たけちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

たけちゃん

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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

4.8

これはぜひ観るべき作品。
とにかく映像が美しい。押し付けがましくない脚本。細部に散りばめられたメッセージ。そして、実話ベース。
感動作になるように煽ってないのに、ジーンと来る場面が何箇所もある。
でも
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

北と南という隔たりはあるけど、ストーリーはバディものだし、よくある脚本。
テンポがイマイチ。何かスッキリしない。
そして、ラストはちょっと酷い。
ニセ札の刷版を無くしたのなら、北から来た刑事は帰国した
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ブラッド・チェイサー 呪術捜査線/ブラッド・チェイサー 沈黙の儀式(2023年製作の映画)

1.9

あーあ。ひどいもの観た。
脚本が粗いし、余計なシーン多いし、伏線回収まったく無いし、どう終わらせるんだろうと思ってたら、まさかのエンディング。
観なくてよし。

ランナウェイ 逃亡者(2012年製作の映画)

4.1

意外にレビューの点数が低いが、派手な逃亡劇ばかり観ている人達にはこの作品の良さはわからないと思う。それも、このダサい邦題が勘違いさせているからだろうが。
静かに物語を進めていく手法はレッドフォードなら
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シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~(2019年製作の映画)

3.3

実話ベースって事で、まぁ、ストーリーはあまりにも王道。故に先の展開が見え見え。
同監督の「フル・モンティ」や「ラッキー・ブレイク」に比べるとシャープさに欠けるかな。日本人にはしっくり来ない部分も多い。
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クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

4.3

これは良い映画です。
感動ものと思わせておいて、実は何も解決出来ないという現実を突きつけられる。
理想といえば理想なんだけど、結局そう簡単にはいかない。でも、止まっているだけでは何も始まらないのだ。と
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潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

3.7

何ともやるせない作品だが、真正面から取り組んでるので最後まで魅せられる。
画面サイズが変わるという効果が、実に心情をよく表している。
名役者揃い。台詞がとてつもなく重く印象を残す。
全編英語なのがちょ
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華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

3.0

「リベンジ」はするけど、「華麗なる」とは言えないなぁ…オープニングの軽快な曲でかなり期待したのに損した。
設定は面白いと思う。でも、展開がダルい。どんでん返しがあるかと思ってたら無いし…
しかし、ファ
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スパイ・ミッション シリアの陰謀(2017年製作の映画)

2.7

たぶん、小説で読んだら面白かったかも。
ラストに仕掛けはあるものの、ツッコミ所満載だし、脚本がかったるい。
こういう骨子のストーリーに肉付けして、アクション入れて、派手な映像にすると007になるわけね
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.2

痛快ではあるんだけど、演出がワンパターンで飽きて来る。スタイリッシュでもないし、背景もあまりにもわからなさすぎて、どうも感情移入しにくい。コメディにもなってないし、かと言ってシリアスものにもなってない>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.3

まぁ、アクションとか外国ロケとか、それなりに面白いんだけど、ちょっと可哀想過ぎるかなぁ。コインマジックのエピソードは母ちゃんだけじゃなく父ちゃんも同じ事をするべきだったと思う。そこで子どもとのつながり>>続きを読む

デリシュ!(2021年製作の映画)

4.8

とにかく映像が美しい‼️どの場面をとっても絵画のようです。それだけ光と影を操る照明さんとカメラマンの腕が素晴らしい‼️
途中までは、ただレストランという食事の場を最初に作った男の話だと思ってたが、貴族
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ワン・セカンド 永遠の24フレーム(2020年製作の映画)

3.3

チャン・イーモウらしい作品だけど、感動するようなものではないかな。ちょっと抒情詩的すぎる気がする。ニューシネマパラダイス的な意見もあるけど、それも違う。
チャン・イーモウの観ていた映画はプロパガンダの
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ウルフマン(2010年製作の映画)

2.7

ディレクターズカットを観た。映像もカメラワークも美しい。キャストは豪華。
でも、ストーリーが、脚本が全然面白くない。アンソニー・ホプキンスが不気味だという印象とベニチオ・デルトロはいつも不幸そうな顔だ
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

4.5

これはかなり面白かった。脚本は実に上手く出来てる。途中まで、何だかダラけた話だと思わせておいて急展開。まさかの方向に行ったのでビックリ。
こういう作品は韓国映画はハズレない。
唯一気になったのが音楽の
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バーニング・ダウン 爆発都市(2020年製作の映画)

2.9

お金かけただけのB級作品。
脚本がボンヤリし過ぎてて、誰の何に感情移入していいのかわからない。
冒頭にナレーションの入る映画は面白くないのが多いけど、これは典型的。
だいたいチープなCGで描かれたオー
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0

オープニングは良い感じだったのに、何だか既視感のあるものばかり。アクションはそれなりにと思うが、後は何だかなぁ…
インディ・ジョーンズは宝をもっと大切にしてた。
アントニオ・バンデラスは扱いが可哀想…
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

映像美とそのスケールで見せるけど、話が進むのが遅くてダレる。お金はかけるだけかけてるし、賞もそりゃたくさんとれるでしょう。
でも、退屈って感じる時点で、映画としてどうなんだろ?ストーリーを追いたいなら
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君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.8

