songforclayさんの映画レビュー・感想・評価

songforclay

songforclay

映画(45)
ドラマ(0)
アニメ(0)

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.3

かわいい映画。ウォン・カーウァイの香港のような情緒と間。
こちらは乾いていて、香港はウェットです。
どちらもぼーっとお酒を飲みながら時おり観たい。

自虐の詩(2007年製作の映画)

4.0

笑える映画トップ3に入るかもしれない。テンポの良い脚本がいい。ギャグ映画です。
ストーリーは貧乏の話なのでちょっと辛いところもあるけど、とにかく笑わせてくれる。漫画もいいです。最後はほろっとさせてくれ
>>続きを読む

アラキメンタリ(2004年製作の映画)

3.5

なんて忙しない人なんだろう、というのが感想。普通の人の2倍速くらいで動いてる。
アラーキーの作品、それと同じくらい彼の文章は、どれも勇気をもらえるし素晴らしいです。
ただモデルさんとのごたごたは知りた
>>続きを読む

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

2.0

映画館で見たけどすっかり内容を忘れてしまっている。ちょっとがっかりした記憶がある。
監督ばんざいやみんなーやってるかはDVDで観たのでまあこんなこともあってもいっか〜と思ったけど。
でもまあたけちゃん
>>続きを読む

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

4.0

二人とも銃器の扱いがサマになっててとても映える。
ジェームズ・ボンドより少しスーパーな殺し屋かもしれない。人間の最大値をまあまあ超えてるレベルの印象。

ターミネーター(1984年製作の映画)

3.8

最初の20分くらいはハリウッド映画の最高のお手本、と思えるほど洗練されていていつまでも色褪せない作品と生意気に思ったりしました。
それとキャラ立ちした人物があっさり殺されるのが血も涙も無くて良い。

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.5

主人公と被告の女性の最後のシーンにはほろっと。
ボスのおじさんもいいキャラで。
実話ってのがいい。

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

1.5

阿部寛の無駄遣い感。
有り得ない設定で行くならもっと振り切ってたら良かった。
途中でみるのを断念。

マトリックス(1999年製作の映画)

4.3

ストーリーもさることながら、空間デザインやファッション、画面の全てがかっこいい。公開から20年以上経っているので今みるとほんの少しだけ古臭さはあるものの、今後こういった美術センスの映画は生まれないかも>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.0

キアヌ・リーブスも当然歳をとるんだけど、前3作の若々しさとキャラクターが良かっただけに落差を感じさせてしまうのがちょっとがっかり。
色合いなんかはチャレンジングで好印象良。
しかし途中でみるのを断念し
>>続きを読む

ムリナ(2021年製作の映画)

3.5

時間の流れ、感情の淀みのようなものがゆるやかに描かれていて島のシーンしかないけれど濃い映画。
日焼けしまくりだな〜ともずっと思っていた。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.5

いわゆるアメリカ映画の砂っぽい色彩をモダンにアップデートしていてとてもかっこいい。
対話の大切さを説くとともに、己の在り方を教えてくれるような、そんな示唆に富む映画。

世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

4.0

世界最高のおじいちゃん。
歳を重ねるたびに、このおじいちゃんの偉大さを実感。
インディアン乗りたくなる笑。

ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

4.0

観るのが辛い映画でもある。
役者たちや監督のエネルギーに感服です。
自分が盲人だったら苦労を分かり合える同じ境遇の人とグループで支え合って生きたいと思うはずで、だからこそその集団の人間模様がリアルで真
>>続きを読む

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

4.0

自分が20代の頃に一度、その10年後また観た。
30代になると、映画中の日常のシーン(主人公は市井の人ではないけど)がとてつもなく愛おしくなる感覚を得た。(自分を)投影した。
病気は悲しい出来事だけど
>>続きを読む

ピナ・バウシュ 夢の教室(2010年製作の映画)

4.5

子供の可能性は無限。
指導役の劇団員は自身の若い頃を重ね合わせていたはず。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.5

ティーンエイジャーのころの気持ちを追体験できるみずみずしいストーリー。
生々しいところもあるけどヨーロッパの人のほうが素直に生きているようにいつも思う。
日本人は一皮か二皮むけないとこういう風に生きら
>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.0

