映画さんの映画レビュー・感想・評価

映画

映画

映画(231)
ドラマ(0)
アニメ(0)

激突!(1971年製作の映画)

4.0

一本道でトラックに煽られる、というのはたしかに怖さの象徴だなと。
限られた予算なので枝葉で装飾せずに題材をしゃぶり尽くすかんじが、煽りパターンの多さに現れていた。
尖った部分を磨き切った良い作品。

ラリー・フリント(1996年製作の映画)

3.6

ビジネスの世界での、人の行く裏に道あり花の山、を見れた。
昔からのメンツたちでちゃんと成り上がっているのはグッときた。

Winny(2023年製作の映画)

3.6

尋問の良し悪し、尋問の雰囲気が新鮮だった。
調書を作文させた警察官の裁判への影響を知りたかった。
それにしても開発者は偉大だったなと。
Youtubeの初期のように、著作権違反など清濁飲み込みながら発
>>続きを読む

マーダーボール(2005年製作の映画)

3.3

普通に泣けた。
障がい者の性生活のところが目新しかった。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

2.9

古い映画なのに現代の価値観で評価するのが誤りかとは思うが、身勝手夫婦が子供と弟夫婦の人生をかき回しただけに見えた。
トラヴィスが発見されない方が良かったように思える。
4年間の記憶がないとか、ひたすら
>>続きを読む

桜桃の味(1997年製作の映画)

2.9

芸術的要素が強いのか、あまり楽しめなかった。
自殺を鉄の意志で遂行して、その後の話の展開を期待していたので、決意が揺らいでいくあたりから興ざめした。
雷が鳴って雨が降りそうになるのも天気予報を見ておい
>>続きを読む

ロゼッタ(1999年製作の映画)

3.2

貧困の中での葛藤を描いていた。
もっとラクに生きたらいいのにと思う場面がいくつかあり、あまり共感はできなかった。
キャンプ場の出入り口と靴の履き替えを繰り返し見せているが、伏線回収とかも無かったので単
>>続きを読む

白いリボン(2009年製作の映画)

3.3

ドクターが本性を出してきて急展開と思ったが、ドクター負傷からの開始で同情がかなり入っていたのでそう感じただけで、ドクターは元から悪かった模様。
不安だけ煽ってモヤモヤする映画。

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

3.8

泣きながらノれるのは初めての感覚。
オチもちゃんと用意されてて良かった。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.6

フードバンクのシーンは意表を突かれた。大丈夫そうに見えて実は大丈夫ではない状態の表現として強烈だった。
貧困ドキュメンタリー系なので、テンションは下がった。

ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

3.5

移民のドキュメンタリーとして見ると良かった。
元兵士とチンピラの格の違いを見せるシーンは良かったが、結局救出する必要がなくて拍子抜けした。
丁寧に日常を描いてきたのに、最後の数人への殺人罪は触れられず
>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.6

ムチャな設定だが、放火した後の居場所が消防署(消防車という「車」もある)であるのは筋が通っているように思えた。
オチはもう少しひねりが欲しかった。

モア・ザン・ア・ゲーム(2008年製作の映画)

3.5

高校時代でこれだけ映像が残ってるのは、全米バスケは日本でいうところの甲子園の立ち位置なんだなと思った。
地元メンバーが主力なので、甲子園での金農旋風を思い出した。
最後の試合が、地区決勝なのか、全米決
>>続きを読む

パンと植木鉢(1996年製作の映画)

3.9

丁寧すぎる前振りがあるので、オチの切れ味が凄い。
植木鉢はすぐに意味がわかってグッときたが、パンの方は下にナイフがあると思ってた。
(他の人の感想を読んで、パンだけだと気付いた)
ナイフで刺すのを泣い
>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

2.9

比喩が効きすぎててよくわからなかった。
ユーゴスラビアの歴史に詳しければ楽しめそうだが、演者の感情の起伏についていけなかった。

だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

3.7

彼の障害は治らないが対処法を学んでいる、というセリフにハッとさせられた。
これまでの会話や緩いBGMのおかげで、ツッコミどころのある展開も許せてしまった。

コーチ・カーター(2005年製作の映画)

