女性の芯の強さがある一方でどこか矛盾を抱えている様子、男女2人の会話だけを限定して切り取った構成が印象的だった。
フランス映画、特にエリックロメールの作品の女性は本当にどれも素敵
我々ノマドの生き方ではさよならはない。という言葉にストーリーの全てが含まれていた。
ただ、少しばかり退屈な映画でもあった。もっと歳をとってもう一度見返した時、自分がまたどこかで新しい暮らしを始めよう>>続きを読む
ノラの分からない、というセリフや最後の涙は言葉では表せないが共感する部分があった。
自分が旦那の立場なら、きっと逃げてしまうと思う。そこを逃げずに、向き合ったアーサーの姿に惹かれた。
ヘソンもノラ>>続きを読む
lost in translationというタイトルの通り、言語が通じない異国の国の地で孤独の状況にいる二人が出会うストーリー。
お互いの妻や旦那に対して言葉で伝えようと思っても、その過程で自分らし>>続きを読む
松たか子が美しい。
映像がキレイ
最後の最後に伏線回収感があったのも良かった。
春の新しい、新鮮な空気感を美しく表現している映画
最初はお互いがいずれ結びつくありきたりの流れかと思っていたけど、それぞれが少しずつ、また新しい一歩を踏み出す流れだったのがよかった。
ゾマがローレンスに亡くなった姉との思い出を語っているシーンは映像>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
パターソンの1週間の日常が淡々と切りとられた作品
何気ない日常の中で起きる些細な出来事の一つ一つに、喜び、幸せを感じ、時にはやるせなさや悲しみを抱く。特異なことがなくとも、普段の生活の中に幸せが隠れて>>続きを読む
霊が与える苦しみから解放させようとして行動しているつもりが、ただ霊の良いように事が運ばれていく様子がもどかしかった。
ライリーはじめ、登場人物の演技力が素晴らしい。
あみ子の視点から見たらこんな世界。
あみ子はただ、相手のことを想って、行動に起こしているだけなのに。それが周りには受け入れてもらえない苦しさ。
母親からはあみ子はどう見えていたんだう?父親は、あみ子>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いじめ、虐待、ジェンダー、体罰、といったテーマをもとにある一つの事象を多面的に写していく映画。
第1章、2章、3章と見ていく中で自分の描く怪物像が少しずつ変わっていった。それだけ人って「客観的事実」と>>続きを読む
当たり前の日常の中に潜む幸福な時間。そんなものを思い出させてくれる作品
共依存、貧困がテーマ
親からの愛情、大人からの子どもへの愛情っていったい何なんだろう。
なぜ子どもは親の期待に、大人の期待に応えなくちゃいけないんだろう。
「私は人じゃなく、イメージに恋していた」
最後のシーンのカップルの服のカラーの組み合わせは素敵だった。