カジノ愛さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

カジノ愛

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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.0

着眼点がすごい。子どもの頃に見た以来だったので、改めて鑑賞。泥棒も、真の悪役ではなく、どこか憎めない設定になっている点からも、仕掛けた罠の数々がおいしく活きるのだと思う。5年に1度は見たくなる映画。

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

1.5

ファンタジー性は良かった。ただ、それが面白いと感じるまでは至らず。後半からは話にボリュームが出てきて飽きずに見られた。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.0

序盤の戦闘シーンがものすごくリアル。5分後には、もうこの作品の中にいた。ただし「ライアン救出」というミッションがそれほど重きをなすというのが必要十分に表されていなかったためか、ミッションの重要性が理解>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

石神哲哉を演じる堤真一の演技が染みる作品。孤独しかなかった男が、最後は感情を爆発させてむせび泣くラストはしびれる。冒頭の事件シーンが甘っちょろいものではなくリアル志向で良かった。ホームレスが消えている>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

それぞれの階層に入ってゆくという設定がツボにはまった。コブのように、潜在意識は綺麗なものだけではなく、人に入られたくない記憶も含まれているというのがより現実的でよかった。そして潜在意識を取り扱うディー>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

ベン・アフレックの演技を見たことがあまりなかったのだが、今作ではその落ち着いた姿勢にプロフェッショナルな要素を感じ、最後の国境を越えたときはこちらまで胸をなでおろす感情を抱けた。

ボディガード(1992年製作の映画)

2.5

やや期待外れ。有名スターの護衛ということだが、あまり緊張感が伝わってこない。犯人も小物臭がぬぐえず、全体としても小さなスケールで終わってしまっている。2010年代の今とは違うこの年代のアメリカの雰囲気>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.5

子どもを育てる難しさ、仕事と家庭の両立、子どもと父親の距離など多くのことを改めて視聴者に考えさせるような映画だった。映画の視点なのか、それとも私が男性ということもあってか、ジョアンナ目線ではなくテッド>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.5

扉=エルサの心として描かれていて、開けたり閉めたりといった表現がいいスパイスとして効いていた。
アナの一目ぼれの相手が悪役だったのいうのは、物語にいい起伏をもたらしていて良かった。
アナは最後凍りつい
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

なんといっても作品を通して描かれる重厚でシリアスな雰囲気がたまらない。
「刑務所内での1コマたりとも無駄な部分がない」と他のレビュワーの方が仰られていたが、まさにその通りだ。一息たちともつくことなく映
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.0

今まででありそうでなかった作品。チャックの無人島での無言の演技には魅せられた。セリフが全くないからその分表情や仕草で表現するのが難しかったはず。帰還後の何もかも全てハッピーエンドでは終わらない展開はよ>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

1.5

数々のサイトで絶賛されているこの映画。
その絶賛ぶりを身をもって感じることができず、まだまだこの映画を吟味できるレベルには達していないと感じた。
猿人を描くことによって人類の進歩を、ハルを描くことによ
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

2.5

最初の方はいい感じで進んでいたが、中盤辺りから間延びしたような退屈な印象。
いろんな恋愛観を紹介するインタビューカットは映画の世界と近いようで遠い・・・不要と感じた。
なにより気になったのが邦題の不適
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.5

幼いころに何度も見たことあるはずの作品だが、ほとんど曖昧なこともあり、もう一度改めてDVDを購入して鑑賞。
やっぱり面白かった。子どもから大人まで楽しめるアニメーション。
おもちゃという言葉に一括りに
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.5

オープニングの映像から引き込まれ、この映画の映像の美しさに感嘆。マレフィセントに焦点が当てられているということもあって、彼女の心情描写(オンナになる部分、凶暴な部分など)が非常に丁寧だった。全てはオー>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

2.5

このようなタイムループ系の映画は好きで、他レビューサイトに "Source Code" よりも良いという感想を見て劇場で鑑賞した。
結論としては、アクションシーンの占める割合が高く、戦闘に重きが置かれ
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美女と野獣(2014年製作の映画)

