takahiroさんの映画レビュー・感想・評価

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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

庵野verではウルトラマンはスーパーヒーローではなく、地球外生命体として描かれており、成長劇がとても良いのだが、いかんせん詰め込みすぎて長澤まさみ含む各キャラへの感情移入がしにくく勿体なかった。ゾーフ>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.6

ゴジラの状態変化が著しく、シーンが変わる度に何かしらの新能力で活躍する。絶望的なシーンも多く、現代ならではの日本国のパニック具合が面白かった。とても淡々と進み、ドライな印象を受けたが、ラストシーンは意>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

挑戦的なテーマで尚且つ3時間の大作、全体を通して登場キャラクターや相関図が複雑で、3分の2はひたすら動きのないノンストップな会話劇が続き、その上違う時間軸での話が交互に繰り出される。量子力学の面やその>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.9

台湾へ一人旅に行きたくなる映画。情景描写が素晴らしく美しい。台湾で出会った日本人バックパッカーアミとの恋愛劇。台湾でのラブコメと日本へ旅に出る36歳主人公のジミーの対比が良い意味で邦画特有のじっとり感>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

陰謀論・極右、極左・紛争・性の多様性といった近年のネット社会を中心にした事柄を女子高生の普通の日常世界の中で描かれていて、現代流の戦争をテーマにした映画のように感じました。あのちゃんの演技があまりにも>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.9

インドの裏社会を描きつつもクイズミリオネアの熱い展開でスカッと観ることができた。これぞ洋画というような粋な演出に燃える。ただ余りにも運命的な偶然が重なった展開が多く説明の無い急展開も多い。諦めたらそこ>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.4

現代版わらしべ長尺+といった、一つの出来事でどこかの誰かの生活や行く末が変わっていき、最後には一つに繋がる。パプリカを観た後だったのでどんな変態的な話なのかと思ったら王道な流れでテンポも良くスッキリと>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.5

インセプションとシュタインズ・ゲートの要素織り交ぜたようなアート的な作品って思ってたらノーラン監督がインスピレーションを実際に受けてたって本当なのでしょうか?!
現実世界と夢の中が混同して理解するのが
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.8

シリアスな展開ではあるもののファン待望のお祭り映画。小ネタも多く、あのキャラが!?といったようにとにかく見てて最初から最後まで楽しい。EDのSee-Sawの新曲「去り際のロマンティクス」は超名曲。戦闘>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

フィロソフィーを感じる名作。ただこれは大衆的な映画館で放映して良いものではないかもしれません。セックスワーカー、貧富格差、ロボトミー、禁忌的な要素を全てぶっ込んでいく。また好奇心のまま過ごすベラの急速>>続きを読む

青い春(2001年製作の映画)

4.3

アラサーになった今ではなく、高校生の自分に見せたい映画。2000年初頭の生臭い独特な雰囲気の荒れた男子高校生の日常ドラマ。今の時代では確実に評価されないし、多分よくわからない映画と言われそう。ピンポン>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.3

刑務所から逃れる為にイカれたフリをして精神病院に収容された主人公の話。全く想像していなかった結末で、個人的にはこういう終わり方は好みだけど衝撃的すぎて少し疲れた。廃人も同然の病人たちに生き甲斐を与えた>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.2

物語が交差している発見や終盤30分の怒涛の伏線回収は凄く良かった。
登場人物全員がビックリするくらい良い人でとても穏やかに観ることができます。

ただ、途中まで凄く長く感じて、セリフや展開にも違和感が
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色即ぜねれいしょん(2008年製作の映画)

3.8

岸田繁、渡辺大知、峯田和伸と大好きな平成初期のロッカーが集う。全体を通してダサくて童貞臭い、駆け抜けて性春。最後のライブシーンなんて黒猫チェルシーすぎて笑える。村八分のカバーも最高。臼田あさ美が可愛す>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

エグめの下ネタが多く家族で見るには気まずいシーンがちょいちょいありますがそんなの関係ないくらい、良くまとまっていて良い映画だなぁと感じました。お父さんのシーンも感動するけど、個人的にはコンサートの無音>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

