スーダラさんの映画レビュー・感想・評価

スーダラ

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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

https://cinemanokodoku.com/2024/02/27/yoake/

2年くらい前から「歩くこと」が趣味になっている。
平日休みの日の午前中1~2時間くらい、知らない街を歩く。
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.9

https://cinemanokodoku.com/2023/06/09/lespassagersdelanuit/

銀座で見た。
久し振りの銀座は様変わりしていて、観光とショッピングが目当ての軽
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.2

https://cinemanokodoku.com/2023/03/23/syoujo/

地獄のアディショナルタイムの地獄感を分かる人は少なくないだろう。僕もその一人だ。程度の差こそあれ、自分と他
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

https://cinemanokodoku.com/2023/01/01/the-first-slam-dunk/

「誰の人生にも探求する価値があり、秘密と夢がある」

あまりに有名すぎる原作と、
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

https://cinemanokodoku.com/2022/10/05/kawapperi/

本当に豊かな映画。
それはちっぽけな一人一人の人生の豊かさ。
積み重ねる日々の豊かさ。

誰にも言え
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

https://cinemanokodoku.com/2021/12/02/sisite/

かなり最初の頃からフランス映画みたいだなぁと思って見ていました。
家族、親子の在り方の進化系はフランスにあ
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リスペクト(2021年製作の映画)

3.8

https://cinemanokodoku.com/2021/11/09/respect/

彼女の生き方、彼女の歌うメッセージ、どれもが新しくて、この時代にこそ響く。
時代を追いかけ続ける人が時代
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麦の穂をゆらす風(2006年製作の映画)

3.9

https://cinemanokodoku.com/2021/10/24/muginoho/

「誰も敗者にならない戦い」を映画にしてきたケン・ローチ。それは僕達の目には大抵の場合「誰も勝者にならな
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(2000年製作の映画)

3.7

https://cinemanokodoku.com/2021/10/17/uzu/

グロテスクな魚が語り部となる一風変わったお話という前評判を聞いて劇場に出かけました。

全編を貫く水や血のイメー
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季節の中で(1999年製作の映画)

3.6

https://cinemanokodoku.com/2021/08/25/kisetsu/

シクロ乗りの男がやっと手に入れた彼女との初めての夜。彼女に着てもらう為に買ったワンピース。彼女が着替えて
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あの頃エッフェル塔の下で(2015年製作の映画)

3.7

https://cinemanokodoku.com/2021/08/22/anokoro/

男の愚かさ、可愛さ、優しさ、切なさを描かせたらデプレシャンとアマルリックのコンビは最強だと思う。

ウッ
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

https://cinemanokodoku.com/2021/08/22/nausicaa/

娘たちと「風の谷のナウシカ」を初めて見た。
「難しくてよく分からないことも多かったけど、なんだか凄かっ
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.0

https://cinemanokodoku.com/2021/06/03/royaltenenbaums/

実はとても可愛らしい映画。

矛盾だらけ、欠点だらけの人々同士が引き起こす化学変化。
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セブン(1995年製作の映画)

4.1

https://cinemanokodoku.com/2019/02/28/rain/
自他共に認める雨男で、最近は娘たちにも雨降りの責任は僕にあると厳しい追及を受けている。

雨が印象的な映画といえ
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.7

https://cinemanokodoku.com/2021/05/19/terminator3/

今年はマトリックス、チャーリーズ・エンジェル、そして本作と、SFXてんこ盛の大作が目白押しで、す
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Jam(1998年製作の映画)

4.0

https://cinemanokodoku.com/2021/05/14/jam/

「何でもないわ。花屋さんがお花を届けてくれたの。」

こんな上手な嘘を、あっさりと、さり気無く言える人を僕は知り
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小便小僧の恋物語(1995年製作の映画)

