あいはらさんの映画レビュー・感想・評価

あいはら

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散り行く花(1919年製作の映画)

4.0

合田佐和子が描いたリリアン・ギッシュの元ネタがあると教えていただいて鑑賞。ピッタリと当てはまるシーンはなかったが、おそらく、父親に笑顔を強要されるシーンかな… 絵画では、落涙しているものの一切笑みは浮>>続きを読む

Kunstkamera(原題)(2022年製作の映画)

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ヤン&エヴァの驚異の部屋だなんて、最高でしかない。珍品をただ陳列するのではなくて、アッサンブラージュされていたり、一から手がけた作品も入り混じっていたり、量も質も狂気的。訪れてみたい… シス書店の佐々>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿にとってアニメとは夢と現実をつなぐ通底器的存在だったのかもしれない。あちら側にどっぷりと漬かったものが我に返ってしまったときの虚無感は計り知れない… それでも立ち向かい続けるか、あるいは立ち去る>>続きを読む

過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道(2020年製作の映画)

4.0

仮に売れてなかったとしても今と同じようにぷらついて写真を撮ってたんだろうな。他人の価値観や評価軸に一瞥もくれない所がすごくいい。それぞれ好きに生きたいね。

セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター(2014年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

限りある幸福の奪い合いは、世界中のありとあらゆるところで起きている。規模が様々なのは自明だ。ゆえに善悪は偏見に過ぎず(それぞれの頭に「都合が」をつけると使えなくもないが…)義憤は結局は利己に他ならない>>続きを読む