kmtnさんの映画レビュー・感想・評価

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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ビョルン・アンドレセンの地獄について。


「ベニスに死す」を撮ったヴィスコンティはイタリア貴族の傍流で、本当のブルジョワジーだった。


ビョルン・アンドレセンには父親がいなかった。誰に聞いても父親
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はい、泳げません(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

渡辺謙作さんは「舟を編む」などの脚本もされており、話の内容はオーソドックスで、手堅いなと思う。
過去のトラウマと対峙して、乗り越えていくドラマ。


特段悪い作品でもないけれど、おそらく「はい、泳げま
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

クレヨンしんちゃんの家族愛ものの到達点は「ロボとーちゃん」だと思っていたけれど、あちらが「家族の終わり」を描いてみせたアプローチとは異なり、「新しい家族」の物語だった。
最近の作品になる程、「家族愛」
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ソウ(2004年製作の映画)

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おっもしれ〜

小学生くらいの頃に大ヒットしていて、極度のビビリだった私は興味はあるものの、映像作品の方は怖すぎて観れていなかった。
そんなある日クラスの学級文庫に誰の趣味なのかよく分からないが、SA
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

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コナンだけどコナンじゃないし、新一だけど新一じゃないという、なんだか不思議な展開。

オースティン・パワーズ(1997年製作の映画)

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Xで「オープニングが衝撃的にいい」とポストされていたものがバズっていたので視聴。

その噂になっていたオープニングは60年代ポップカルチャーのオマージュになっているのだが、ビートルズのオマージュ部分は
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市子(2023年製作の映画)

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杉咲花の演技力は言わずもがな。
若葉竜也は相変わらず、何だか癖がある演技。

セガvs.任天堂 Console Wars(2020年製作の映画)

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物心ついた時にはもうPlayStation時代だったので、SEGAがここまで任天堂に肉薄していたのは知らなかった。

別作品でペプシとコカコーラの争いを描いたドキュメンタリー作品があったが、あちらはも
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

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特に感想なし。
本屋さん大賞の作品があまり好きになれない。

ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

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本の存在は知っていたけれど、勿論読んだことはない状態。
おそらく一生読まないだろうから、せめて映像作品だけでも観ておくかと思い視聴。

ヒッチコックは代表作は観ているので、話してる内容は分かる。
とに
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

作中でも少し言及がある様に、実は晩年のゴッホは評論家筋から好意的な批評が出ており、存命中に売れる可能性がある画家だった。
とは言え、彼の人生が幸せだったかといえばそうではなく、センセーショナルな耳切り
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七つの会議(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

トップの北大路欣也が清廉潔白な人間として描かれて、最後天皇陛下のご英断に物語を委ねるというのが、the日本的な展開だなあと。
個人的にはあまり好きなパターンではない。
せめて物語ぐらいは人生を己の手に
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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沖田修一ブームが起きたので、こちらも評判が以前から良かったので視聴。

南国料理人をはじめ、沖田作品の良さは全て終わった後に残った、小さな希望だと思う。
さかなクン(さん)の物語はまだ終わっていない。
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横道世之介(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

世之介さぁん!と手を振っていた吉高由里子。
何年も経ち、彼女はお嬢様言葉じゃなくなって、肌も少し焼けていた。外国で働いているらしい。
昔の彼氏は少し前に人を助けて死んだと言う。
みんなにあいつは面白い
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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見る、見られる。
描く、描かれる。


Wikipedia読んでいると、令嬢役のアデル・エネルは撮影前に監督のセリーヌ・シアマとパートナー関係だったらしい。
つまりこの映画は、監督にすれば、撮っていた
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GONIN(1995年製作の映画)

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竹中直人が監督に「レザボア・ドッグスみたいな男ばっかり出てくる作品を撮れば?」と提案したのが、本作の始まりらしい。
確かにオチは、レザボア感。


当時の段階での知名度はよく分かっていないけど、いまだ
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わたしは金正男を殺してない(2020年製作の映画)

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金正男が殺害されたニュースは当時なかなかセンセーショナルだった。
日中、それも国際空港で若い女性によって殺害。
ニュースでも「実行犯二人は騙されていた」と言う風に供述していると言っていたが、それ以降ど
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

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時間が止まっている間に好き勝手やる姿が気持ち悪いと思ってしまった。
人よりワンテンポ遅いから、こうやって帳尻を合わすと言う謎の理屈も納得いかず。

日本で男女逆転版が作られていると聞いたが、清原果耶は
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ロバート・ゼメキスは作品によっては全く好きじゃないんですが、本作は面白かった。
長さを理由にずっと観ていなかったのですが。


トム・ハンクスが無人島に流されてサバイブするストーリーというだけで面白そ
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インテリア(1978年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ウディ・アレンは近年干され切ってしまい、新作もサブスク解禁があまりなかったので全く観れていなかったが、U-NEXTって本当になんでもありますね。
5年ぶりくらいに彼の作品を観ることになりました。
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラジオ局勤めのジャーナリストをホアキン・フェニックスが、彼に一時的に預けられる親戚の男の子役をウディー・ノーマンが演じる。
全編白黒で撮影されていて、とても静かな印象の映画だった。


子どもたちへの
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レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

物語、神話についての映画。


2005年公開の 「ハリーポッターと炎のゴブレット」の監督を打診されたシャマランは「ライフ・オブ・パイ」を映画化したく、それを断ったという。
結局は「ライフ・オブ・パイ
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

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小学生の時に腐るほど観たハリーポッター。
熱狂していたのはアズカバンまでで、そのあとは話は知っているし、映画も観ているけど……それくらいの距離感。


ある種の青春映画。
本編を見返したくなる。
付き
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

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過去2作は観たことはあるものの、ほぼストーリーの記憶無し。
吹替で観ていたのだけど、決め台詞的なやつ一度も出なかった(なんだっけ?「エクセレント!」みたいなやつ)。


過去作と違って、ロックが死体に
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