3.6

展開に驚きはなかったけど、アメリカのスポ根が新鮮だった。
実際のプレーもうまかったので、試合も楽しめた。
ベタな展開だが、余裕で泣けた。

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

3.9

安定の面白さ。
オチもなるほど!と思った。
ドミネーターのシーンがカッコいいので、もっと欲しかった。

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.6

細かいところに触れるのはヤボな気がしてきた。
従来作よりドライビングテクニックに焦点が当たっていたのは満足。

ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.6

大ジャンプは良い伏線回収だった。
ムリやりにでもカーチェイスを入れてくるのはご愛嬌。
今作は一人も人が死ななかったかも。平和。

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.6

車と音楽がかっこいい。
ただ、直線だけのゼロヨンの面白さがあまり伝わらなかった。
シフトチェンジのテクニックが必要と思うが、ターボボタンを押すだけの駆け引きに見えてしまったのが少し残念だった。
続きは
>>続きを読む

エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

3.7

緊張感と伏線回収がかなりある。特に伏線回収のキレが凄かった。どれも想定外で、話の進行に対しての重要度が揃っていた。
伏線回収が多い映画だと、大きな伏線回収から小ネタ的なものまであって、小ネタのやつは蛇
>>続きを読む

戦争と女の顔(2019年製作の映画)

3.5

世界観や沈黙の長さは引き込まれるものがある。
ただ、沈黙の長さがモヤモヤに感じたり、急に沸点の上がるコミュニケーションが苦手に感じることもあった。
エンディングもスッキリしなかった。

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.5

企画を通すためにプランを練り上げてきたビジネスマンのようだった。
断種の案が出てきた時に中断にして、議論がこれ以上悪い方向に行かないようにしたのはうまかった。しかし、断種案がうやむやにされてしまったの
>>続きを読む

地下室のメロディー(1963年製作の映画)

3.6

アランドロンがカッコ良すぎる。
金庫室への2人目の入り方、金の受け渡し方法など、雑なところが目立ってしまった。

インサイダー(1999年製作の映画)

3.8

告発を受ける側から告発する側になるのは斬新。
SNSやYoutubeがある現代での告発による感情劇はまた違うのだろうか。
最後のシーンとか、主人公の筋の通し方がカッコいい。

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.3

伏線回収に後付け感があり、あまり納得できなかった。
英国人になった経緯は複雑でリアルなのに、追っ手を電車で倒すところや、最後の2人の男をどうやって味方につけたのか描かれてないところは雑だった。

アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)

3.5

最後まで誰が勝つかわからないのは非常に楽しめた。
話を成立させる目的とはいえヴィックの定期外出が気になったり、誘拐なので身代金受取方法が終始気になったり、話の本筋以外に気が散ってしまうのがもったいなか
>>続きを読む

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

悪vs悪かつ初めて見る組み合わせが斬新でかなり楽しめた。
最後まで後見人ルールが適用されるのは統一感があるし、出資者が勝つのもリアルだった。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

俳優たちの20年間の変化が見れるのが斬新で、ちゃんと容姿がキープできてるのはさすがだなと。
初代のバレットタイムには及ばなかった。
本筋ではないが、ヘリの空中姿勢キープにカッコよさを感じた。

ロボコップ(1987年製作の映画)

3.5

当時の評判は凄かったらしいが、今見ると大味なところが目立つ。
ロボコップへのダメージの入り方や、あれだけの命中精度を誇った敵の対物ライフルがロボコップには一発も当たらないなど。

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.7

想像通りの起承転結だったが、それでも面白かった。
子供が初めて言葉を話したときのやりとりはリアルだった。
エリンが女弁護士をボコりすぎてかわいそうに思えてしまったので、エリンに対してもっと高圧的なシー
>>続きを読む

>|