猫背さんの映画レビュー・感想・評価

猫背

猫背

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

なかなか言葉には表しづらい。ただただ物凄くて、映画が観せられるもののハードルが格段と上がったんだろうなと思った。

映像とか音響とかが素晴らしいのはもちろんなんだけど、会話と表情もとんでもなく凄い。最
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ミッドナイト・ガイズ(2012年製作の映画)

5.0

最高
歳取ってからもう一回見返したい
ポスターほど仰々しくないから全然肩の力抜いて見ればよかった。でも後半のミスリードには騙された方が面白いしなんなら2回泣いた。
最後もどうなったか分からないままなの
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

5.0

やっぱりめちゃくちゃ面白い。こんなに面白いの作っちゃったのにシリーズ化して大丈夫なのかってくらい。
清掃の人たちが殺しの依頼するシーンからクライマックスにかけてがめちゃくちゃ胸熱

あと「花束みたいな
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

5.0

ちょうどいい感じの不快感(嘔吐シーンは長過ぎる気もするけど)
原題のTriangle of sadnessは眉間のシワのことらしいけど、たしかに眉間にシワ寄せるような表情で見る映画かもしれない。

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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.8

めっちゃおもしろい
大体はヒトコワ(?)だからそっちに振り切っちゃってもいいのになとは思った。
あとちょっとわかりづらい
後味は悪いけど良いもの見たっていうカロリーの摂取感はある

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.7

1時間半くらいまで観たけど全然おもんなかったから途中でやめて、1週間後くらいに続きから観たらそこからがすごかった。
ネタバレシーンが頭にこびりついてる。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

ドドドドドドドド傑作。
現実と非現実の融合具合が絶妙。テーマ的にフィクションでもリアリティを追求しなきゃいけないようではあるけど、あくまでエンタメの範疇を満たしている。現実と映画で描ける嘘(空想)のバ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.6

音楽良い。
90年代の質感いいよね〜〜〜でもあんまり乗り切れなかった。

街のあかり(2006年製作の映画)

4.8

無機質の中にあたたかさがある。
温度感めちゃくちゃ好き。

主人公がチンピラ達に連れて行かれた時、ドアが閉まらずに動き続けてたりとか、女の人を家に呼んだ時、フォークとナイフをちゃんと2人分用意してたり
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.0

大塚明夫のナレーションバージョンにて

映画に関する授業をとっていたら必ずラ・ジュテの話を聞く。そのくらい映画の歴史の中で大きな存在のものだと思っていたから、つい見るのを遠ざけていた。
実際は30分ほ
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黄龍の村(2021年製作の映画)

5.0

ほんとにおもろい、阪元祐吾の映画ってブレない面白さしてる
途中で国岡の人見つけちゃってほぼ展開は読めたけどそれでも面白かった。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった。ラストもめっちゃ良かったけどここも実話通りなんかな。
ジョセフ・ゴードン・レヴィット目当てで見たらめちゃくちゃ良い役だった。世界中の教育現場で見せたらいいのにな。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

ホアキン・フェニックスだからこそ成し得たジョーカー

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

-

本当にキツい。正直呪詛よりもキツかった。自分の中のホラーが更新された。

こういうコンプレックスを持ってる人はこういう容姿でこういう言動をする/こういう容姿でこういう言動をする人はこういうコンプレック
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

中盤は意味分からなさすぎだったけど、最後の最後で時系列順になるところは声出た。よく出来過ぎ。

過去の自分と恋に落ちるか?とは思ったけど、孤児で友達もいないことがコンプレックスなら、かえって自己愛に走
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.0

娯楽を簡単に手にいられる世の中では人間はどんどん腐っていくし過剰な刺激が無いと生を実感できないってこと??????よくわからんかったのが正直なところ。
80年代のブラウン管でも現代のスマホでも同じこと
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

共通点からの愛も、抑圧された状況下で生まれた絆も、エゴを前にしてはとてつもなく脆い。結局はそんなもんだよな〜
ラストはどうなったのかよく分からないまま終わってるけど、デヴィッドは逃げたのだと私は思う。
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.0

粗品のロケからきました。

ステレオタイプかつ執着心の強いアクション、いいね
でも何をやってるのかは全然分からない

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

5.0

2024年初映画〜〜
ほんとはクリスマスに観ようと思って温め続けてたけど、なかなか時間なくてお正月まで持ち越しちゃった。
純度100パーのハッピーオーラで包まれた映画なので、クリスマスに限らず定期的に
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エレファント(2003年製作の映画)

-

いろんなキャラクターの視点が折り重なって、同じシーンを別の角度から何度も描いたり、流れるようなカメラワークで日常を表しているのが斬新。

ガス・ヴァン・サントの色彩はとても好み。

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

5.0

濱口監督は言葉を表現すること・聴かせることに重きを置いていると思っていたが、この映画では冒頭に出てくるワークショップから、身体に語りかけてくる・はらわたに響くようなコミュニケーションを示してくる。
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裸足の季節(2015年製作の映画)

3.8

シンプルにキツい。これは映画だけどほんとのことだろうし。

最後は救いがあってよかった。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

5.0

最初から最後まで何もかも完璧。一生見返すことになりそうな映画だった。

ただ自分に正直に真っ直ぐに(方向は正しくないかもしれないけど)生きてるのに、周りの人がどんどん離れていってしまって、かえって人を
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.5

コスパ良く国を滅ぼす方法

観てると「こうすればいいのに」って論理的に考えられるけど、実際当事者になったらエゴ剥き出しになるんだろうな

天使のたまご(1985年製作の映画)

3.8

世界観は好きだったからもっと早くに見つけてればよかった

子供の頃、うとうとしながら見てたジブリもこんな感じのイメージだった

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.8

ドタバタ強盗撃も、ふたりの関係も、突然の攻防戦もすべて愛おしくなってきたころにあのラスト

ベレー帽欲しくなった

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.5

訳分からんくて色々考察読んだけど、上手く纏まらない。でもこの感覚がデヴィット・リンチって感じがして良い。
要は主人公が逃れるために構築した夢って事だと思うけど、もしかしたら全部ウソかもしれない。

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南極料理人(2009年製作の映画)

5.0

伊勢エビのエビフライ

どれだけベタベタの演出や展開があっても決して胸焼けしないのは消化がうますぎる役者のおかげなのかな

こういう映画が好きだ〜〜何時間だって見てられる。

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