1825年、イギリスの植民地であったオーストラリア、タスマニア。犯罪者の流刑地となっていたこの地で軽犯罪で囚人となった主人公クレアは現地を監督しているイギリス軍の将校ホーキンスに使えていたが、ある日ホ>>続きを読む
パリ郊外、モンフェルメイユのレ・ボスケ地区の低所得者向けの団地にはアフリカからの移民をルーツにもつ人々が多く暮らしており、治安も悪く犯罪も多い。映画はこの地区を担当する警察の犯罪対策班として着任した>>続きを読む
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実はあまり期待していなかったんですよね。前作の『スーサイド・スクワッド』が思っていたよりも自分に合わないというのもありまして。
という感じで期待のハードルを下げてみたらなにこれ面白かった!!!
アメ>>続きを読む
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運命で結ばれた二人の30年を3月だけで紡ぐ感動のラブストーリーです!
ケッ、恋だの愛だのに運命って言葉を持ち出すやつは本気で人を愛したことがないだけなんだぜ。背中が煤けてんるんじゃねえの?(やさぐれ>>続きを読む
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♫いちどしんで〜くれ〜
というフレーズが耳から離れない・・・・。
さて『一度死んでみた』のあらすじをいつものように雑に説明してみますと、主人公は♫デスデスデスデス!と歌っているデスメタルバン>>続きを読む
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公開から1ヶ月でディレクターズカット版を劇場公開。スコール!
あのホルガにまた戻れるとは素晴らしきかなアノ世界。初見ではホラー要素が強めだと思っていたので自分のフィルターを途中で修正していくことに少し>>続きを読む
繊細だなぁ。
繊細な映画ですよ。
2006年を舞台に、少年のルパート(ジェイコブ・トレンブレイ)と人気絶頂のアイドル、ジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)それぞれの並行する物語と、二人の間の>>続きを読む
うーむ
つまらなくはないが面白くもない。
面白くはないがつまらなくはない。
感想で一番難儀するパターンきた。
こういった場合「演技がしゅごい!」などと出演者を褒めるパターンか、「美術しゅごい!」とい>>続きを読む
「ふぐしまはどうなってしまうんですかぁ」
ダンカンこのやろう、オマエ埼玉出身じゃねえか。
はい、ということで『Fukushima50』観てきました。
まずは福島第一の免震棟の対策室や原発施設とかの>>続きを読む
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僕のオールタイムベスト級(ベストとは言ってない)映画として『トロールハンター』(2010)という映画があります。
これはノルウェーで学生がドキュメンタリーを撮影中にトロールハンターのおっさんに出会う>>続きを読む
『恐怖の報酬』は昔から噂には聞いていたのですが記憶の片隅に追いやられて未見のまま現在に至り、今回の4Kオリジナル完全版の公開で「そういえばあったな」程度の認識でして。
77年公開時に『スターウォーズ』>>続きを読む
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労働ってなんだろう。
2020年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門受賞の『アメリカン・ファクトリー 美国工厂』
2008年にゼネラルモーターズ(GM)の工場が閉鎖されたアメリカ、オハイオ州のデ>>続きを読む
研修生である主人公ブライアン(マイケル・B・ジョーダン)が死刑囚に刑の執行延期を伝えると、それを聞いた死刑囚は堪えきれず落涙。
1年の延期といえども自分がこの世で生きていられる時間が約束されたことへ>>続きを読む
『無限の住人』以降の三池崇監督作品は観ていなかったので久しぶりです。
三池監督作品では『殺し屋1』と『十三人の刺客』という傑作に異論はないと思うのですが、この作品たちと比べるとその他の作品との出来不出>>続きを読む
やはり殺人鬼は白のブリーフが一番。
1970年代ドイツで四人の娼婦を殺害した実在の殺人犯の日常。
『羊たちの沈黙』のヒットから始まったシリアルキラー、異常快楽殺人者という新しい犯罪者のイメージは、>>続きを読む
終戦から3年経った東京。数人の愛人がいるモテモテの文芸雑誌の編集長大泉洋が、妻子が疎開先の青森から戻ってくる前に愛人の関係を清算しようと貧しい担ぎ屋の小池栄子を妻と偽り、愛人の元へと訪ね歩くというお話>>続きを読む
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2016年にテレビ局FOXニュースの人気キャスター、グレッチェン・カールソンがCEOのロジャー・エイルズを訴えたことで起こったセクハラスキャンダルを描いた映画。
オープニングからFOXニュースの権力>>続きを読む
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映画見ながら「ここがひどい」とツッコめる箇所が5分に一回、いや3分に一回はあるので、118分の上映時間中に39回ツッコめる計算だけど、上映中はお静かに。
