古川さんの映画レビュー・感想・評価

古川

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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

嗚呼… 本当にエヴァンゲリオンはこれで終わりなんだ…

個人的に、新劇場版は、旧劇までの世界観が壊されてしまうのが怖くてずっと遠ざけていたけれど、蓋を開けてみれば全くの杞憂だった。(Qの時はどうなるか
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

2.3

えぇ…これはちょっとチグハグじゃないか…?
ミサトさん前作で、行けシンジくん!!みたいなこと言ってなかったっけ。
人類滅亡の危機に瀕して、最後の望みを託したのに、その後のサードインパクトの業を彼1人に
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

1.8

演出の意図や展開が見え透いてしまう所とか、キャラクターの雑さが気になってしまった。ラストの決戦をもっと引き伸ばしてアクション映画にしてくれた方が楽しめた説…

(全然関係ないけど、主要人物3人とも昔付
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

当時のセリフのまま、現代の神作画でエヴァンゲリオンが観られるというのは、ファンとしては昇天モノ。
原作狂信者としては中盤あたりからの改変が気になってはしまうが、気持ちをリセットして観るとやっぱり面白い
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.9

古い映画だけど、むしろそれ故の雰囲気が出ていて、撮り方も巧みで、非常に良かった。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.2

評判通り胸糞の悪い映画だった。
なんでこんな作品を撮ったのか不思議に思って調べてみたら、なるほど実際の事件を基にしているとのことで…。

こういった痛ましい事件を忘れないようにという意味では、意義のあ
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.8

江戸のヒューマンドラマ。ちょっとわざとらしい展開もあったけど、作品全体の雰囲気はイイ感じだった。
もう少し囲碁の内容にフォーカスしてくれたら嬉しかった。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

鈴木亮平目当てで1から続けて鑑賞。期待を裏切らない、素晴らしく恐ろしい演技だった。
モブの役者の演技が1の時よりわざとらしくなっていたのがちょっと気になってしまった。

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.2

ストーリーはよくあるヤクザ物だが、映像と演技がリアルで見応えがあった。コメディ要素が無く、一貫してシリアスなのも個人的には好みだった。
新米が徐々に覚悟を決めて成長していくゴッドファーザー的要素も見所
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タイガー 裏切りのスパイ(2023年製作の映画)

3.6

インド版ミッションインポッシブル的な。
インド映画特有のオーバーなアクションシーンは好みが分かれるだろうけど、好きな人は好きな感じ。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

SNSを主軸にした作品は余り好みじゃないけど、本作は脚本がしっかりしていて意外と楽しめた。カーソルやタイピングの動きで機微を表すのが面白い。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

是枝監督は本当に撮り方が上手くて感嘆させられる。
個人的に、邦画は(母国語というのもあるだろうが)芝居じみていて興醒めするようなシーンが入りがちな印象があり、その度に得点を下げてしまうのだが、是枝作品
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

かなり面白かった。
最近観た映画の中では一番の当たり。

序盤はミッドサマーも顔負けの不気味な映像から始まり、相当な緊張感があるのだが、それが緩和された時の笑え度合いが半端じゃない。
個人的には、アイ
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.5

決して後味は良くないが、共感させられる場面が数多くあり、印象的な映画だった。
きっと自分も最後のチーフの立場にあったら、同じ行動を取っていたと思う。

ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

2.0

まさか知らないアーティストのライブ映像だったとは… 下調べしておくべきだった。

(2023年製作の映画)

3.6

まさに「首」!
北野映画は初めて観たが、噂に違わぬバイオレンスと、意外なコメディ要素が組み合わさっていて、なかなか面白かった。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.2

作品のメッセージはよく伝わってきたし、上手く出来ているとも思ったが、いかんせん異食症の映し方がリアルすぎて観るのがキツかった。
痛々しさだけなら耐性があるつもりだったが、やけに生々しいのがダメだった。

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.1

ゴルゴ13で同じような話を読んだことがあり、展開は読めてしまったが、爽快なアクションシーンが盛りだくさんで楽しめた。

記憶喪失の主人公が、なぜか多方面から命を狙われるのだが、身体に染み付いていた並外
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.7

クリスチャン・ベール演じる主人公は、自己中心的でこだわりが強く、口は達者、プライドが高く、少しでも気に触る事があればすぐに殺人衝動が抑えられなくなるという、サイコパスのお手本のような人物。
本作はその
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.3

人間のどうしようも無い部分、人間らしさみたいなものを、様々な角度から繊細に映し出した名作。
6名の主要な登場人物が、それぞれ社会的な表の顔と内に秘めた闇を抱えており、それらが巧みに絡み合っていく様は、
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

MX4Dで鑑賞。
ストーリーや演出に、いくつかツッコミどころはあったが、全体的には見応えバッチリで面白かった。

スナッチ(2000年製作の映画)

3.6

観やすいパルプ・フィクションみたいな感じで、こちらの方が好みだった。

エレファント(2003年製作の映画)

3.0

コロンバイン高校銃乱射事件を基にした作品。
自分でもこの事件について調べてみたが、映画で描かれている、ごく普通の高校生といった犯人像は、実情と乖離している可能性がある。
この映画だけで事件のイメージを
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.2

ただのグロ系かと思いきや、意外としっかりした映画だった。世界観や映像が作り込まれていて良い。ただやっぱりグロい。

キャビン(2011年製作の映画)

3.7

ホラー版トゥルーマン・ショーみたいな。
結構好みだった。
最後の方のわちゃわちゃ感が楽しい。
あとデイナの打たれ強さがゾンビ並みで笑える。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.6

何ともやるせない映画だった。
これが実話だというのだから恐ろしい。人類の負の歴史、その愚かさを訴えかけてくる3時間半だった。

ディカプリオファンとして本作も彼の演技に注目していたが、この救いのない立
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