せきぐちさんの映画レビュー・感想・評価

せきぐち

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乾いた花(1964年製作の映画)

5.0

華道や茶道など、日本的な文化、日本的な気質にはエレガンスとブルータリティという一見矛盾する二面性が同居しており、それは美意識への神経質さとその抑圧に反動せんとする瞬間的衝動に起因する──つまり自閉症の>>続きを読む

狂った果実(1981年製作の映画)

2.0

ヒロインの女が心底嫌すぎる
あと大学生は全員殺してほしかった

レイプ・ショック(1979年製作の映画)

5.0

人生ベスト候補
様々な時制、視点、現実と幻想、主観と鳥瞰が入り乱れる殺戮シーンは、昂りすぎて大きい声が出ました、bgmも適切
狂気がもつ、とびとびのコンテクストのハイ・スピード感がダイレクトに伝わって
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王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

5.0

これは1987か、
あまりにも青臭く
ともすれば素朴な仕方で
Zeitgeistが産声を上げていた。

しかし本作によって
時代がその手に掴みかけた
無媒介なる可能性は
取るに足らない経済的な理由から
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パルムの樹(2002年製作の映画)

-

潜勢した外傷的な過去から起因する偏執と欲望は、必ず偽装された仕方で現実化せざるを得ないのであって、その仮象がフェティッシュに結びつくという話。
一見した異形さに目を引かれるが至る所に凡庸で常識的な留保
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オカルト(2008年製作の映画)

4.0

このような天才的な作品には敬意を込めて5点ではなく4点をつけなければならない。

野獣死すべし(1980年製作の映画)

5.0

I've got ecstasy But I feel the tear is falling down
I've got ecstasy But I feel the tear is falling
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