面白かった!
前提情報皆無のままでも十分に楽しめるし
このまま本編を観たくなるような結末。
小難しい話ではなく入門的な悲劇的要素を
感じることのできるわかりやすい話の構成だった。
っていうか、ゲゲゲの
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オープン・ウォーター(2004年製作の映画)

3.1

ただでさえ海が好きな方ではないのに余計に怖くなりました。映像作品としてはドキュメンタリーのような雰囲気。かなり慣れるのに時間がかかり、人によっては酔ってしまいそう。

どうしても引っかかるポイントが多
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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

3.8

15年ぶり程に再視聴。憧れのYUIの唯一の映画作品。
ドラマ版も見ましたがこれはこれで大いに有り。
YUIのミュージックビデオとして観るとより良いかも。
YUIに憧れてギターを買ったことを思い出しまし
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.5

ワクワクするような盛り上がるシーンは一切なく
とにかく淡々とヘルシンキの悠々自適な食堂ライフをお送り頂ける。
そんな内容なのに気がつけばエンディングを迎えている
そんな見応えというよりか、見晴らしの良
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怪物(2023年製作の映画)

4.7

伏線に次ぐ伏線、確実に2度観ても楽しめる構成
暇な時間が1分もなかった。
事前情報抜きでメッセージ性の強いサスペンスドラマかと
思っていたけど、全く違った。

多くのミスリード(思い込み)で本質に気が
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.9

広末涼子・香川照之とお騒がせキャストではあるが
流石の演技力。広末涼子も変わり者の女性図を
的確に演じられていてバッチリ。

序盤〜中盤にかけてはかなり長尺であるのにも
関わらず暇に感じるシーンがない
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

「確実に賛否は分かれるだろうなぁ」が
見終わった後の一言目の感想
個人的には宮崎駿としての集大成
シン・ジブリな問題作という印象、面白かった。
映像もとってもクオリティが高くて綺麗
何よりも音楽は最高
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

11歳の娘と31歳の父親の2人だけの夏休みの様子を描かれている。微笑ましくもあり、リアリティのあるシーンが多く、また2人の演技があまりにも自然すぎて本当のホームビデオを見てる感覚に陥る。最後のシーンは>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.9

推し女優の上白石萌歌さんの映画を探して観ました。
冒頭のアニメが最高にいい味を出してて良い
青春映画らしい青春映画を久しぶりに観た
どこをカットしても、ティーンネイジャーの
もはや切なさすら感じる情景
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

3.9

PSYCHO-PASS3期の謎展開の経緯が描かれている
エヴァ破とQの間の説明のようなイメージ
やっぱり朱と絞噛のタッグが一番良い
朱が絞噛と話す時だけ若干雰囲気が変わるのが堪らない
朱が3期で捕まっ
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

終始楽しめた。キャストが大変豪華で
全ての登場人物の演技力が圧巻。見応え十分。
それぞれのパートの容疑者たちは勿論
特に、妻夫木のゲイ役、広瀬すずと宮崎あおいの
激情的なシーン、佐久本宝のあの絶妙な頼
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

全盛期の憧れの宮崎あおいが見たかった。最高。

タイトルから全く本編が想像できず、辞書編集の
難解さの中で描かれるドラマが暖かく、また主人公の
馬締が成長している様子が分かりやすく描かれていて
言葉の
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シグナル100(2020年製作の映画)

2.0

こういうツッコミどころ満載の映画は結構好き
橋本環奈を見たくて観てみたけど楽しかった。
若手キャストが何故か豪華。

推理要素はほぼ皆無(動機や理論的な説明は一切無し)
頭脳戦的なスリルな駆け引きも無
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.0

ブラッドピットが美しすぎて一生観ていられる。
死神(ジョーブラック)モードの時の演技力は圧巻。
エンディングのWhat a wonderful worldがとにかく最高。

ラストシーンは観客の解釈に
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

久しぶりに金ローで再視聴。
Queenという家族は天才の集まりだった。
闇ホモは許せない

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.8

見て良かった映画はたくさんありますが
見ていなかったことに後悔した映画は少ない。

愛する恋人や愛犬が亡くなったり
戦争で大親友を失ったり、そういうシーンは
無く、ラストシーンは別にどうってことない
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