KHashimotoさんの映画レビュー・感想・評価

KHashimoto

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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

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光と内容の暗さのコントラストとか、ジュブナイルの脆さとか、音楽との関わりとか持ち上げられてるが、逆にいうと語るところがそれしかない映画。人の性格を暗く描けば真実味が増すという安っぽい計算はもううんざり>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

1.8

多様性について訴えたいのはわかるが映画として面白くはない。もっと積極的に不愉快でもあった。
こういう性格、性的嗜好多様性を訴える映画を作っているのにも関わらず、保守的な父親像や母親像、あるいは服装とい
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.2

彼は多分ユダヤ人なのだろうが(バビロンがうんたら)、見方には困る映画

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

マンソンファミリーに興味があったので観た。結果としてブラピがカッコよかった。大脱走デカプリオで撮っててウケるね。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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ストリートファイター2
スーファミ
F-Zero
シカゴブルズと冒頭が90年代中盤だった

ムーンライト(2016年製作の映画)

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・一人称視点によって主人公に感情移入されるシーンがいくつか挿入されている。幼少期の虐められてる時の囲まれている状況、圧迫感があって良い
・母親の怒鳴り声や大人になったケビンとのドライブのシーンで声を潰
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.4

冒頭のこれは君の物語じゃない?的な台詞通り、ほぼ主人公の一人称、知り得た情報のみで話が進む。それ故に転換の事件の詳細も主人公が空想で補うしかなかった。主人公が書いたノベルをなぞるお話なのでそれはそうな>>続きを読む

NIMIC/ニミック(2019年製作の映画)

4.0

面白かった。11分のショートフィルム。自分の人生が別の女性に全く奪われる話?と最初は思ったが、奪ったのか押し付けたのか放棄したのか不明だし、それならそっくりそのまま鍵が2つあるのも卵の茹で加減が同じな>>続きを読む

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.0

奇作。ブレードランナーと並べて語られるサイバーパンクであり、これらに1984を加えて評価されているディストピア作品でもあると思う。
FF7のミッドガルとかmoonのテクノポリスとか媒体を超えて影響を受
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パターソン(2016年製作の映画)

3.5

詩を書くことが好きなバス運転手の1週間の話。舞台と画面の構図がほとんど毎日同じで、日常感の演出に一役買っていたと思う。普段意識してないだけかもしれないけど、画面ってこんな動かなかったかなと感じた。写真>>続きを読む

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

5.0

ただただ好き 冬になるとエンディングのcalling youを聴きたくなる

神様なんかくそくらえ(2014年製作の映画)

4.0

神様なんかクソくらえ(原題 Heaven Knows What)を鑑賞した。話自体はクソみたいな男を好きになるニューヨークのホームレス女の子の話、それに付随したヤングカルチャーとかドラッグカルチャーと>>続きを読む

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.8

サブディ兄弟の作品の鑑賞は2本目。アンカットダイアモンドを先に試聴していたが、あちらの方が物語に閉塞感がある。一方でクライムムービー的な側面はこちらの方が色濃く現れている。あいも変わらずDaniel >>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

ジム・ジャームッシュに明るくはないのでコーヒーアンドシガレッツ以来でした。オムニバス良く作るのかな。今回共通のテーマはタクシー。小分けにするのはどうなのかと思うがラスベガスのタクシー運転手の女の子が1>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.0

ドノヴァンとターナーに対する母親的な存在が多すぎて、母性が入り乱れすぎている構図がカオス。スタンドバイミーのアレも正直ベタすぎるだろと笑ってしまったが感性によるんでしょうね。私は今までの作品の方が好き>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

こべりついた半地下の臭いを拭い去る方法は2つ 1つは父親が試し もう1つは息子が試そうとしている。父親は失敗した。前者の方法ではうまくいくはずがなかった。彼らを打倒するのは彼らによって承認された手続き>>続きを読む

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

4.2

物語自体は単純だ、幼馴染みとの王国を守りたい女と彼女達の、幼馴染みの王国を壊そうとする男の対立というよりは一方的なものだが。いくつかのシーンをトートロジー的に何度も何度も繰り返すうちに、役者の演技と共>>続きを読む

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

4.2

Oneohtrix point neverことDaniel Lopatinの音楽が最高。首が回らない閉口した物語の緊迫感に拍車をかけている。NBAのレジェンドKevin Garnettを初めNBAネタ>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.0

設定だけみると良いSF物だったんだけど正確にはSFアクションかな。そこがあんまり好みでなかった。人によって評価が分かれるところでもあると思う。DCミニという夢を共有することのできる機械が悪の手に落ち、>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.2

SFを好きと言っておきながら観ないのはどうなんだということで今更ながら。ドクとマーティの名コンビは据え置きでありながら1の舞台裏とも呼べるストーリー展開が気持ち良い。台詞回し、登場人物、話の展開、どれ>>続きを読む

Guava Island(2019年製作の映画)

4.0

舞台はアメリカのどこかに位置している小さな島、グアバ島。そこでは1人の支配者が島民の生活を支配し、土曜も日曜もなく島民全員を働かせ、生産活動を強いている。主人公であるデニ(チャイルディッシュガンビーノ>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

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寝てしまいました本当にごめんなさい。ピカチュウがコーヒーを飲んでいたと思っていたら、キングクリムゾンで時間を飛ばされてミュウツーが良いやつでした。冒頭のシーンでカラカラに対して、原作の図鑑の内容をしゃ>>続きを読む

We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

4.0

この映画を観るにあたって、私はDior & Iやドリスヴァンノッテンのドキュメンタリーのようなある種の物語性があると勝手に思い込んでいた。しかし、実態はマルタンマルジェラというデザイナー本人や彼のコレ>>続きを読む

ファンタジア(1940年製作の映画)

3.5

意外や意外、ステレオ効果が利用された初の映画であるらしい。
ディズニーのアニメーターが音楽を聴き、その音楽の印象をアニメにしたもの。
良かれ悪かれ、バックの音楽が完全にBGMのそれ。むしろ、アニメから
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.5

宣統帝こと、ラストエンペラーこと、溥儀の一生を描いた作品。紫禁城を追い出されるシーンは坂本龍一のラストエンペラーも相まっていたく印象的。