こういう話、韓国映画は上手いよなぁ。
とにかく脚本がよく出来てる。一筋縄では行かないように仕掛けも色々ある。(思わず戻して見直した箇所あった)
ミステリーとして秀作。事件を解決するのが警察じゃないのが
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.8

ゴジラは大衆の映画からマニアの映画へと変化したが、また大衆の元に帰って来た!
なので、好みは分かれるだろうけど、これは山崎監督にやられた感満載!
いや、これはゴジラ映画ではないのかも知れない。戦争とい
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われらが背きし者(2015年製作の映画)

3.5

不思議な友情みたいなものを根底にしている点で、ちょっと1970年代によくあった作品を思わせる。
派手さはないけど、結構面白い。
ユアン・マクレガーは真面目で、どこか弱くて、いざという時強いっていう役が
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パワー・ゲーム(2013年製作の映画)

2.8

ハリソン・フォードもゲイリー・オールドマンも、よくこんな映画に出たねぇ。たぶん、この2人のギャラだけで制作費がほとんど飛んだんじゃないかな。
脚本が薄っぺらい。産業スパイものなのに全然ドキドキしないし
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デイ・オブ・クライシス ヨーロッパが震撼した日(2021年製作の映画)

4.2

フィンランドって時々めっけもんの映画作りますね。これはよく出来てるって、小説が原作らしい。
なかなか先が読めないし、二転三転する展開も面白い。その上、国際情勢も上手くからめてて、これをベースに007と
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.8

とにかく頭を使う映画。って言っても、難解というわけではなく、脳のあちこちを刺激される作品だから。
まず、白黒の映像。余計なものがないので、自分がフォーカスしたい部分を懸命に観ようとする。
そして、音。
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.2

嘘のような本当の話なんだけど、どうも脚本がボンヤリしてて、人間ドラマを追うべきか、作戦の行方を追うべきか定まらない。ドキドキする部分も無いし…映画館だと寝てしまうかな。観なくてよし。

インデムニティ 陰謀の国家(2021年製作の映画)

2.9

indemnityって「補償」って意味らしい。
この作品のタイトルとしてどうなんだろう?ま、そこはアフリカの映画だから感覚の違いとして、副題の「陰謀の国家」はさらに意味がわからん。
ちょっと視点が違っ
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マーベラス(2021年製作の映画)

3.7

突き抜けてないけど、制作者の心意気が感じられて面白かった。
何人かの方が書いてるけど、邦題がマーベラスってさっぱりわからない。もうちょっと考えて欲しかった。
ストーリーは単純で、アクションもキッチリあ
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

4.3

いやぁ…実におバカで要所要所で笑わせてくれます。各方面から文句言われないのかなぁ(笑)
こういう作品は中身がスッカスカの事が多いけど、脚本はよく出来てて飽きさせない。
サクッと観られてニコニコ出来る作
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

4.5

ジョディ・フォスターとベネディクト・カンバーバッチの存在感でグイグイ見せるんだけと、カメラワークといいアングルといい、音楽の付け方に編集と、実に上手く作られてる。事実という重みだけでも価値のある作品だ>>続きを読む

ウェイ・ダウン(2021年製作の映画)

3.5

それなりに面白かったが、フレディ・ハイモアが適役だったとは思えない。っていうか、大学生でエンジニアという設定が弱すぎる気がする。何か発明をいくつかやってるとか、それこそ瞬時に色んなものを記憶出来るとか>>続きを読む

パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

3.2

うーん…この設定は何でもアリなので、どこかに制限をかけとかないと、しんどいなぁと思ってたら、案の定のラストだった。
例えば、パラレルワールドが5つしかないって事なら、もうちょっと深い話に出来たんじゃな
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ベテラン(2015年製作の映画)

3.8

ややモサっとする部分もあるけど、概ね痛快作品。韓国映画でしょっちゅう見る顔がガンガン出て来る。(カメオ出演の人含めて)ストーリーは単純でお涙頂戴もあり、アクションはふんだんにあり、カーチェイスも繁華街>>続きを読む

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.7

特にすごい展開や感動があるわけじゃないのに、何でほっこり観られる作品なんだろう。調香師って事で香りが鍵になるのかと思えばそうじゃないのが良いのかも知れない。邦題がよくわからないね。「パリの調香師」は要>>続きを読む

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.4

実話だという以上に、映画としてよく出来てる。派手な展開をせずに、ただ淡々と社会の闇を描いている。そして役者の存在感がすごい。特にアン・ハサウェイは秀逸。
さらに本物の被害者と、当の本人と奥さんまででて
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ヴォイジャー(2021年製作の映画)

3.1

着眼点は面白いと思う。人類の縮図が描かれているという所は良い。途中まではそれなりに観られるが、ラストをどうするのかと思ってたら普通にハッピーエンド(?)でガッカリ。
実は彼らは宇宙に行ってなくて、最終
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.8

実話をもとにした映画だという事が、この作品を観ようとするに気にさせてくれるのだが、前半はテンポが悪く退屈。しかし、軽快な音楽と作りが何とか見せてくれる。
色々と仕掛けてはいるんだけどね。イギリス人って
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