ネブュラーさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

5.0

こちらも全てのシーンが懐かしい。
ギャグの抜かりない感じが、今のピクサーにも通底している!
自分が社会人だからだろうけど、終身雇用が保証されていない今の日本社会を彷彿とさせるよね。。
いつかはウッディ
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

5.0

全てのシーンが懐かしい。
相当久しぶりに観たけど、色褪せない作品だなぁ。ジョンラセター伝説のはじまり。
トイストーリーの影響により、おもちゃをすごい丁重に扱ってたな笑

感情の動きがとてもとても人間的
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サスペリア(2018年製作の映画)

5.0

2018年ベスト級映画でした。
やっとDVD出たぜ!待ってたよ!!
マッドマックス怒りのデスロードを観た時の、視覚的衝撃に近いかもしれない。
オリジナル、ダリオアルジェントのサスペリアとはかなり内容が
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.7

遺伝子SF。
科学がより発達したら、ザシムズの才能を最初に選択するような時代がくるんですかね。
倫理的に難しいかもしれないですが。

遺伝子により、人間の価値が左右されるなんとディストピアな世界。
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマンヨーロッパの旅。
ヴィランのレベル感も、通常運転に戻っただけだけど、エンドゲームで宇宙レベルの戦いを見せられると、どうしてもこじんまり見えてしまう。。仕方ないですが。
今作でMJとの恋愛
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

4.0

最高にバカな映画。
ダメ男サイモンペッグに全能の力が備わった。言葉遊びや、サイモンペッグの願い(もっと自分を豊かにする願いがあるでしょ笑)、ストーカー大佐のシラフでのいかれ具合、不覚にも笑いが止まらな
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

料理を中心に据えながら、家族愛、若干のバディ、ロードムービーと色々見せてくれるお腹いっぱい映画。
お腹いっぱいと言いながら、案の定お腹が空いてくる。サンド食べたい、、出てくる料理たちが全てうまそう、、
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パージ(2013年製作の映画)

3.1

家族を守るために人の命を見殺しにしない、でも家族を攻撃するものは、容赦なくぶち殺すぜ!ヒャッハー!躊躇なくイーサン・ホークがショットガンをぶっ放しまくる。

人の命を無碍に奪っていいのかという倫理観を
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.9

スコセッシ、ディカプリオ黄金コンビ。
観客に見せてきたシーンがひっくり返され、事実が語られる。特に映像というメディアにおいては、特権的なプロットですよね。リアルな映像として見せられるからこそ、ひっくり
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.1

ランティモスルールが発動されてしまった世界。
独り身でいることを罪とし、動物に変えられてしまう世界。
とても変な世界とおもいきや、視点を変えるととても普遍的な話のような気もする。
社会やコミュニティの
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.7

久しぶりの鑑賞。
金、セックス、ドラッグ!!
スコセッシ節全開!
カットの多さ、テンポの速さ、このテンションで3時間あっというまに走り抜ける映画の強さ!
ディカプリオの熱演of熱演!
レモンからの、ジ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.3

マーティン役、バリーコーガン。
なんとふてぶてしく、不気味なやつ。。
劇中でも、神的雰囲気を漂わせながら、この映画を支配していた。
スパゲッティかちゃかちゃやるな。
全体通して、ちらちらいやぁな気持ち
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.1

マーティンスコセッシ×ロバートデニーロ。
夢への執着、コメディアンとして有名になるためならば、手段を選ばないという狂気が垣間見えるキャラクターをロバートデニーロが演じている。

夢半ばだが、理想を追い
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スクールズ・アウト(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

先生の自殺から始まりますが、ゲーム「レミングス」ばりのスムーズな登りからの落ち。
その時点で、このクラス何かあるな、、という雰囲気。監督も話されてましたが、ホラー、ゾンビ?、スリラー、ミステリーと、色
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

良い意味で裏切られた、、
アナベル的な人形心霊こわいよ映画かと思ったら、、上質なサイコホラーでした、、
現実、妄想が錯綜して、こっちが現実だった時の絶望感、、オーディションを思い出す、、
容赦なく女の
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アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

功利主義的な幸福観、倫理観を持つアンドロイド母。トロッコ問題的なのが、劇中でてきたが、アンドロイド母の考え方としては、明らかに物事の帰結に重点を置いた功利主義的判断を持ち、その思考と娘の考え方の間に軋>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