一言で言えば、全員がバカ。
主人公の加賀谷は>>続きを読む
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朝鮮戦争真っ只中の1951年。アメリカ軍の管理する巨済島捕虜収容所を舞台に、新しく赴任した所長が収容所の対外的イメージアップのために捕虜によるダンスチームを作ることを思いつく。そこでアメリカ軍の元タッ>>続きを読む
「映画」が誕生した当初、観客が映画に求めたのは純粋な「驚き」でした。それまで「動く自分」というものを客観視したことない当時の人々にとっては風景、人間、生き物それら全てが普段見ているものと変わらぬ姿(色>>続きを読む
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胃の奥底に鉛を置かれたような不快感を残した奇妙奇天烈なホラー映画『ヘレディタリー』のアリ・アスター監督が本作でもその本領を発揮してます。
妹が両親を殺して自殺するという悲劇に見舞われた主人公ダニ>>続きを読む
年に数本、僕の映画レーダーをかいくぐっていきなり目の間に現れる映画がある。昨年では『TAXi ダイヤモンド・ミッション』とか『ハロウィン』とか『メン・イン・ブラック・インターナショナル』とか『パピヨン>>続きを読む
見終わった瞬間に監督の頭をナデナデしてあげたくなりました。
今のご時世で“探偵”が警察に成り代わり捜査する映画が見られるとは。ミステリの面白さってこれだよなと懐かしくもあり、またこのジャンルの安定感を>>続きを読む
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一度入ると生きては帰れないと云われる福岡の犬鳴トンネルの近くにある村「犬鳴村」。
そんな実在する有名心霊スポットを題材にしたホラー映画です。
冒頭、ユーチューバーのようにスマホで心霊スポットを実況す>>続きを読む
「悪ふざけ」って言葉はこの映画のためにある気がしてきました。
そもそもこれを映画と呼んでいいのか。ミュージカルと呼んでいいのか。
観客を舐めているとしか言いようのないロケ、ダンス、台詞まわしなどなど、>>続きを読む
『キャッツ』ですよ。
舞台のキャッツを見たことないんですよ。まずそのことをお見知り置きいただいてから感想を読んでいただけたらと思います。
ビジュアルがどうとか、もう今更言うまでもないので省きますが、映>>続きを読む
天才科学者大沢たかおが亡き妻の松嶋菜々子と開発した医療AI「のぞみ」は、2030年にはなくてはならない社会インフラになったという近未来。
大沢たかおの義弟が代表を務める「のぞみ」の管理運営会社が千葉に>>続きを読む
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ラブドールの製造会社で働き始めた高橋一生は「人間に最も近い最高のラブドールを作るのが夢」と語る工場長のきたろうとともに日夜女体の研究に明け暮れる。ようやく試作品が出来上がるも社長のピエール瀧はドールの>>続きを読む
コミュ障で就活がうまくいかない北村匠海くんがたまたま拾ったウォークマン(カセットテープ!)を再生すると、その持ち主であった死んだバンドマン新田真剣佑が乗り移り、生前付き合っていた久保田紗友に会いに行く>>続きを読む
1950年代のノワールというより探偵ドラマ風でしたね。
製作・監督・脚本・主演とエドワード・ノートンの気合い入った作品。
探偵社で働くエドワード・ノートンは首振りや奇声が本人の意思に関係なく繰り返し出>>続きを読む
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さて、今年はとことん邦画に付き合ってやろうと決意したので先入観をもたずに「さあゲームの始まりです」と言いそうな『シグナル100』を見に行ってきました。隠す気もなく置かれている地雷を前にして後ろから「踏>>続きを読む
主演がポール・ウォルター・ハウザーということで、一部の映画ファンからは喜びをもって迎えられた本作。
なぜなら『アイ、トーニャ』でパラノイアのダメニートを演じて僕たちの心をイーグルキャッチ。続く『ブラ>>続きを読む
岩井俊二好きなら、その好きの部分がてんこ盛りの岩井俊二映画。
高校、セーラー服、夏服で図書館、ひぐらし、中山美穂にトヨエツ。
姉が亡くなり、姉の同窓会に出席した妹の松たか子が高校時代に姉へのラブレ>>続きを読む
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駅の向かいのホームで見かけた付き合ってる彼女に声をかけたら「え?誰ですか?」と(俺も言われたことがある)背筋も凍る返事をされ「誰かに彼女の俺の記憶を消された!」とどう考えてもフラれたとしか言いようのな>>続きを読む
お調子者で家族から浮いてる父親であり大工の棟梁(=長渕剛)が家を建てていると突然初対面の広末涼子が現れて「ウチでお茶でも」と誘われてついていくと実は保険の勧誘のハニートラップでまんまと契約をさせられる>>続きを読む
第二次大戦下のドイツで母と二人で暮らす少年ジョジョはヒトラーユーゲント。崇拝するアドルフ・ヒトラーをイマジナリーフレンドとしながらも、悩み、葛藤しつつ祖国と総統のために立派な戦士になるために訓練に勤し>>続きを読む