とらさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

Amazon Prime Videoで観れるようになったと聞き、即鑑賞!

やはり良い映画だと思います。

大学で教育に触れる機会が多いからか、初見とはストーリーの感じ方が大きく違いました。

当時、
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.0

思っていたのと違って度肝を抜かれました。

原作を読んだことが無く、可愛い兎や動物と人間の話だと思っていたので、とても驚きました。

作品は金曜ロードショーなので吹き替えで鑑賞。

マクレガーさんとピ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.9

金曜ロードショーで録画していたものをやっと鑑賞。笑

何度見ても良い作品なのに加え、歳を重ねる事に感じ方が変わる作品です。

吹き替えは初めて見たのですが、これはこれで良いですね。

過剰に描き過ぎず
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國民の創生(1915年製作の映画)

2.5

D・W・グリフィスの長編作品。

クロスカットやクローズアップが効果的に使われ、是により、時間の流れと心理描写の表現が圧倒的に広がった気がします。

ただ、内容が人種差別が色濃く関わっているので、手放
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ドリーの冒険(1908年製作の映画)

2.7

D・W・グリフィスの初期作。

樽の流れるシーンがフレームインからしっかり映すので、

時間はゆったり流れるのに、緊迫感がある
独特なテンポを感じました。

ハッピーエンドで良かったです。

DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団(2017年製作の映画)

2.1

たまにはこういう映画も。
鷹の爪は元々好きだったので楽しんで見れました。
DCコミックスも心が広いなと思いました。笑

14歳の栞(2021年製作の映画)

3.8

中学2年生という、中途半端な時期の子どもに、フォーカスした、ドキュメンタリー映画。

2年6組の全員が、クラス、学校という社会の中でアイデンティティを模索していく姿が、当時の懐かしさと苦しさとを呼び起
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

久々の鑑賞。

各俳優が最大限活かされていて、
内容も、カットも無駄が一つもない映画だと思います。

語れば、語る程野暮になってしまう。笑

兎に角、大好きな映画の中の一つです。

それから(1985年製作の映画)

3.7

大学の授業で鑑賞。

原作は拝読済み。

森田芳光さんと松田優作さんの名前は、知っていましたが、作品をしっかり観たことはありませんでした。

森田芳光さんは「家族ゲーム」の映像を見たことがあったので作
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.3

迫力満点💯のカーアクション!

キャラの深掘り具合とアクションのバランスが絶妙だったのが一番良いところだと思います!

ブライアンとドミニクの信頼関係も良かったです。

レースシーンでのカメラワークも
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月世界旅行(1902年製作の映画)

3.0

大学の授業で鑑賞。
普通に面白かった!

世界初のSF映画。

感謝の気持ちで観てました。

ゴム頭の男(1901年製作の映画)

3.0

大学の授業で鑑賞。

レールを使った遠近法で撮影された映画。

ジョルジュ・メリエスさんは映画の表現方法において、0から1を作った発明家だと思いました!

月世界旅行とは違い、物語は簡単ですが観る意味
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.2

良い意味で想像と期待を裏切ってくれました!

冒頭からポール・S・W・アンダーソン監督の色が出ていて、ホラー映画かと思うくらいの緊張感でした(笑)

モンスター含めCGが素晴らしく、演出も豪華、豪快で
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.4

マンガ未読で鑑賞。
日本のゾンビ映画とは思えない程、メイク、美術、CGがリアルでビックリしました。
流石、図書館戦争も指揮した佐藤監督なだけあって、緊迫感と絶望感を与えられました。

恋人を失った悲し
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.4

久々のサスペンス。面白かったです。

役者が適材適所で際立っていた様に思います。

ストーリー自体にクセや難しさもなく、内容はスラスラ入ってきました。
流石、原作東野圭吾さん!

湯川准教授の登場から
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.2

続編が6月に迫ったので鑑賞。

冒頭の激しい銃撃戦では、カットも細かく割っていて、丁寧に描いてるなと思いました。観ていて爽快でした。笑

途中のストーリーを進めると共に、キャラクターを深掘りしていくパ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.6

もしも、現代にゴジラが現れたら?
という良い設定に胡座をかかず、政府や国民の混乱と葛藤を見事に描いていたと思います!

