フェアにアンフェアさんの映画レビュー・感想・評価

フェアにアンフェア

フェアにアンフェア

映画(5316)
ドラマ(0)
アニメ(0)

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

2.9

まあ血まみれだけど大したことないだろうとパッケージを見て判断したけど、全然エグくてきつかった。何百本もゾンビ映画見ても観るたびに思ってたのと違うから、辞められない。

ゾンビ映画で一番面白く、そしてお
>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

2.7

ラストがなかなか良かった。

郊外から観る破滅はあまり切迫感がなくて、歯が抜けるところまでで精一杯。もうちょいパワーを感じる描写を思い付いていれば良かった。

中盤までのたたみかけはうまいんだけど。肝
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

これは反則なんじゃないか。と言いたくなるような。映画の手法から外して天才的な漫画家に委ねる。この選択こそ監督。

やっぱり、原作の挑戦を尊重してもきちんと内包して作品にできるだけの器量が映画にはある。
>>続きを読む

パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間(2016年製作の映画)

2.0

親父が最低なやつとか、やろうとしていることは面白そうなのに、コメディが何一つ面白くないコメディ映画。逆にすごい。

撮影もあんまり上手くなくて、映像がしょぼい。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

2.5

トラディショナルな殺し屋映画。

落ち着きすぎってくらいに落ち着いていて、やたらと静か。全体を通してプロフェッショナルな雰囲気はあるんだけど、失敗からの逆恨みに近い報復というのはなんとなく映画に入りに
>>続きを読む

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

2.5

知らん奴が知らん生き物に乗るシーンがハイライトの一つだったりして、正気を疑う。ザック監督のよくないところが出てる気がする。

スターウォーズと七人の侍をやりたいのだろうけど、なんともとっつきにくく魅力
>>続きを読む

ヴィル(2023年製作の映画)

2.5

最初はかなり面白いと感じたけれど、ストーリーがあまり進まず、またエンタメ性もちょっと趣が違う。

狂騒や残酷さを描いた部分はパワーがあるんだけど、肝心の主人公の主体性があまり見えないしパーソナリティも
>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.1

本当の意味で言って戻るストーリーかも。

ちょっとベンアフレックがバットマンのイメージと離れてきたなと思ったら、もっとバットマンが出てきたのは嬉しかった。スーパーガールも良かったし、第2のフラッシュも
>>続きを読む

バード・ボックス バルセロナ(2023年製作の映画)

2.5

よくわかんねぇな。シンプルになんか知らんが見たら死ぬから、死なないように死ぬ気で見ないだけの前作の方が良かった。

主人公の心情なんか知らんからもうちょいちゃんとバトルなり、逃走なり、パニックなりで良
>>続きを読む

13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

2.5

ちょっと、論拠が薄弱な気がする。もちろん厳然と差別はあり、そこは語るまでもないことというところから議論がスタートしているのはわかるんだけど、外国人としてはもう少し、冤罪の発生率とか不当な職質される回数>>続きを読む

アウトフィット(2022年製作の映画)

2.9

演劇っぽい作品でヒッチコックのロープみたい、エルキュール・ポワロっぽくもある。脚本作るのが好きな人なんだろうと思う。いかにもという気がする。

フランス系黒人で女性のマフィアのボスは設定込み入りすぎ。
>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

2.4

詰め込みすぎてテンポ悪いのに足早という奇跡。どうやったんだこれ。

前回儲けたんじゃなかったの?なぜもっとCGを使わない?森で隠しているんじゃない。

こんなに信ってキョウカイを積極的に口説いていたっ
>>続きを読む

#マンホール(2023年製作の映画)

2.8

主演のセリフがちょいちょい変。なぜこんな演出と思っていたら意図があってびっくりした。よくできていてびっくりした。

低予算アイデア映画としてちゃんとやすく出来ていて変にカッコつけてないところが良いと思
>>続きを読む

Studio 666 スタジオ666(2022年製作の映画)

2.7

もしフーファイターズが好きならめちゃくちゃ嬉しいんだろうなというのは伝わってくる。この映画に期待する人に向けてはめちゃくちゃ刺さるだろうので、いい映画なんだろうと思う。

彼らのプロ意識の高さには頭が
>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

2.7

最初のやつ以外あんまり好きになれないシリーズなので、ぼんやり観ていたけど、良い加減に見ている身としては、これって前までのストーリーと流れ一緒じゃないか?

