このレビューはネタバレを含みます
カンヌ国際映画祭の受賞インタビューを確認の上、視聴。
画面に吸い込まれたまま2時間があっという間に過ぎる。
美醜とはどこにあるんだろうか?
を考えさせられた映画であった。
名建築家によってデザイ>>続きを読む
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2.5次元特撮!
仕事を終えて直ぐに東宝直営の映画館へと向かった。
幼少期、弟と共に特撮にハマり、TSUTAYAで借りてきた昭和ウルトラマンや仮面ライダーを漁っていた身としてはリメイクに対する感慨深>>続きを読む
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チタンの評判とテーマ性から、ふと本作品を思い出し視聴。
私の身の回りでも蔓延るジェンダーバイアス。この映画ならではのタッチ、肖像のポップさと全体のトーンのコントラストにやられる。
劇場で観たかったなー>>続きを読む
テレビ局×広告代理店、エンタメとしての質が高かった。
地方に生まれた人間、都会に生まれた人間では共感する部分は大いに違うだろう。
"映画らしい映画"を作る犬童監督が舞台的手法を取り入れ、俳優陣の生を切り出していた。
実にミーハーそうなキャスティング、日本の映像屋独自のポスターについついスルーしてしまいそうな作品であるが、中身は原>>続きを読む
作者の意思がありありと見え、ぎゅっとコンパクトにシリーズの要素が詰まる。
しかしながら、初見を殺す完全オリジナル作品。
なんとなく観たくなる時がある。
誰のために生きるのか、そう問う時。
考えてないようなふりをして、でもほんとは悩んでいて。
そんな行天の不器用さに愛着が湧く。
これは家で粛々と見るやつだ...
基本インタビュースタイルなの、既視感あるなーと思ったらあれだ、ジャームッシュのイギー半生記。
こう時代を追って名曲とアーティストのエピソードが交互に追ってくる感じは高>>続きを読む
久しぶりにthe俳優な映画を観た。
石井組の作る世界観も好みだったし、ラスト五分の感情の洪水に溺れる。
ユーロスペースで上映されているのも納得。
A24
未開拓の荒野、せせらぎ、目を細めて仰ぐ空。流石の映像美やった。
言葉にせずとも伝わってくる心理描写とキリスト教圏ならではの人種差と比喩表現。
今年度、劇場で観てよかったランキング1位。
チェックを忘れていた。
荒野の後に気になってみた作品。
ボクシングというテーマを軸に澱んだ空気感が作品全体に漂っている。
どうなんだろう、彼の作品の中ではエンタメ寄りなのかな。
オダジョー寄せすぎ!世界観が最高でした。
エコール・ド・パリをテーマにした作品は多々あるけど、一番これが好み。
鑑賞後、早速マン・レイの写真集を引っ張り出したよ。
全役者の演技に飲まれる。
七尾旅人が、主催する"life house x live house"という企画内でマヒトゥ・ザ・ピーポーと対バン。そのライブ中にマヒトがwonderful world 、旅>>続きを読む
ピアノのコンクールとかママさん会を思い出した。苦手だったな〜。
着ている服の感じとか、確かにあのテイストなんだよな。ただ、まじの金持ちの息子とかはぞんざいに扱ってヨレヨレのラルフローレンとか着てるから>>続きを読む
大学八年生の俺、ボッコボコにされる。
そう言えば今の遠野遥さんのポジションって一昔前は浅井リョウさんやったなって思い出したよね。
スキンズがどうのこうのって言うより登場人物の帰属性の方が根幹にあると考えた。
イギリス連邦ではなく、イングランド...ね。
流石の今敏クオリティ。
パプリカのオリジナルなんじゃないだろうか。
惜しむべくは音楽が平沢さんじゃないとこかな、どうしても同監督の作品としてトータル比べてしまう。
すっっごい久しぶりに観て、目が覚めた。
居場所を求めて、答えを求めて、ふらふらとくる会場に答えはないのだけど、それでも生き方を求めてる。
ティムのビッグフィッシュやマークのサイモンバーチを彷彿とさせられた。夢現。
が、しかしながら白人カルチャーだけでなくアジア、中東、アフリカetc...多岐にわたる文化のごった煮感がこの作品のオリジナリ>>続きを読む
この世の中で一番ロックスターを無駄に使う監督ジャームッシュ、クソくだらなくて好きだった。洒脱って言葉の真反対を行く。
けしてメジャー過ぎないポップカルチャーを大衆に昇華するそんな作品。
劇中に登場する音楽や映画、服や本、全て僕が通ってきたものであるし、ちょっとした思考や嗜好のずれで社会に馴染みきれなかった状況、わかる>>続きを読む
寺山修司の世界観をいかに現代に落とし込むかという課題。
舞台はオリンピック後の2021年、今観るべき映画。
グッド配役だね。
角田さんの本が原作だからか、後半は多角的視点の構成になっていて感情移入しやすかった、映像ならではなのは、視点がそれでも第三者にあること。
共依存、痛いほどに気持ちがわかる。
コーヒーにクリームが溶けるみたいに支配と愛が混ざっているんだけど、時間が経てば分離してしまうような、そんな話だと思った。
先入観からか、ハリソンフォードがラブシモンズにしか見えん。傘かマスク、携行品は違えどもこの世界線に突入しつつある。
ステッペンウルフ、ザ・バンド、バーズ、ジミヘンetc...
サイコーの音楽と共に流れていく自由への羨望と社会からの抑圧。
こんな閉塞感のある時代だからでこそより魅力がある映画だね。
バリーリンドンと同じく、キューブリックの作る歴史物は、興業より忠実さより世界観の構築に力が入ってるネ。