いずみさんの映画レビュー・感想・評価

いずみ

いずみ

蛇の道(1998年製作の映画)

4.2

面白かった。娘を殺され復讐に取り憑かれた男(香川照之)とその男をそそのかす謎の人物(哀川翔)。
メフィストフェレスのような哀川翔の存在感と香川照之の狂った表情を見ているだけでも面白い。これはリメイク版
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地下水道(1956年製作の映画)

4.4

これは凄いわ。面白かった。
地下水道の中で救いを見出す人間もいれば、脱出できても救われない人間もいる。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

冒頭から情報のためのセリフ・会話ばかりで、これが3時間か疲れるぞと覚悟していたのだが、体感時間2時間くらいでこの映画は駆け抜けていき、鑑賞後には不思議な爽快感が残った。
青酸カリを打ち込んだリンゴはは
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アレックス(2002年製作の映画)

3.4

ベルセルクの蝕の実写化はギャスパーノエならできる。そう思わされるほどの地獄絵図。

宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.0

何故、トムクルーズ演じる主人公が離婚したのか、その理由をなんとなく察してしまう冒頭のキャッチボールシーンから完全に心を鷲掴みにされた。
オチはしょうもない感じなんだが、所々でスピルバーグの巧みな演出が
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

死霊館シリーズでいうと『死霊館のシスター』ぐらいバトルアクションに振り切ってて面白かった。地下のフィールドもダクソっぽくて厨二心をくすぐられる。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

この作品のどこに映画としての面白みを見出せばいいのか分からなくて、久々に映画館で眠くなった。

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

4.4

めちゃめちゃ面白い。タランティーノが大好きなのもよくわかる。レザボア後に見たから余計面白く感じる。

ヒドゥン(1987年製作の映画)

3.8

エイリアンのデザインがブラッドボーンの幼年期のめざめエンドみたいなグロさで笑ってしまった。

愛のメモリー(1976年製作の映画)

3.2

ヒッチコックオマージュ作品なら『ボディ・ダブル』の方が良くできてる。

キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

4.8

後の『ボス・オブ・イット・オール』や『ハウス・ジャック・ビルト』に通ずる笑いのセンスがここに詰まってる。トリアーファンは絶対に見るべき。

キングダム(1994年製作の映画)

4.6

ウド・キアがお腹から突き破って出てきたところで爆笑した。やはりトリアーはコメディの人なんだなと再認識させられた。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

ジャンル映画に疲れ切った人類への解毒剤となるような作品で今年の締めくくりに相応しい。
日々の小さな出来事への賛美という点でジャームッシュの『パターソン』に近く、役所広司の暖かな視線は『ベルリン・天使の
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

4.2

ポール・シュレイダーの映画を見ると日記を始めたくなる。

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