sketchbookさんの映画レビュー・感想・評価

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正欲(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

水フェチが周囲から理解されず、隠しながら生きづらさを抱えながら生きる話

〇〇好きということはあれど、本当に水だけにしかドキドキしない

水に濡れた人が好きというのはあるが、本当に人には関心がないよう
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

面白かった

全体的には宮崎駿が描く異世界ものっぽさがあり、特に違和感なく観られた

サギが話したり
母なのか良くわからなかったり
ペリカンが意外と怖かったり
トトロの模様をしたインコが出てきたり
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迷子の警察音楽隊(2007年製作の映画)

3.6

長く続いた戦争状態の後、平和条約が締結されたエジプトとイスラエルのお話

エジプトの警察音楽隊がイスラエルのイベントに招かれ、音楽隊は会場に向かうがイスラエルでのバスを間違え1文字違いのど田舎に降りて
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

ガサツだけど腕っぷしとハッタリで生きてきたイタリア系アメリカ人のリップとホワイトハウスで演奏するほどの一流黒人ピアニストのドクター・シャーリーが差別色濃い南部を8週間かけてツアーに回る話

移動の車内
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.2

ウルトラマンでは無く、長澤まさみを見ているような映画だった

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.9

妻に先立たれた役者兼演出家である主人公が自分と向き合いながら次の作品を演出する話

妻(音)が創り出す不思議な物語、現実社会の会話、チェーホフのテキスト、それぞれが共鳴しながら話が進む

様々なペアで
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.4

生活保護と震災の話

「震災は怪物だ」というセリフと「瑛太」を観て映画『怪物』をまた思い出す

日本の生活保護利用率は1%(米国.欧州は5〜10%)
必要としないのに利用出来ている人が居るし、本当に必
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

4.1

漫画のネームを使ったストーリーに脚本の巧さを感じる
これは他で代用できるのだろうか?小説を使っても映画には適さないと思う

加えて出演者の演技が上手い
特に黒木華が凄く上手い
時事刻々と表情を変え喜怒
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いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46(2019年製作の映画)

3.6

推しの子の第一話に最初グッときたけど1話見切れずに放置する事となりこちらを観た。

アイドル一人一人の感情が垣間見えて偶像のリアルを感じる

人は自信満々に生きれるものではない

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

4.2

会話が詩のようで美しい映画
と思ったら最果タヒさんでした

20代の頃は意味なく不安に苛まされていた。死とか幸せとか。

この映画はその不安を美しく描いている

怪物(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

最初の1部はとても嫌な時間が続いた。2部になると別視点で意味が変わり始めたが嫌な時間であることには変わりなかった。人間社会の嫌な面を浮き彫りにさせているかのようで自分は幸いにも当事者になった事は無いが>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

凄く良かった。
最後は泣きながら観ていました。

コンサートのサイレントシーンとその時のお父さんの目、
父に頼まれトラックの荷台で歌う娘、その時に手を娘の首に当てて必死に歌を感じようとする父
1人だけ
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RRR(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ハリウッドや日本映画とは違ったテイストで先が読めない。
過激な描写やダンスシーンなどが新鮮で観ていて飽きる隙がない。
衣装が時代を反映していると思うのにとても綺麗。

細かな所をつつくと矛盾は沢山出て
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

知らない世界、知らなすぎる世界
貴族間もランクがあり、生きづらさがある世界

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最初は嫌な話かと思い、見るのも途中で止めようかと思ったが、優子とみぃたんが繋がるところから感動的な話に変わり引き込まれ始めた

現代的なバトンリレーに感動と心のざわめきと両方感じる意味で良作だったと思
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(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ただ普通に生きたいのに試練が多い。様々な巡り合いがあるのに幸せな巡りは本当に少ない。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

20代前後は変化が激しい

2人の気持ちの変化が愛おしかったり、切なかったり、誰にしもが経験したやりとりを思い出す

各シーンが2人の視点で描かれていて、それがまた見る側に優しいが、2人の視線や言葉使
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トップガン(1986年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

マーベリック観たから古いのもと思って観たら、ストーリーが同じすぎて笑いました

それでも2世の親はこの人だったのかとか
あのピアノに乗っているのか2世かとか
作戦説明がインベーダーゲームみたいだとか違
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.6

スカッとする映画でした

ハリウッドフォーマットに則った作品なのでゆるい気持ちで、それでいてドキドキしたり、笑ったりと気持ちをゆるしながら見れる作品でした

星の子(2020年製作の映画)

3.8

(追記)
映画を見る前は宗教を主題にしているのかと思ったが、映画を観始めてから、いや、観終わった後も時間が経てば経つほどそれよりも遥かにちひろや姉の生きる姿を描きたかったとでは無いかと思い始めた
生ま
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

機長の判断に頭が下がる
あの短い時間で正しい判断をする事
最後まで乗員に逃げ残りがない事を確認して降りるところ
全てが素晴らしかった

映画だからかもしれないが、こういう時のメーカーや調査委員会の議長
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.6

嫌な思い出もその人を作っている

自らの血だけが事態を改善させてくれるという悲しみ

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

時間が正転も逆転もする世界感は見ていて新鮮だし、後からもう一度見たくなる作品だった

あれはあれだったのかとか、
誰が何と戦っているのかもよく分からなくなった

今の世の中は誰が作ったのだろう

累 かさね(2018年製作の映画)

4.1

劇中劇なので土屋太鳳と芳根京子の演技力勝負の映画

サロメとかけている後半のシーンは良かった

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.1

凄く良い
楽しい面白さではないけど
今の問題を暗さだけで捉えるのではなく明るさ、楽しさを交えながら表現している

どんな人も色々な人に支えられ影響しあって人生が成り立っていると思う

記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

3.4

面白いけど想像を超えなかった

人は誰しも嫌な記憶や消したい記憶がある
その記憶がないだけで気持ちよく生きれる人も多いと思う

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.7

東野圭吾なので伏線回収が気持ち良い

ホテルと警察、それぞれの視点がストーリーを組み立てていくのも面白い

スパイの妻(2020年製作の映画)

-

高橋一生繋がりで見たけど
蒼井優が上手すぎてそちらにばかり目がいく

スパイを愛してしまった妻の気持ち
大望、離れていても通じ合う心

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

高橋一生は不思議な役が上手い
最後は暗い終わり方をすると思っていたのでハッピーエンドとなり少し救われた

ステップ(2020年製作の映画)

4.0

泣いた
気持ちよく泣いた

役者陣が良い。
子役の方、知らなかったよ。すごく良かった

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

つまらない映画だなと思ったけど
自分の頭の中にいるもう1人は
思った通りに動いてくれない

それは卒業なのかどうなのか

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

人の死が見える苦しみ
救いようがない話ではなく
涙で浄化される映画だった

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.7

純粋な青、濁った青、硬い青、色を変える青、いろいろな青が混ざり合う

均質な青はなく、集団の中でマダラ模様を形成し、マーブル模様のように渦を巻いて色を変えていく

フード・ラック!食運(2020年製作の映画)

3.8

監督が寺門ジモン?
と思ったけど想像以上に面白かった

サイトやYouTuberに取り上げられることは関係なく、また回転率など経営だけに走ることなく、手をかけた美味しい焼肉を出すお店はある
もちろん記
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