何の事前情報もなく観始めて(この作品知らずに25年過ごしてきたとは、映画好き名乗る資格なしか)、シンシアとロクサンヌが住んでるとこの雰囲気で一気に引き込まれた、シンシアもよいが、ロクサンヌの演技がよい>>続きを読む
あれ?これで終わり?という幕切れだったが、そのあといろんな思い・感情がジワジワくる。こんな展開になるのでは?という予想がことごとく裏切られたけれど、かなり好みの映画。よくありそうなドラマティックなスト>>続きを読む
出だしの雰囲気があまりに清楚、静謐で、ちょっと観るのやめようかと思ったけど、最後まで観てよかった。
フレームの切り取り方が好み。映像観てるだけでもよい感じだが、ストーリーもよい。
テーマは重く複雑、と>>続きを読む
短編に続き鑑賞。
ストーリーは全然違うものだが、訴えるテーマは同じ。しかも実話。アメリカって病んでるな~、と思いつつ、その病気に立ち向かう人々の意志と実行力、安全確保の制度が凄い。
ゴメンナサイ、これまで勝手に短編映画を軽くみてました。
短編小説を読むのと同じように、短編映画もこれから楽しみたいと思います。
監督がジム・ジャームッシュで、こんだけの面々が出ている、というだけの映画。それを知っていれば、結構楽しめるのだが、それを知らないと全然面白くない作品なのでは。
出てくる人たちの話が長い!のだが、聞き入ってしまう。いろんな文化が混ざり合うディープな街の様々な断片を切り取っているだけ、といえばそれまでなのだが、その切り取り方が素晴らしい。
勝手に思っていた「ドキ>>続きを読む
気弱な主人公がどう折り合いをつけるのかと思って観ていたら、いい意味で期待を裏切られたのだけど、もう一回見直すと必然的な展開とも思えるようなすぐれた脚本。明け方が夕暮れかよくわからない時間帯のシーンの構>>続きを読む
冒頭のシーンで期待感が高まるも、至って凡庸な作品。だが、平凡である故に、国名、宗教、民謡(民族音楽?)、ロケ地を入れ替えれば、どの国の戦争映画にも使えるシナリオにも思え、普遍性を感じる。でもあまり面白>>続きを読む
ソ連もアメリカもやってることは殆ど同じだし、ソ連にもアメリカにも自分勝手な上級将校、冷静に現実的な落としどころを目指すスタッフ、ピュアな愛国心を持ちつつ国家に裏切られる下士官など、登場人物のキャラ設定>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
イーサン・ホークのヘタレ具合も、フィリップ・シーモア・ホフマンの余裕ある前半とキレまくる後半の落差も、出ている役者陣がみんないい味出している。
出てくる男でロクな奴が一人もいない。
殺された強盗役の妻>>続きを読む
子どもなりに、何とかしようと一途に一生懸命に頑張ったけど、思うようにならなかった、で、結局そんな大した問題にならずに済んじゃったことあったよな~、と何だか懐かしくて切ない感情が甦る感じ。爺さんたちが勝>>続きを読む
85年の時点で、移民問題(それによって貧困化した白人下層と、古い家長制度にうんざりしている移民二世)とLGBTをテーマとして取り上げている。当時の自分にとってはどちらも全く関心のなかったことだが、もっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どんなとこにもムラ社会というものがあるんだな。バイオレットが見た目も振る舞いもそれほど腹黒いとは言え思えない感じが、却ってどうにもひっくり返せないもどかしさを醸し出している。
小説を読むような感じで観>>続きを読む