ninjinmanさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

2.5

結構楽しみにしていたはずなんだけど、肩透かしを食らった感じ
はだしのゲンでこの辺りの初等教育を終えている我々が見たら大体同じような感想なのではないか。

あとそういえば、ちょうど弟ノーランがプライムビ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

とてつもなくよかった。決して天才とは呼ばれず技術屋として扱われてきた山崎貴が、シンゴジラと庵野秀明に総力戦で挑んでいることに感動してしまった。ALWAYS、ヤマト、ドラクエなどなど、作品にも制作にも今>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

装飾過多な仕上がりだったが意外にもかなり楽しめた。徐々にフラットになっていくカメラや色遣いも見やすかった。

心身の不一致を無自覚に抱えながらどれくらい遠くまで行ってしまうのだろう、とわくわくしながら
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

冒頭10分で引き込まれ、ずっとニヤニヤしながら観てしまった。なんて楽しい映画なんだろう

まさかトイレを介して東京が描かれるなんて思っていなかった。人の流れは何気なく使い、なんなら敢えて無視するように
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珈琲時光(2003年製作の映画)

3.8

大塚の乗り換えと、高円寺の駅前路地の描き方がすき
ロケーションの選び方が最高すぎる
あと家族に流れる時間が良すぎる、良すぎるよ
実家で昼まで寝て深夜に食べるご飯、起きてくる母親、下宿でくつろぎながらも
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.3

語り手がその視点だとは途中まで気づかなかった。枠物語だと思ってしまうと微妙に楽しめない。
ブラピで少し笑ってしまったので負け

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

1.0

興味深い題材と大がかりな仕掛けの割に陳腐な仕上がりで残念

逆説的にインターネットには良い人もいる、ということが際立つ構成になってしまっているのがなんとも皮肉(イケメン看護学生のくだり必要だったか?)
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

1.0

監督の性癖がつまんないことがモロにわかる作品
特にヒロイン、系統の違う美人すぎるのにナード好みな服装させられてて仕事ですから感がすごい

ループに囚われる男女なんていう擦り倒された設定をどう演出に落と
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.2

ずーっと不穏で不安な雰囲気を出すのがうますぎる

あとどのシーンも画が良い(キマりすぎ感も否めないけど)
スリに合う駅前、高架下のコンビニ、微妙な現代アートの展示空間、2つのマンション、何故か猿を飼っ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

1.0

終始1割くらいの気力でしかついて行けなかった。
マジでまだ税務署から場面変わらないの...?って感じで待ってたらベーグルが出てきて映画が終わった。

マルチバースの描写も他映画作品のオマージュやアニメ
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Winny(2023年製作の映画)

1.7

題材は面白い!題材は面白いんだけど、ドラマとしての出来がお粗末過ぎて映画館で見るんじゃなかった...という気持ち
YouTubeに上がってる金子さんのインタビューを事前に見るだけで十分そう

キャスト
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

娘の自殺シーンマジで草。もう少しなんとかならんかったのか、、、

どんな作品のクリスチャンベイルも顔が整い過ぎてて無能に見えるのは自分だけなのか。ずーっと無能フェイスだったけど大丈夫なのか。

結局主
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ヒッチハイカーKAI:手斧のヒーロー、その光と影(2023年製作の映画)

1.0

ええ、、KAIは結局悪人ってことにするの、、、?
実母が出るのもびっくりだけど、彼本人をサイコキラーに仕立て上げずに掘り下げて欲しかったなぁ
これじゃドキュメンタリーじゃなくて、経緯まとめました!サイ
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ガール・イン・ザ・ピクチャー:写真はその闇を語る(2022年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭からずーっと怖い
結局こういうのって、実母に問題解決能力が不足してたりして起きるだね、という感じ
実母が出演してるのも意外だけど、その後全員から総スカン食らわせるのはアメリカって感じ
墓跡置き換え
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ジェームズ・キャメロン 深海への挑戦(2014年製作の映画)

3.1

タイタニックにかこつけて海に潜ってからどんどんエスカレートして、もはや映画の調査じゃなくなっていくくだりめっちゃ笑ってしまった
俺たちしか持ってない小型潜水艦作っちゃったぜ!とか、人類で最初に深海に到
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

2.8

うわなんかめっちゃカートゥーンの吹き替えやん、、、、と思っている間にみんな死んでた
絶妙に登山家のいやーなところ手放しで賞賛したりするから楽しめなかった

エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.1

(実際に当時居合わせた)撮影隊マジでスゲェ!ってなる、そっちのドキュメンタリーも観なきゃ
時間は守ろう
あとエベレストって映画多すぎィ

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

2.5

やっとのことで初めて観た。しかし記憶を消してもう一度観たい映画!とはならなかった。
この手の叙述トリックは古くなると全くもってダメだということを証明してくれた一作。

映像的にも良いところはないし、山
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.9

親子揃って最後までクソ野郎なのは偉い
ロードムービーかと思いきやサスペンスに引き戻され、ちゃんと最高潮が新しい家族の破壊として訪れる構成、最後まで目を離せなかった、、、
地元のサッカーチームや演劇仲間
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.5

期待しすぎてしまった、、ただの娯楽映画であることを忘れていると肩透かしを食らう。
音楽も映像もイケイケだし、キャスティングも妙な説得力があるからぐんぐん期待だけが高まっていくんだけど、最後は「あっそれ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.3

試験会場はどこの国でもそんなに変わらないんだなあと思った
救いのないオチも最高

かもめ食堂(2005年製作の映画)

1.5

角丸おにぎりが美味しそう
「日本に理解のある外国人の若者」の解像度があまりにも低くてびっくりした
結局最初に日本食に興味を持ってきてくれるのはナードなんだよね、、、という無力感
彼みたいな既視感溢れる
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

-

トムハンクス出演作、軒並み設定は面白そうなのにそこから50点くらいのハリウッド展開を叩き出してなんとも言えない気持ちにさせてくる

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.0

映像の雑さがどうしても気になってしまい入り込めず、、若草物語は初めてだったのでとてもわくわくした

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