俳優陣も豪華で、キャスティングも良かったと思います。
強いて言えば、石原さとみさ
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映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!(2016年製作の映画)

1.8

現実世界とアニメ世界を使い分けたいという意気込みは感じられたが、
使い分ける必要性と狙いが感じられなかった。

世界観を複雑にしただけに説明が必要になり、話のテンポも悪かった。

キャストは凄く豪華だ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のゾンビドラマパートでは違和感もありながら手持ちカメラの良さが発揮されているカメラワークだと感じました。

濱津さんの熱演もあり、面白い前半パートだと思いました。

場面は切り替わり1ヶ月前からの
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

2.5

冒頭は激しいアクションとゾンビ映画を彷彿とさせる、厭世的になってしまう様な状況に緊迫感が押し寄せてきました。

独特な世界観と無茶苦茶な設定で、ストーリー自体は無難な物にならざるを得なかったのかなと思
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.1

時間が出来たのでサクッと鑑賞。

兎に角、赤ちゃんが可愛かった。
空想癖のある子供が赤ちゃんと一緒に困難に立ち向かい、兄弟、家族になっていく話で子供にはピッタリだと思った。

ストーリーと想像の中の話
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.7

一文なしの音楽プロデューサーと恋人に裏切られた歌手が、
アルバム作りを通して、過去と向き合い、前に進んでいく力強く、優しい物語。

「音楽の魔法だ、平凡な景色が意味のあるものに変わる。」
「陳腐でつま
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

序・破・Qの予習を経て遂にシン・エヴァンゲリオン劇場版:||をIMAXで鑑賞。

喪失感と興奮で感情の忙しい約3時間でした。

受け継がれる意志と命の中で、自分の意志を未来へ継いでいく。
社会的役割、
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.5

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を観るための予習として鑑賞。

シンジは浦島太郎状態で理解があまり追いつきませんでしたが、視聴者にも追体験させる構成は素晴らしいと思いました。

普通は話を追うごとに
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

2.0

ドラマは未視聴で映画を観に行ったのですが、アクションを十分楽しむ事ができました。

太陽や滝に透ける手などがアニメーションの様なカットで映し出されるなどの細かい描写やストーリーなど、
ドラマを観ていな
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.4

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の予習として鑑賞。

序でも描かれたアイデンティティとの葛藤に加え、命の選択や父親との確執を埋めようと歩み寄ろうとする姿が印象的だった。

悲しい場面や感動する所で、
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.2

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の予習として鑑賞。

何となく食わず嫌いしていた自分を痛罵したい。

圧倒的な世界観と際立ったキャラクター、
聴き馴染みのあるBGMに洗練された物語。

14歳という
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.2

父親と子供、双方のリアルな葛藤が描かれていて様々な感情が渦巻きました。

閉鎖的な環境で育った人が外の世界に触れる時、
社会が違う環境の人を受け入れる時、
其々から感じる摩擦を血族同士の思想、宗教の違
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

序盤から圧倒的な緊張感と臨場感があり、2人の息遣い、一挙一動に何度も息を呑みました。

素人目でも高度だと分かる撮影技法に、緊迫感を更に煽る音楽、細かな所まで作り込まれた巨大なセット、リアルな美術。
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

何となく感じた事のある階層差。
社会の息苦しさ。

そんな不可視なものを可視化する事だけでなく、体感させる事はとても難しい事だと思います。

本作では、それが丁寧に、繊細に、そして美しく描かれていて感
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.3

本作ではツルギがハロプロと出逢い、仲間ができて、人生が彩るという
推しに熱中する事の素晴らしさ、楽しさを感じました。

昨今、宇佐美りんさんの『推し、燃ゆ』が芥川賞を受賞するなど、様々な媒体で推しが注
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.2

兎に角、出演者が豪華!
年末のオールスターが揃ったコント番組のような雰囲気で見いて楽しい時間でした。

劉備や諸葛孔明の性格や、周りの登場人物の能力から歴史を考察する(?)という切り口は面白いと思いま
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.6

本作は煙の描写が印象的で、
三つの時代と煙を照らし合わせる事で、山本を客観的に表現しているのは秀逸だと感じました。

前半は、ヤクザという擬似家族の中で時代の変遷を描き、
後半では、敢えて14年空白作
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