4.0

https://cinemanokodoku.com/2021/05/02/manneken/
96年に渋谷のシネマライズで見ました。
映画館に行き始めて、ミニシアターの存在を知って、シネマライズが大
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.9

https://cinemanokodoku.com/2021/02/27/thekingsspeech/

大好きな映画を何本も思い出しました。

チャップリンの「独裁者」。
ラストシーン。何かが乗
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.9

https://cinemanokodoku.com/2019/06/18/juno-2/

自室に並んでいるDVDを一本ずつ指差して「これ、どんな映画?」と尋ねてくる7歳の娘。昨日は「『JUNO』っ
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ヘヴン(2002年製作の映画)

4.3

運命に翻弄されるのか、それとも運命を選択し、切り開いているのか。少し上から誰かの人生を覗き見していると、一瞬、その様子がよく分ったような気になります。でも映画が終わってみると、実はよく分からなくなって>>続きを読む

ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.9

https://cinemanokodoku.com/2021/01/14/theagent/

カッコよさの定義は時代に応じて変わっていくし、自分の中でも変わっていく。
トム・クルーズは最初からカッ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.6

真っ直ぐな正義感の持ち主、煉獄さんには胸が熱くなりましたが、これが今年最も見られた映画だとしても10年後に記憶に残る作品だとは思えませんでした。
一応、最低限の予習はしてから鑑賞しましたが、多分、原作
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レインマン(1988年製作の映画)

4.2

https://cinemanokodoku.com/2019/03/31/rainman/

6歳の娘がオーブントースターでパンを焼こうとしていて
「気をつけてね。一人の時は絶対勝手に触っちゃいけな
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

https://cinemanokodoku.com/2020/11/05/asadake/

家族がいる。

楽しいこと、可笑しなこと、嬉しいこと、悲しいこと・・・

恋も夢も仕事も。

全てを飲み
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.6

https://cinemanokodoku.com/2020/10/10/allmostfamous/
痛々しい挫折感とは無縁の青春映画、これ以上はないという程の直球勝負でした。邦題では中心に据えら
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弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.8

https://cinemanokodoku.com/2020/09/27/yowamushi/

勝利の喜びを知らない人はいても負けた悔しさを知らない人はいない。
大抵の場合、勝者は多数の敗者の上に
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.9

https://cinemanokodoku.com/2020/09/09/summerwars/

「うちの一族は代々・・・」っていう台詞を自分の中に持っている人がどれくらいいるでしょうか。
僕の実
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あの子を探して(1999年製作の映画)

3.7

https://cinemanokodoku.com/2020/08/29/anoko/

赤いほっぺの上を不器用に零れていく涙。小さな村の小さな女先生の必死の呼びかけ。予告編で何度も見ていたのに、や
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.9

https://cinemanokodoku.com/2020/08/11/noboru/

人の心を元気にすることが出来る人。

リアル小猿よろしく校舎をスルスルとよじ登り、風船を手渡ししてあげる小
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シャンドライの恋(1998年製作の映画)

3.7

https://cinemanokodoku.com/2020/07/22/lassedio/

夫との悲劇的な別れから、彼女は女性としての情念を自ら封じ込めてしまったのでしょう。彼女は情念の代わりに
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.8

なんでこんなに寂しいんだろう?
失ってしまった何かをずっと探し続けているから
出会えるはずのない貴方をずっと思い続けているから

人は二回死ぬのだそうだ。
一回目は生きるのをやめたとき。もう一回は誰の
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.6

https://cinemanokodoku.com/2020/06/24/audition/

実は本編はあまりよく知らないのだけど「フラッシュダンス」のラストのオーディションは何度も見ている。
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おかえり(1996年製作の映画)

3.8

https://cinemanokodoku.com/2020/06/14/okaeri/

正確な言葉の意味も分からず、「静謐な映画」を見に行こうと決めて映画館に向かった。今思うとこのコピーは、「眠
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2/デュオ(1997年製作の映画)

4.0

https://cinemanokodoku.com/2020/06/14/2/
胸を締め付ける映画は沢山あります。でもこの映画みたいに胸の一番奥の奥の方だけを締め付ける映画は見たことがありません。
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M/OTHER(1999年製作の映画)

3.9

https://cinemanokodoku.com/2020/06/11/mother/

階下で罵り合う男と女。初めて知る「他人」という異物との関わりのなかで彼はきっと、体中の神経を集中させて父と
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