くっついたり離れたりってのをお互いに何度も繰り返すストーリーが丁寧に描かれていることが、この映画の良いところでしょうか。
最初の5分は完璧。ちょっと中盤以降は中だるみ。時代背景とか含めて映画通だったら
>>続きを読む

欲望の翼(1990年製作の映画)

4.2

香港のじめっとした湿気がいい。
登場人物みんなが愛おしい。
持ち物の少ないシンプルな人生、人間関係に憧れる。
こんな時代の世界をみると、現代の新しいモノ(電話とか建物etc)は興ざめですね。

シングルマン(2009年製作の映画)

4.2

トムフォードの好きなもの、それが調和し美しい。
完璧な主人公が唯一手間取ったのは自殺を計るときの枕の位置。
完璧なスタイルは作り上げられたもので、何かから防御のためのものだったのかもしれない。
物質世
>>続きを読む

オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

5.0

何度もみてしまう映画。
最後にオスがでてくる。
他人の人生をハチャメチャにする、自分勝手で好かれる人間のようには思えない。
でもそれが真っ直ぐで人間らしいのか?ほっとかれないのは女たちの寂しさなのか、
>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

4.5

息子と父のシーンなんてもうたまらないですね。
アメリカの少し乾いた空気感も淡々としていて良いです。
同じ内容を邦画でやったとしても、少しウェットに偏りそうなのはやはり湿度のせいでしょうか。

そして父になる(2013年製作の映画)

3.0

リリーさんってなんか見たくなってしまう俳優。
動物と子供とリリーさんには負ける、ってのを俳優の誰かが言っていたとか。

海街diary(2015年製作の映画)

3.0

みんなすごいけど、設定上でも俳優的にも一番替えが効かないのは夏帆なのかなと思った。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

是枝監督は商業的な部分でバランスのいい、多くの人に観やすい映画を作れるのが長所であり短所かもしれない。
個人的にはもっと無名の俳優でみてみたい。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

2.5

若手俳優陣にエネルギーがあった。
映像も演奏もきれいだった。でもそれだけかな。

ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2009年製作の映画)

3.5

ヒリヒリしてるのがいい。現代(当時)の若者の一部を描けていたかもしれない。
死に向かっていくところはわからんでもなかったので自分の中では保留していたけど、一緒に観ていた女の子は「そんなに思い詰めなくて
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ラミ・マレックかっこいい。
知り合いが映画館で8回見たらしく、そんなアホなと思ったけど3回見た。機内だったからだけど。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

動作、仕草、表情、ストーリーも含めて一から作るからか、とても完成度が高くて大人でも楽しめる。
半端な人間ドラマよりよっぽど好き。めっちゃ金かかってるんだろうけど。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

ヌメッとした質感。こんな映画もあってもいいかなと思うけどリピートはなさそう。機内でみたからか、なにかと印象が暗い。

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.0

宇宙へ行くと、トラブル起きながらも生還か、アルマゲドンのパターンの二択な気がしないでもない

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.0

笑ってしまうセリフが多くて楽しい。
登場人物がみんなモラトリアムな感じで、かつ感情を素直に表現するのがほほえましい。
出世とか自己顕示とかお金とかその類と距離を置いて好きな制作できていたら、こんな感じ
>>続きを読む

Love Letter(1995年製作の映画)

4.5

初見のときはトヨエツの関西弁と演技が印象深い映画だったけど、今見ると中山美穂がとても魅力的。演じた二人の女性どちらも素晴らしかった。
でも中学生の話し言葉は40年くらいで相当変わったのか、トヨエツの関
>>続きを読む

NINE(2009年製作の映画)

4.5

大したストーリーではないけど好きで何度かみてしまう映画。華やかで奇を衒わず嫌味のないシーンが続くからかもしれないし、パワフルな俳優陣のせいかもしれない。

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

5.0

ベニグノは罪を犯した(れっきとした犯罪)し、ほとんどストーカーなわけだけど、仮にアリシアがベニグノのことを好いていたら愛し合っていると言えるわけで。
一方マルコは昏睡状態の女格闘士に対して最後は引いて
>>続きを読む

>|