松田智弘さんの映画レビュー・感想・評価

松田智弘

松田智弘

映画(561)
ドラマ(3)
アニメ(0)

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

久しぶりの映画館でした。
ここまでシリーズを観てきましたが、そのスケールやアクションが毎回アップグレードされ洗練されていることが本当に素晴らしい。

特にアクションシーンは他の映画の追槌を許しませんね
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

昨今の邦画の特徴、ウケる(見る側に迎合した)映画ではなく、庵野さんや樋口監督の好きであったり解釈が詰まった個性のある映画でした。賛否は当然あるかもしれないけど、僕はこの映画が好きです。

下手にアイド
>>続きを読む

グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.6

自然災害と闘ったり、地球滅亡に瀕して…っていう設定がそもそも好きです。

設定としては良くあるパターンだと思いますが、空が焼けて、無数の隕石が降り注ぐというCCは見応えがありました。
ちょっと引きで映
>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

不思議な映画でした。
設定は面白かったし、終始不穏な空気感が漂っているのはすごく良かったと思います。
ただ、設定が強すぎる故に途中ちょっと失速した感がありました。
脱出を試みる姉弟を追いかけてきたあの
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.6

前作リアルタイム組ではないけど、しっかり予習して観に行ってきました。

もう全てがカッコいい!
トムクルーズの顔つき、どのシーンも画になるし全てがマーヴェリックでした。
本当のリアルタイム世代には堪ら
>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドもこれで見納めかと思うとすごく寂しいです。

今回の007も非常に見応えがありました。洗練された美しさを終始スクリーンから感じ取ることが出来ました。

作品を追う
>>続きを読む

バックドラフト(1991年製作の映画)

4.1

熱い映画でした。
炎は本当に生き物のように動き回り襲いかかってきます。
男だらけの(いい意味で)暑苦しい映画かと思っていたらそれ以上でした。
兄弟愛、家族愛、仲間との友情、信頼。
文字に起こすとテーマ
>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.7

ポスターが淡い色で綺麗だなー。くらいの認識しかなかった中での鑑賞です。

良い意味で期待外れ。
ポスターを見て抱いたのは淡い幻想じゃないか!まんまとやられた。あのポスターの色使い、あの淡い色は残酷だけ
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.7

トム・クルーズがこの頃から自分の記憶と合致するトム・クルーズになってきます笑
007とはまた違った派手さがあって素晴らしいスパイムービー。
まぁスパイなのにこんなに暴れて大丈夫?と思うところはあるけど
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

これぞ、正に映画。映画館で観るべき、体験するべき映画でした。
ストーリーはすごく単純で冒頭で何をするのか、何の為にかを教えてくれるのであとは映画に没入していくのみ。
宣伝からワンカットという言葉を何回
>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

3.8

1時間半くらいのサクッと見られるの映画でテンポも良くファンタジーなお話で面白かったです。
主役の男の子もよくやってるし、イドリス・エルバのガン捌き、ガンアクションはなかなかの見応えで個人的にはかなり好
>>続きを読む

バットマン(1989年製作の映画)

3.4

バットマンのマイケル・キートンよりジョーカーのジャック・ニコルソンが目立ちまくりでした。いい意味で笑

ヒース・レジャーのジョーカーもかなり魅力的で面白いけど、ジャック・ニコルソンのジョーカーもまた素
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

「恐怖」ではなく「狂気」に満ちた映画でした。
その狂気が見せる怖さや暴力的な部分はもちろんあるけど美しさや尊厳、自由の側面をまざまざと魅せつけられました。
暴力の肯定をしているわけではないけどジョーカ
>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.9

名作と言われる所以を終始感じさせられる素晴らしい映画。


恐ろしく素晴らしい。
怖いくらいに純粋で哀しい。
それでいて、愛おしく美しい

ストーリーはもちろん、役者の演技が極上。
マチルダのナタリー
>>続きを読む

デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.8

物語もテンポ良く進み観やすい。王道の展開というか、分かりやすく安心して観られる話でコメディ要素も多くて終始楽しめて楽に観られる一本。

そもそも、FBI捜査官時のサンドラ・ブロックからしてオーラを隠し
>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.2

普段あまり音楽ものは観ないんですが、これは凄く楽しめる。コメディ要素もあり、ストーリーもテンポ良く進み、最後のシーンの一体感は鳥肌もの。正真正銘のにロック映画。
ストーリーは全体的にジャック・ブラック
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

2人の軽妙な掛け合いが自然で面白かった。育ちも全然違う2人が段々とパートナーになっていく。その過程でぶつかり合いもあり、お互いを知っていくこともある。今作は戦っている場面が多くて激しかった。銃弾が飛び>>続きを読む

