム作品ってやっぱクレイジーだなー、と思いつつ後半はなかなかハラハラして面白かった。
2023年現在、5億人も人が亡くなっていなくてホント良かったけれど、ありえなくもない事だと解ってしまっ>>続きを読む
美しく怖ろしい物語。
尾を引く終わり方でポイントアップ。
男性が見たほうが怖いんだろうな。きっと。
いや、男性に見てほしい、是非。
でもヒロインの前髪だけ気になったな。
もうちょっとこなれ感があっ>>続きを読む
1967年にパルムドール受賞した英国映画。
邦題とジャケが的はずれすぎ。
原題BLOW UPが正解。
音楽がハービーハンコック。
全てがスタイリッシュでお洒落。
金髪巻毛碧眼の人気カメラマンが>>続きを読む
この映画には3人の母親(4人かも?)が登場するけれど、私的には大地真央演じる母親が一番インパクトが強かった。
彼女が母親としても人としても完璧過ぎた事から始まる悲劇。
高畑淳子の母親もキョーレツで>>続きを読む
1962年作の短編モノクロコマ送り?タイムトラベル系SF近未来映画。
一瞬だけ動画になる。
なんでそのシーンやねん。
この頃は動画フィルムが高価だったのかしら。
フランソワ・オゾン監督作品。
ほぼモノクロなんだけど、時々鮮やかなカラーになる。
そこがキモなのかしらん。
前半は戦争の悲劇がテーマかと思ったけれど、
後半は女性の心理って複雑なのね、ていうお話し>>続きを読む
これはしみじみいい映画だった。
ホロコーストによって家族を失い
生き残った少女と中年の医師。
喪失と痛みを抱える二人は親子のように一緒に暮し始めるが、周囲は疑惑の目を向ける。
ロシアによる監視の>>続きを読む
エドガーアランポー原作。
18世紀末の山奥の精神病院が舞台の
精神疾患エンターテイメント映画。
昔は精神疾患患者に酷い治療を行っていたっていうのは、「カッコーの巣の上で」とか「博士と狂人」とかの映画>>続きを読む
リアルな家庭崩壊ドラマなのに
ホラー映画のような怖さと緊張感。
(邦題は軽すぎ。)
ニューヨーク郊外のプール付邸宅で暮らす裕福で仲の良い家族が、
経済的な成功を求めてロンドン郊外のお城のような歴史あ>>続きを読む