モアイさんの映画レビュー・感想・評価

モアイ

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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.5

鳥と少年が一緒に空を渡る冒険ストーリー。

実話をもとにされたフランスの映画。
絶滅危惧種の渡り鳥を救うために鳥とともに、小型飛行機で安全な経路を通って空を渡る活動をしている夫婦がモデルになっているら
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

4.1

思春期の内向的な葛藤をSFチックに表現した青春ファンタジー映画。

森絵都さんの『カラフル』が原作。
死んだ少年(小林真)の体に入ることができた魂、シロは、その代わりに少年の死の理由を100日間で突き
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メメント(2000年製作の映画)

4.2

最後まで見入ってしまう映画。

妻を殺された、短期記憶ができない不憫な男の復讐劇。
主人公の記憶を逆行して進んでいき、最後に謎が解ける流れ。

ストーリー展開は画期的で文句ないけど、端的に言うと不憫な
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.3

組み手のアクションの常識を越えた映画。

この人数比で組み手しようと考えたところがすごい。途中にCG入ってるけども、キアヌ・リーブスが2次元顔だから違和感なかった。
加えてカーチェイスに飛行シーンも、
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.2

2000年以前とは思えない映像が繊細な映画。

生け簀みたいなとこからから出てくるシーンとか、代表的なイナバウワーで銃弾避けるシーンのCG技術がこのときから割りとレベル高かったことに驚いた。

組み手
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J・エドガー(2011年製作の映画)

3.8

人は肩書きで判断できないな、と思う映画。

史実がどうかは分からないけど、FBIを一から作り上げて死ぬまで長官を務めた偉業とは裏腹な弱い部分との葛藤がよかった。

自分の代わりに誰かを罰することで、自
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.5

青春の初々しさとほろ苦さを描いた映画。

盲目のレオナルドを助けるジョバンナとガブリエルが素敵だった。
どこにでもいるな、いびりたがるカマチョ君。
友情と恋愛の狭間で揺れる感じが青春映画らしくてよかっ
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EVA エヴァ(2011年製作の映画)

3.8

謎要素ありのSFロマンス映画。

結局分からなかったことがいろいろあるけど、展開は読めてしまったことが残念。
少女役の子の演技力が際立ってた。

兄弟って好きな人のタイプも似るもんなんかな。

グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.9

気になって最後まで見てしまうタイプの映画。

バカな少年たちが、悲しみにくれたおじいちゃんの自暴自棄に拍車をかけてしまったっていう話。
このバカな少年たちは悪質だけども、このおじいちゃんにとっては大好
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シッコ(2007年製作の映画)

4.6

アメリカの無慈悲な医療保険制度を批判する映画。

アメリカの保険制度悲惨すぎる。
既往歴あれば保険入れないし、入っていたとしても小さな病歴の未申告があれば保険料下りないし、そもそも医者が手術を断ってき
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

忘れていた純情を教えてくれる映画。

同性愛を禁止するカトリックの教義の中で、思いを素直に伝えられないもどかしさがムズムズして良かった。
お互いの思いがあったとしても実らないというのが、同性愛のリアル
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持たざるものが全てを奪う HACKER(2016年製作の映画)

4.2

悪賢い人たちのお金稼ぎの映画。

クレカの情報を盗んで買った商品を売買するっていう手口。技術がどうこうよりもクレカの情報もらってくるサイがすごい。

ちゃんと最後に種明かしもあって、飽きることなく見れ
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

4.2

砂糖の危険性を教える映画。

砂糖が体に悪いことを初めて知った。
同じカロリーでも砂糖の方が脂肪がたまりやすいことに驚いた。
あと、肌や姿勢、精神面にも影響が出るっていうことも知らなかった。

100億人―私達は何を食べるのか?(2015年製作の映画)

4.2

食料危機を真剣に考える映画。

化学肥料の原料が尽きるため、安価に食糧を手に入れることができるのもあと何十年。

産卵用の鶏の雄は生まれてすぐ捨てられる現実は、ショックだった。
食糧危機への科学的な対
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.3

こういう先生もいいなって思う映画。

規則とか同調圧力とか、見えないしがらみなんてぶっ飛ばして、自分の思うように生きようぜっていう、ロックっぽい展開。

体型を気にする女子生徒と見た目を気にする男子生
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

4.5

最後まで報われないけど、人助けできたからいいじゃん、みたいな終わり方がいいなって思った。

メインが大学研究員だけど、終始難しい話は出てこなくて、知的な部分よりは、賢いんだけど否めないポンコツ感の方が
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

4.5

罪を逃れるべくして警察に協力し、合法麻薬の摘発に努める、っていうまたストーリーが面白い。
オチもしっかりしてる。

だいぶひどい扱いなのに、ピエトロの打たれ強さがすごい。項垂れるとこがおもしろくみえる
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

4.5

大学研究員の頭脳派ドタバタコメディー映画。

職を失くした大学研究員たちが、合法麻薬を作って一儲けする話。
笑える社会派映画。
『きっとうまくいく』に似たテイストだけども、ハラハラ感とコメディー要素は
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.9

現実世界のサイヤ人の戦いみたいな映画。

戦いで死ぬのが本望、というまさに戦闘民族のスパルタ人。史実は詳しく知らないけども、スパルタ王の誇り高さと野性的な戦い方に反した冷静さが印象的。

NEXT -ネクスト-(2007年製作の映画)

4.1

恋人を救うために戦わざるおえなくなった超能力系の映画。

そんな能力あればそういうこともできるよねっていう空想が広がった。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.3

完璧すぎるミステリー映画。

無駄な部分がなく、しっかり伏線を回収する完璧すぎる構成。
犯人が分かったうえで話が進んでいくあたりが、
古畑任三郎みたいで面白かった。
お国柄といいますか、謎解きシーンは
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

4.2

切ない終わり方のSF映画。

ある悪の組織が完全犯罪をなすために殺人対象の人間をタイムマシンで過去に送り、過去で殺すシステムを作った。しかしその役割をなすルーパーが、口止めのために送り込まれた未来の自
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.4

想像を掻き立てられる映画。

終始警察のオペレーター室で話が進むという斬新な展開が面白かった。
だからといって物足りないわけではなく、むしろ一刻を争う事件に自分は関与できない無力感を主人公と同じように
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.3

バトルシーンがハイクオリティなアクション映画。

ストーリーとしては、実験で生み出された超能力を持つ少女を恐れた組織が、彼女を恐れて殺害を企むが、返り討ちに合う話。
何よりもバトルシーンが素晴らしくて
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EXIT(2019年製作の映画)

4.1

ハラハラさせるサバイバルアクション映画。

有毒ガスが昇ってくる前に逃げなければならない脱出ゲーム的な要素に、韓国映画定番の恋愛要素を足して、コメディを所々振りかけた爽快な作品。

高層ビルに謎の足場
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.3

ハードボイルドさに父性が足された映画。

同じ黒人である若者がギャングに加担するところを激高するとこや、本を進めるあたりが、前作の優しいハードボイルっていうだけでなく、年相応の父親感があり、かっこいい
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