並男さんの映画レビュー・感想・評価

並男

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.7

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全員の掛け合いで笑わされて、ロケットの過去が逃げ出したくなるほど辛くて、最高のワンカットアクションでブチ上がって、それでいて優しい物語に泣かされて。感情が揺さぶられ過ぎて人生みたいに忙しい映画だった。>>続きを読む

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.1

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敗北したヴィクターに父親がかけた言葉。
「もういいんだ。」
この一言で父親の過去と苦悩という重りを背負ってきた男は救われた。

タイタニック(1997年製作の映画)

3.7

ここまで名作になってしまうと、ラブストーリーの古典になってしまってるんで、今見たらインパクトと意外性は皆無よね。仕方ない事なんだけどね。でもタイタニックが沈没していくシーンは今見ても圧巻だった。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.5

ショッキングで血も涙もない容赦の無い現実。それと戦う完全にイかれたゲス野郎達。でもそんな彼等にだって譲れないものはある。それが人間味を持たせて、彼等の人としての一点の光になっている。
爆発は全てC
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

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天才ってやっぱり存在するんですね。
この話の尺長くない?こんなにいる?って何回か思ったんだけど、ラストのライブシーンで全て吹っ飛んだ。あのライブで歌った曲たちはフレディマーキュリーの人生そのもの。耳馴
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アメリカン・アサシン(2017年製作の映画)

2.5

ツッコミどころ、矛盾点、変に複雑にしていくストーリー、あまり大したことないアクション。ちょっと退屈した。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.2

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今年話題になった万引き家族と非常に似た題材で、演技演出もこちらも超自然主義だった。
「大人が泣く時はわかる」という台詞とか、一人でお風呂で大人しく遊んでる時とか、子どもは意外と大人を見てる。何も考えて
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.9

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アメコミ映画ファン、MARVELファンとしては嬉しい演出、設定、サプライズが満載だったけど、一本の映画として見ると結構ダメな所が多い。

後半からの設定のグダグダ感とか、ライオット戦の直前からめちゃく
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ダークタワー(2017年製作の映画)

2.3

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何故主役の子どもは特別なのかが全く描かれてない。たまたま凄い力持ってますで終わってる。特別な力を持っている子は他の人とは違う特別な何かがある事を描くべきだと思う。飛びっきり純粋で無垢とか何でもいい。ガ>>続きを読む

フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

1.7

皆んな初っ端から撃たれてずっと地面をゴロゴロしながら下手くそな銃撃戦をするだけの映画。上映時間90分なのに飽きる。皆んなバカ。バカすぎてどうでも良くなる。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.4

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題材はハードでシリアス。そして人としてかなりダメダメな人が多いけど、見終わった後、優しい気持ちになれる不思議な作品。この映画に込められたメッセージって意外と単純。「相手を許せるか?」って事だと思う。>>続きを読む

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.7

とんでもなく緻密に計算された脚本と演出と演技で、映画の完成度はめちゃくちゃ高い。ただめちゃくちゃ好きかと言われればそうでもない。

イコライザー2(2018年製作の映画)

4.3

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相変わらず最高。普段の気さくなマッコールさんがブチ切れたときの目がいい。虚無感半端ない。家庭訪問の狂気も最高に怖い。

ラストバトルの入り直前。強風によりドアが開いたり閉まったりするシーン。前作の風俗
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.3

元軍人(刑事とか殺し屋でもいいけど)物の中で恐らくマッコールさんが最強。強すぎて最後のホームセンター戦は笑えてくる。

最初の20分が全然説明的でなく、丁寧で映画的演出。マッコールさんは強迫性障害で極
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.9

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世の中の9割くらいの女性ってこれくらい拗らせてる。これが普通。この時代に普通の女性の話をエンターテイメントに落とし込めた事が凄いし意義があるよね。「ニ」の気持ち悪く見えたりカッコよく見えたり可愛く見え>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

-

どシリアスな話なのに笑って良いんだか悪いんだかっていうギャグスレスレのシーンの連発。

まだ私はこの映画から伝えたいメッセージを摘み取る事が出来なかった。まだまだだなぁ。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.6

オタクが世界を救う。

アーカムナイト見つけられてちょっと嬉しかった。

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

ジャンルものとして「普通に」楽しめたし、中盤の擬似的ワンカットアクションもフレッシュで最高だった。ただ、終盤探していた人物が見つかりお話のゴールが見えてからが長すぎた。段々どうでも良くなってくる。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.2

事件が起こるまで、エンタメ的な話の起伏はなく、主人公の人生を淡々と見ているだけ。旅のシーンとか「何を見せられているんだろう…。」と思ったけど、最後の最後で全てのシーンは必要だったと気付く。彼らの人生が>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

登場人物に降りかかる障害が弱くトントン拍子に話が進み、葛藤の乗り換え方も非常に薄っぺらい。でもそれがこの映画の空気を重くせず、終始カラッとしているため、とても見やすい。たまにはこうゆうのも有りかな。>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

4.4

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ウィルポールター演じる白人警官が法廷で煙草を吹かしながら被害者の黒人を憎たらしさこの上ない笑顔で見つめるシーン。本気で吐き気がした。

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.1

毎回フレッシュでアイデア満載のアクションシーンを用意してくるMARVELはやっぱり凄い。やっぱり好き。

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.3

カット割りの少ないアクションが多く、オリジナリティに溢れていて、緊張感があって良かった。ただカメラを揺らし過ぎて、どうなってるのか分からない箇所が所々あった。物語は2点。(100点満点中)過去シーンの>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画っていいなと改めて思わせてくれた。

前半37分ワンカット。ん?低予算で頑張ってるのは分かるけど色々ダメじゃない?
護身術?何見せられてるの?
「ちょっと…。」
「ちょっとって何?」
「いや、ちょ
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

文明の利器に頼り過ぎている人間たちへの警鐘を鳴らした作品。ただ文明の発達を否定してる作品ではない(ここも好感が持てる)ので主人公はカツラ捨てない方が良かった。

未来のミライ(2018年製作の映画)

2.5

後半くんちゃんを「いい加減にしろこのクソガキ!」と思って見てた。それさっき解決しませんでしたかって話が何回かある。雛人形を直す下り長すぎ。子どもの自転車練習ってこれから映画であと何回見ればいいのかな。>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.3

前作より進化した接近ガンアクション。飽和状態だったハリウッドガンアクションをネクストレベルまでまた押し上げた。必要にカメラを揺らしたり、変にカット割りせず、長回しで実戦的で説得力があり緊張感もある。ア>>続きを読む

闇の子供たち(2008年製作の映画)

2.2

ダークな社会派ドラマを扱うならもっと丁寧に慎重に作るべき。キャラの掘り下げも中途半端で感情移入できない。緊張感が全くない。無意味な癖にダラダラとした長回しショット。ちゃんと題材に真剣に向き合いましょう>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

女性の社会進出が勧められてるこの時代にメインキャストを女性だけにするならもっと出来る事があったはず。この話じゃ女性だけにした意味が全く無い。ネックレスを盗むって事から話が何も膨らんでいかないから退屈。>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.1

子育ては親のエゴ。一番大事なのは子供が何をしたいかなんじゃないのかなぁ。