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.2

前作よりもスケールアップして見事に最強の映画になってました。昨年人気を博したレディー・プレイヤー・ワンのリアルアニメ版。でも全然引けを取っていなくて感動しました。
ネットキャラクターだけでも十分個性が
>>続きを読む

グリンチ(2018年製作の映画)

3.8

新しいクリスマスムービーが1つ増えました。
可愛らしい景観の街と笑顔溢れる楽しそうな人々、街全体が「クリスマス」を楽しんでいる様子が見てとれて幸せな気分になれる映画。
グリンチの心情も分かる分かる部分
>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.2

観る前の「最悪」のイメージがだいぶ変わりました。
「最悪」っていう言葉だけひとり立ちしてる感じがするけど、観てみると身近な「最悪」だったように感じます。
コーヒーをこぼして、あー最悪だわー。みたいな時
>>続きを読む

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.2

群像劇というのはわかっているのだけども、いまいちどこに面白さを見出せばいいのか分かりませんでした。
青春の話でしたが、皆んなあの頃思ったようにキラキラした人生を送っているわけではなく、もがいて生きてい
>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

4.3

日本らしいエッセンスの詰まった素晴らしい映画でした。

お茶の話と聞いて、観る前のイメージは堅くて暗い話なのかなと思っていましたが、まさか声を出して笑うシーンがあるとは思わず驚かされました。
大笑いで
>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.8

序盤から優しい雰囲気の映画でした。
どの世代の人も楽しめて可愛いと思えるし、クリストファー・ロビンに共感する部分もあって観ていて楽しかったです。

内容的にはシリアスな部分もあるし、コメディ要素もある
>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

今作もロバート・マッコールは変わらずマッコールだったのが良かったです。
今回の敵であるイコライザーと対峙する前の、普段のタクシー業務で関わった悪を裁いていくのが痛快。

肝心の敵が前作に比べると少し印
>>続きを読む

散り椿(2018年製作の映画)

3.6

久々に映画館で邦画を鑑賞。
久々だったからか、侍の話だからかは分からないけど、非常に良かったです。
いつも洋画ばかりだったので、退屈かなー。と少しだけ不安に感じていましたが、全くそんなことはありません
>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.7

本来映画館の中では静かに、が基本ですが今作はより緊張感のある静寂で、いつもより静かな気がしました。

内容が内容だけに、必然的に意識が視覚に集中して見入ってしまいます。割と短めの映画でしたが見応えがあ
>>続きを読む

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.5

いわゆるドウェイン・ジョンソンと言う名のジャンルでした。

ゴリゴリの筋肉と爽やかな笑顔、熱い家族愛の結晶です。

ストーリーは短縮明快。
家族を守るために戦うパパのお話です。

ザ・メグもそうでした
>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.9

小気味好いテンポの会話、シュールなジョークが効きますね。
リズムも良くて、結構しっかり観られます。
主人公の仲間たちもすごく良い雰囲気で、それぞれのキャラクターがストーリーがあって面白かった。
さらっ
>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.9

もう一体リドリー・スコットの頭の中どうなってんの??
プロメテウスの続編だって、エイリアンの話だって、分かっているのにこのハラハラドキドキ感。
そして、エイリアンの不気味さ気持ち悪さ、でもそれを芸術と
>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

3.5

ディザスタームービーかと思ったら結構政治要素とか絡んでて、もうすこし異常気象のCGガン攻めを求めてたなー。

単純かもしれないけど、ストーリーは正攻法。あとは、兄弟関係とか、子供とか色々あったんだけど
>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.8

原作とはやっぱり違います。
良い意味でも別の意味でも。

でも、原作は別として、アニメ版はアニメ版で良さがあったと思います。
実写版では出せない表情や、繊細なタッチはアニメならではで良かったです。
>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

安定のサメ映画でした。
サメ映画はこうでイイんですよ。
予想以上でも予想以下でもない。
思っていた通りの映画。普通の映画なら期待を超えて欲しい!って願望はあるのだけども、ことにサメ映画に関しては思って
>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.0

前作の笑える感じのポップさを残しつつ“小さく”なって戻ってきました。

アベンジャーズのなかでは良い意味で少し浮いていて普通の人なアントマンですが、今作でその味を残しつつ、ワスプと共に強くなっていまし
>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

テンポよく物語は進みますが見応えのある内容でした。盗みのシーンではマジックを見ているかのように目が釘付けになって映像を追っていました。
引き込まれ魅入ってしまう。もちろん他の映画もちゃんと集中して観て
>>続きを読む

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.0

毎度のことではありますが、今回もアニメなんだけど今の社会に向けたメッセージ。もしくは昔から普遍的な価値観を改めて感じる事が出来る内容。なのに、子供でも十分楽しめる内容に創り上げてるのがすごい!!
もし
>>続きを読む