scheeliteさんの映画レビュー・感想・評価

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おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

≪ L'amour, c'est comme le vin. Il faut du temps. Il faut que ça fermente. Et le temps, c'est pas que>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

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この作品を観れば、最近出会って数日で別れた人のことを少しは理解できるかもしれないと観てみたら、
まさに「理解し合うこと」だとか「理解できないこと」の話が展開されていて、結果的にその人のことは余計に解ら
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

二分割により際立つ不在。
ギャスパー・ノエにしては意外にもかなり控えめの演出だったけど、それがかえってリアルでじわじわと引きずりこまれていく感覚だった。

わかってはいたものの、、連休の締めには少しハ
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私がやりました(2023年製作の映画)

4.2

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レベッカ・マルデールとナディア・テレスキウィッツをオゾンの作品で観れるだけでも満足なのに、その他の出演者も豪華すぎて情報過多で頭がパニックになった、、
途中からイザベル・ユペールが本物の魔女にしか見え
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パリの恋人たち(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

予告からイメージしていたものと全然違って、脚本や作品のトーンが絶妙だった。これまであまり得意じゃなかったルイ・ガレルの印象が結構変わった気がする。監督としてのルイ・ガレルの作品、他のものも観たくなった>>続きを読む

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

4.7

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もしあのときあの選択をしていなかったら、あの出会いや別れがなかったら。
これまでのたった数十年の人生のなかでもそう思い返すことがいくつもあって、そのひとつが違っていただけでも今の自分は確実にここにはい
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あさがくるまえに(2016年製作の映画)

4.4

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誰かの心臓が誰かに渡るまで。関わる人々の様々な思いをとても丁寧に描いた、まさに原題"Réparer les vivants" (直訳: 生きている者を癒す、治す)をまっすぐに表現した作品だった。

M
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ブレスレット 鏡の中の私(2019年製作の映画)

3.4

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最後の最後で判決を覆らせたのもすべて計算だったんじゃないかと思うと、、
一連の沈黙の不気味さがラストシーンで一気にやってきてゾッとした。

エマ、愛の罠(2019年製作の映画)

4.6

撮り方、構成、色彩のチョイスにとにかくセンスしかなかった。
ギャスパーノエ(ほどは過激ではないけど)が好きな人はおそらく好みなジャンル。
Rosalia好きにとっては音楽も最高だった。

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.4

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予告からあまりオゾンらしくなさそうな印象を持ってしまい、観ないまま大分経ってしまったけれど、、
案の定あまりハマらなかった。
やっぱりオゾン作品はもっとシリアスなテイストのものが好きなんだと再確認した
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さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

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記録忘れ。

映像に酔って終盤寝た記憶が、、
約10年という月日の流れに驚愕。

レア・セドゥのいつわり(2021年製作の映画)

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すべて虚構なのか事実なのか。
デプレシャン作品に再挑戦すべく鑑賞した結果、この会話劇は嫌いではなかった。
予期せぬところでRebecca Marderが観れたのも嬉しい。

ただ、、とにかくこんな邦題
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私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター(2022年製作の映画)

3.1

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デプレシャンの描く愛と憎悪を理解するには自分はまだ若すぎたのかもしれない。
もしくはただテンポや温度感が合わなかっただけなのか、終始ピントが合わないまま終わってしまった。
デリケートなテーマを扱ってい
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.7

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前作Girlに続き、Lucas Dhontの作る映画が本当に好きだと思った。
丁寧で繊細で、すべてを説明しない余白のある描写で。
登場人物それぞれに対してすごく愛のある撮り方をする人だと思う。

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.9

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シリアスな部分とユーモアのバランスが相変わらず絶妙で、クラピッシュは期待を裏切らないなあと改めて。
音楽の選曲・使い方が本当によくて、バレエとコンテンポラリー、クラシックとエレクトロニカ両方が好きな自
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

4.4

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Noée Abitaのか弱いようで芯のある声に役そのものが表れているようでとても印象的だった。
そしてEmmanuelle Béartが男前で惚れた。

きっとまた真夜中に観たくなる映画。

ヴィクトリア(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ところどころ出てくるフランス人特有の訛り英語の部分が一番面白いのに全く訳されてないのがもったいなかった。

そもそも訳が意訳を通り越してあまりに訳者の好みに変換されてた感じが否めず(もしくは適当仕事感
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水を抱く女(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

繰り返されるバッハのピアノソナタがすべてを表しているような。
とても静かで詩的な映画だった。

彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

二度目を普通に鑑賞するのは不可能だと思う、、
途中からいろんなことがわかりすぎて、あまりにつらくて、もう一度観たいけれど観たくない。
とても感覚的で詩的な表現の映画だった。

Mathieu Amal
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ラヴ・アフェアズ(2020年製作の映画)

4.8

≪ Le véritable amour ne s’intéresse qu’au bonheur de l’autre. Il ne se soucie pas de posséder, il ne>>続きを読む

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