シリアルキラーを描く作品として、様々な殺し方で、痛々しくもしっかり殺るまで見せてくれる。シリアルキラーものではないとトリアー監督は言ってるが、ここまであらゆる殺し方、殺した後のシリアルキラーにしか理解>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.3

マシューマコノヒー、ジャレッドレトよ、、
素晴らしい役者たちだ。
二人の役作りへの努力が、観てる方もマジになるし、キャラクターに自分ごととしての命が吹き込まれてたんじゃないでしょうか。

全員死と隣り
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.8

ラースフォントリアー、『ダンサーインザダーク』しか観たことなかったんだけど、今回も救いがないように見える映画ですね、、

陰鬱な雰囲気、景観自然描写、カットつなぎなど、タルコフスキー映画さながら。
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.8

IMAX3Dで鑑賞。
MIBばりに3D黒眼鏡をかけ、観終わった後、なんとなーく記憶に残り、MIBらしく気軽に楽しめました!
テッサトンプソンのできる女感、ヘムズワースのちょいダメ男感、良いコンビ。今作
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.0

すずさんのしゃくれが個人的なハイライト。
すずはかわいい!!!
横浜のビブレ前!!なんか嬉しい!
MV的映画が流行ってますね〜
当時をよく知りませんが、ギャル感すげえ!
世代だったら、理屈じゃなく感情
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

4.3

実話を基にしたゴーストライター物語。
ポップアートが人気を博してきた当時のアメリカ、男性優位的な感覚が強かった時代。
いつの時代も同じようなことはあるんでしょうが、今回はわかりやすく悪ーい役(ゴースト
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海獣の子供(2018年製作の映画)

-

映像美しく、神秘的。
鯨のソングが感覚的に、包括的に伝えることができるように、終盤にかけての描写は、命の起源、道のりを想起させるような、理路整然としていないが、感覚的な描写だった。
同一哲学的な、精神
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.6

エドガーライト、サイモンペッグ、ニックフロスト映画。
学生の頃やってた商店街の店に全て入るという遊びを思い出した笑
なんで、意味ないことをやり遂げるためにあんなに躍起になってたんだろうと。
前知識なく
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

映画館で見たら、もっと面白い体験だっただろう映画。
音を出してはいけないという設定は、まさに耳を澄まし、目を凝らして何が起こるのか、緊張感ビンビンで待ち構えさせる格好の設定。劇場で見れば、観客の置かれ
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アラジン(2019年製作の映画)

3.9

2D字幕版鑑賞。子供の頃、何度も繰り返し観たアニメ「アラジン」が最高すぎて、自分の中で、若干ハードル高くなってしまう。。
アラジンの音楽は偉大だな。。オリジナルの曲はなつかしいし、メロディ素晴らしい
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

4.4

シリーズの中で一番好きだなあ
10年経つと、CG、VFXの技術もかなりの差。
あんまストーリーに関係ない駄話部分も、シリーズ随一に面白かった。
アイデアも凝らされてて、飽きない。
タイムトラベルのしか
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ビバリーヒルズ・ニンジャ(1997年製作の映画)

3.0

超絶動けるスタントマンデブニンジャ。
主演のクリスファーレイ、公開年にコカインで死んだんだ。。笑い茸でラリってるように笑ってるところが笑えない。。笑
クリスファーレイのウィキ写真がクリスヘムズワース!
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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

4.1

ラーズ・クラウム監督の作品をたて続けに鑑賞。
元ナチスのアイヒマンを追うバウアー検事長の執念。
バウアーとアンガーマンのバディ感、親子感は見ていて、気持ちよかった。
セクシュアリティの嗜好が似ていて、
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

5.0

2019年度、ベスト級映画きましたね。
体制に対する反抗は、いつの時代にも共通する普遍的なテーマ、かつ10代の自分を思い出し、うるっときます。
家族:ともだち、利己的行動:利他的行動、従順:反抗、過去
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.8

あのゴジラ、1作目。
まだ、完全な悪役として描かれているゴジラ。
現代の「自然との調和」的な意味合いが強い神的存在としてではなく、アメリカによる原爆、水爆の悪影響、人間のエゴのメタファーとして、ゴジラ
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