shoepexeさんの映画レビュー・感想・評価

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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.4

トムクルーズが「マグノリア」や「コラテラル」で新境地を目指しても結局スター街道に還ってきたように、キムタクももう開き直ってこのままキムタクでいいんじゃないかと思う

貴公子(2023年製作の映画)

4.0

『魔女』の成功に気をよくしたのであろう、バイオレンスアクションを軸にミステリアスなキャラクターとストーリーのツイストをスパイスにしたエンタメ性の高い一本。ノワールではない。

楽園の夜(2019年製作の映画)

3.9

バイオレンスやヤクザものだからというよりは、海辺のシーンやオフビートな笑いに北野武味を感じる

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.1

静止画とナレーションで物語るアイディアと、そこに一度だけ一瞬動画を差し込むセンス

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

-

元々ネイチャー系のドキュメンタリーはけっこう好きなんだけど、こうやってストーリーが一個のっかるとよりグッと感情移入しやすくなる

ポカホンタス(1995年製作の映画)

3.8

colors of the windはディズニーきっての名曲だと思う。現代版にブラッシュアップして実写化希望。さすがに難しいか。

青春群像(1953年製作の映画)

3.1

いや、真面目に働けよ。フェリー二の半自伝的作品だそうだが、こんな大バカな青春時代を経てどう世界的巨匠と呼ばれるに至るのか知りたい

流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

3.2

終始寒そうな宇宙船地球号。三体の第二部発売が待ち遠しい文庫派の自分。ドラマのシーズン2もきっちり製作してほしい。

プレデター(1987年製作の映画)

3.2

擬態するとは聞いていたけど、生態じゃなくてハイテクだったのかよ

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.7

主要キャラ3人の仲間でもない三角関係でもない立ち位置のバランスがやっぱり良い

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

投爆後の拍手喝采はさすがに胸糞。でもそこは罪悪感を際立たせるための演出だし全体的なバランスは危惧してたほど悪くなかったと思う。ところで最近物理学が面白い。原爆やら宇宙やらタイムリープやらが同じ理論で繋>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.9

いい意味で、2021年製作とは思えないクラシカルな作り。一方で軍部のぐにゃぐにゃした回想シーンは新鮮な気味の悪さ

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

文句なしの大迫力。世界を驚かす国産ゴジラが作られたことに素直に感動したしオスカーは心から祝福したい。家で見たらたぶんドラマパートに冷めてたので、スクリーンで見ておけて正解。

エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

3.0

現在過去を行きつ戻りつ歴史を紐解きながらナビゲートするワンカット美術館音声ガイド。リハーサル大変だったろうなあ。

バイオハザード(2002年製作の映画)

2.8

打撃もサブミッションもイケるミラジョボ嬢の華麗な足技の数々

暗殺の森(1970年製作の映画)

4.0

観る者を陶酔させる監督ベルトルッチ×撮影ストラーロコンビのキレッキレの映像設計。芸術点の高さにひれ伏す。家で見るなら絶対に部屋は真っ暗にするべき。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.3

少年漫画の映画化という土俵でこんなとんがったことをやるんか、カルト的人気も納得

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

堂々たる臨場感で見せる教祖誕生。砂虫初乗りシーンにおけるIMAXの劇場震度は過去最高レベル。早く続編が見たいという気持ちと、そろそろ一度地上に降りてきていただいて骨太なやつ一発ガツンと撮って欲しいとい>>続きを読む

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.3

絵も話も綺麗なズッ友映画。デレクツァンの強みは瑞々しさと踏まえたうえで、じゃあドラマ「三体」もこのエモエモな路線でいくのか、いずれにしても楽しみだ

正欲(2023年製作の映画)

3.8

クローネンバーグの『クラッシュ』現代版というレビューを見てとても腹落ちした。比較的簡単にSNSで繋がれたり配信サイトで消化できたりするのは昔に比べると生きやすいのかなと、想像だけど

市子(2023年製作の映画)

4.1

天使のような悪魔を産み出した超絶ハードモードな半生を振り返ったあとに残る感情は恐怖にも同情にも当てはまらない。願わくば、最悪のバッドエンドを迎えることになったとしても、もう一度再会させてあげたかった

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.1

ヒューマンドラマとミステリーのバランスがお見事。もし無実だったらこんな細部まで白日の下に晒されるのはキツい

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

この映画がオスカーにノミネートされること自体が皮肉というかメタになってる。ジョニーウォーカーの例えはお上手。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.8

ビジネスパーソンレベルでもよくある自己評価と実際の言動とのギャップ。平穏を手に入れたように見えるラストも頬のピクつきはワーカホリックの証。

不良少女モニカ(1952年製作の映画)

2.8

徹頭徹尾なぜだかあんまり応援する気にならない青くさい2人

Shohei Ohtani - Beyond the Dream(2023年製作の映画)

-

大谷選手のことを目を細めて嬉しそうに話す栗山さんがとても好き。2人の師弟関係は道民として勝手に誇り

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.4

弱みを見せ合えることの強み。前作に続きハンディキャップを安易に消費しない適切な距離感は三宅唱のストロングポイントの一つ。心温まる物語に優しい音楽も相まって極上のヒーリング効果。小説からの改変も、これな>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.3

たぶんお互い75%くらいの幸せだけど片一方が不幸になるより全然良い

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

アリアスターの一貫したテーマ「家族という呪い」を突き詰めるために3時間たっぷり酷い目に遭わされ続けるオスカー俳優ホアキン。無音のエンドクレジットに監督の高笑いが聞こえた気がしたのは自分だけじゃないはず>>続きを読む

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