タイトルのための映画
音楽、カメラワークがかなり挑戦的で、ものがたりは中盤までありがちにみえるが、そのおかげで胸を打つものになっていた。
そこに生きる、暮らすものすべてからみた視点は新しく、一見、奇抜>>続きを読む
最初は役所さんのおしゃれな服やけにセンスのいいチャリや部屋の家具
カセットなどなどムゥ、、とおもい、
結局、、、、、。
と思っていたが、
あるシーンを境に
あ、そうか、
日常の大切さを唄うやわらかな作>>続きを読む
点数がつけられない
手が痺れるほど感動したのは久々だった。
恐怖と美しさのない混ぜになった素晴らしいカット。
その瞬間、時が一瞬とまったように同じ
「あっ、」というきもちを
劇場全体で感じた気がした。>>続きを読む
静かなるアンチ映画。
でも結論は結局かきまざされたあとの肉のよう。
少年の複雑な顔が
「卒業」のラストシーンのようで、
このための映画なのだと思った。
そのスタンスがすき
いま全ての人が見るべき映画。
暴力とはなにかをまさに、自分が見つめたかった角度でみつめつづけている。
暴力には理由がないのかもしれない。
その切実さとむなしさ。
どんな反戦映画よりもよっぽど
説得力が>>続きを読む
まっすぐな作品だった。
ドーナツを乳から作るっていう物語の構造がすごくおもしろかった。
ただ、もっとヒリヒリ感、時間の間、ライカート的な実質的な目の視点があってもよかったなぁ、とおもった。
もっともっ>>続きを読む
すばらしい。
こんなに、静かにむねを啄まれ感動したのは久しぶり。
人の慎ましさ、卑しさ、自分勝手さ、悲しさ、優しさを冷静にかつ淡々と切り取っていてなのになんだかたまらなく胸が掴まれる。
そして美しい。>>続きを読む
映画は社会になにかをしらしめるものでないといけない。
改めてそれをかんじることができた。
観るまではまるで知らなかったできごと。
もちろん映画であるのでフィクションだが、なんであれ「知る」ことからはじ>>続きを読む
ラストにかけて痛烈に女の哀愁が描かれていて、すばらしかった。
女のひとを魅力的にカッコよく描いている。
母である前に女であり、
女である前に1人の人間である。
とおもっていたけど、
やっぱり女は女で>>続きを読む
巧妙すぎる脚本で、トリアーは本当に物語を転がせる描写の天才だと思った。
バカみたいだけど緻密で、それでいて気取っていない、そして逃げない姿勢。
トリアーのすごさ再確認
トリアーの憎きストイックすぎる部分となんと深き尊敬をまざまざとみた
スタッフワークはすばらしかった。
ただあんまり繋がらないところや、
逃避に感じるとこがある部分などがきになった。
善悪がわりとはっきりしていたのが、個人的にはあいまい方が誠実なのかな、とおもった。>>続きを読む
手を離していくことを
本当によく体現している映画。
感動したをいうにふさわしい映画。
絶望だけでない映画。
純粋なものづくりのすばらしさをかんじれた。
はやおさんすごい。
すばらしい。
カサヴェテスはとにかく女性を観察して、みたままをそのまま映す。
理解しようとかしないからいい。
情景や仕草がすべて。それだけで伝わる。
わたしは欲望という名の電車がだいすきなので、自>>続きを読む
むちゃくちゃ良かった。
語彙がきえるくらいによかった。
久々に胸がつき動いた。
ユーモアドラマユーモア
女女ユーモア悲しみロマン
ってかんじで、
なんて人をよく知っているんだろうか。
ユーモアが>>続きを読む
わたしが、ギャンブルの知識やアメリカでのギャンブル文化をしらないからか、なかなか細部まで理解できてなかった気がする。
タクドラてきなまっすぐさを期待してしまったが、現代に沿うようにしているためか、そ>>続きを読む
最近観た中で久々にいい映画だった。
大きな声はあげずにでも低音で粛々とジリジリにじりよる嫌悪が
思春期の女の子のどこにも行けない気持ちを、よく表している。
常に性がはらむ可能性のある関係をちりばめらせ>>続きを読む
まさにロードムービィ
少年の無垢な可愛さに悶絶。
白黒の質感がよりひきたたせる
全編通して芝居もカメラワークもいい。
ただラスト10分は度肝をぬかるるほどよかった。
なんてうつくしく、ロマンがあり、愛情があるラストだろうと。
悲しいのになぜか、とんでもない光を感じた。
女性の描き>>続きを読む
少ないセリフでしっかりみせていた。
テーマは重いがそこに意外と飲み込まれずに進んでよかった。
上野でタクシーを捕まえてるシーンよかったなぁ。
俳優さんが撮る映画は真っ直ぐ芝居を撮るものになるな、とおも>>続きを読む
ケイトブランシェットがすばらしい。
最後のシーンがすごいすきだった。
ながーいカメラワークは心地よく、それこそクラシックを指揮しているような滑らかさがあってよかった。
指揮者ってかっこいい。
衣装>>続きを読む
すばらしい。
ベルドルッチの徹底して俯瞰している眼差しにむしろ愛情を感じた。
スタッフの力量に拍手