3.5

全体的には、フランス語で作られて洗練された印象が加味されたこともあって楽しめた。
CGが綺麗。とくにラストの抱擁のシーン、あの都会離れした緑あふれる景色は鑑賞後の今でも目に焼き付いている。
物語を語っ
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.5

恋愛体質のジゼル、明るくて周囲をシアワセにする女の子そのもの(熱狂的すぎではあるけれど)
2次元の世界から来たということもあって、なかなかその場の雰囲気を掴んだり、人の気持ちを察するのは苦手なさまが、
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.5

だいぶ昔に1度だけ見たことがあったが、記憶があやふやなこともあり再度鑑賞。
二度と戻れない少年時代をノスタルジックに描いていて、つい自分の少年時代を思い出してしまう。
あんなワルガキグループではあるけ
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.0

一見、性格や考え方も合わなさそうな、ミカエルとリスベット。
そんな彼らがmacbook pro片手に、難事件を解決しようと捜査するのが現代的でかっこいい。
真犯人が分かってから死亡するまでの時間が短く
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

映画設定としてはかなり異色だけど、プロットが追いやすいこともあってハマった。
殺戮だけを繰り返す殺し屋の内面が、少女を通じて描かれていた。
その少女を演じるナタリー・ポートマンの演技が子どものものと思
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.5

ずっと気になってた映画で、ただその内容は知らず、予備知識なしで購入。
DVDのパッケージから受け取った印象は、主人公とヒロインがシアワセな家庭を築く「のほほんとしたイメージ」。
前半から中盤までは予想
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.5

レオナルド・ディカプリオ演じるカルビンの迫力。ヒトを人と思わない冷酷な扱いにスリルを味わえた。
そしてあの豪邸。ヤバイ金持ちの楽しみ方は、やっぱりぶっとんでるなーと。
オープニングを見たときに「映画の
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セブン(1995年製作の映画)

4.5

まさしく「映画を見た」という感想を抱く作品。
内容は7つの大罪になぞらえて事件が起こり、被害者の殺され方も残虐である一方で芸術さも感じられる。
最後のシーンでは、車の中で会話しているところから既に鑑賞
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

2.0

トレーラーは良かったのだが、トレーラーで期待が上がりすぎた作品。
内容は栗林中将のリーダーシップ、作戦、家族への思いが描かれていて彼の魅力が渡辺謙を通じて伝わってくる。
ただそれ以外で特に印象に深く残
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

1.5

全くの予備知識なしで見た。
前半は少年グループの破天荒な様子が描かれて、何を訴えたいのかイマイチ掴めなかったが、
後半の施設での治療に至るまでの段階だと把握できたとき、ぐいぐい引きこまれた。
ただし全
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

鑑賞後、Suddenly I Seeの音楽と、出勤前の描写が頭からはなれない。
最初から最後まで飽きることなく楽しめた。
メリル・ストリープ演じる編集長の演技、ホテルでの涙のシーンは鳥肌が立った。
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.0

イメージからは、「無人島でのトラとの共同生活」だが、冒頭からその想像が違うことに気付かされた。
やや前半は固くて宗教観あふれているので「ん?」と思うが、後半から一気にストーリーが進む。
なるほど、虎以
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テッド(2012年製作の映画)

3.5

友人のオススメがあって購入。
なんの知識もないまま見たので、いい意味で驚いた。
てっきり子ども向けの映画と思ったら、青年以上向けのジョーク&下ネタあふれるハチャメチャ映画だった・・・。
一言で言うと楽
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.5

まず冒頭の列車が走る鉄道映像の綺麗さ。完全に映画の世界観に入ってしまった。
犯人が判明した時は、若干の小物臭にがっかりした。
しかし、犯人のメンタリティが露わになるにつれてそのクレイジーさが浮き彫りに
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