頑固なオプティマスと人間が徐々に協力、両軍に
>>続きを読む

島守の塔(2022年製作の映画)

2.5

沖縄県民かく戦えりということで、それはもう昔から何度も観ていることのなのに、何度見ても慣れないというかしんどい。

演出と脚本がイマイチで、せっかくの題材もあまり活用できていると思えないが、低予算なり
>>続きを読む

貞子DX(2022年製作の映画)

2.5

コメディに振るというのはまぁ仕方ないのかな。ホラーの連作だとどうしてもパワーダウンするし、打破するほどのことはできない時のはもう証明されているし。二度と作るなとは言えないわけで。

セリフにイライラし
>>続きを読む

キラー・セラピー(2019年製作の映画)

2.4

向き合う前に専門家に投げたけれどというところだと思うけど、イマイチテーマにも向き合えていないというか。

そもそもやばいやつなんじゃないかというところが全然払拭されていないので、なんとも共感性に欠ける
>>続きを読む

恐怖と戦慄の美女(1975年製作の映画)

2.9

大昔からパッケージだけは良く知っていた作品、オムニバスだけど主演が全部カレン・ブラックというスター・システムな映画。

ネタは古いけど丁寧に作ってあるのでそれぞれそんなに悪くない、一番雑な3話が一番面
>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

2.7

独特で悪くなかった。

結局、彼女の思い込みかもしれないというところが良いと思う。

エキセントリックな表現が多いけど、そこは常識的なエキセントリックさで、なんか天才っぽいけどそうでもないように見えた
>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

多分、物語の終わりと始まりの物語。

愛するものとの別れが別の出会いを、賞レースによって彼女ができて、政府にとどめおかれて人間関係が再構築される。その全ては虚構の中で行われるというところが難しいけれど
>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.4

雪山の閉ざされた山荘で生牡蠣食うのかと思って一気にやる気がなくなった。

一次軸のオーディションがおざなりにされすぎていて、なんか設定がいかされきってないと思う。通報しないだけ?

小説がつまんないっ
>>続きを読む

モルグ 死霊病棟(2019年製作の映画)

2.7

ホラー映画が好きで自分でもやってみた。
という作品。いや、パラグアイにホラー文化がどの程度あるか知らんけど。

ホラー描写にオリジナリティがないのと、カットごとのつながりが荒いという難点はあるけど、出
>>続きを読む

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.0

人体破壊描写とかオーブンの中で恐怖する被害者とか、イーライ・ロスらしくて良い。この人の映画は基本的には上品なところが見やすいと思う。

そつなく無理なく作られていて完成度は、こうしたホラー映画では段違
>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.0

3回目

圧倒的なビジュアルセンスはいいとして、今見ると案外おとなしい、しっかりしたストーリー。

礼と親切さは、今はびこる寛容な私をどうか見てくださいという傲慢なアピールとは違うと思う。

スパイ・ハンター(2020年製作の映画)

2.4

スパイハンターってタイトルではないけど、レガシーでもないから仕方あるまい。
あまり面白くはないが、ここまで低評価ってこともないかな。

シンプルでイベントが少なく、主人公と敵にカリスマ性がない。親父と
>>続きを読む

ヘルレイザー ジャッジメント(2018年製作の映画)

2.4

こんなちょっとずつで大いなる計画が遂行できるのか不安になる。

こんな話だったかイマイチ不安だけど、思い入れもないのでさして感情も動かない。最初の拷問からの処刑シーンがいちばんの見どころで、その後のス
>>続きを読む

アクリモニー: 辛辣な復讐(2018年製作の映画)

2.7

怒りについての映画。

ある種の比喩でもあるんだろうけど、なかなか辛辣で救い難いラストは悪くない。

10億円なら手を打とうと思えるのは小市民ゆえなんだろな。パワフルで何も聞かない。ここまでじゃないに
>>続きを読む

貞子3D(2012年製作の映画)

1.9

演出がゴミだけどストーリーはそんなには悪くない。演出がゴミってだけ。つまらないというより、なんか鼻につくが勝つ。

これは下手なのか、そう言う演出なのかわからないが、田山涼成以外の男の演技が全部キモい
>>続きを読む

エスケイプ・フロム・イラク(2016年製作の映画)

2.7

戦闘シーンはまあまあ良い。トルコ映画の戦争シーンはなぜかうまいことがある。戦争が身近だからか?

兎にも角にも記者がうざい。そら良いこと言ってるのかもしれないけど、うざい。そんなんで人の心を変えられる
>>続きを読む

メトロポリス(2001年製作の映画)

2.9

なんで酒ないのに徳利あるんよ。

手塚治虫のデザインセンスがめちゃくちゃカッコいいのと、ロックが割とメインで出てくるのが良いがいつものロックとちょっと違うような気がしてノリきれない。

時代だから仕方
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.4

とにかくちゃんと綺麗なものを綺麗に撮っているのはびっくり。こんな普通のこともできるんだね。まぁ無名で爪痕を残したい時期は過ぎた。

広角レンズの映像が不安定なのに見栄えがする。廊下がめちゃくちゃ長く見
>>続きを読む

アマゾン・クルーズ(2014年製作の映画)

2.0

知らない人がジャングルをワイワイ進む様を見る映画。よほど周りの自然を適当に撮っている方が面白いだろう。

食人族を意識して、白人の無意識の傲慢さを描いているので余計に苦痛が大きい。

とにかくサービス
>>続きを読む

デッドゾーン -殲滅領域-(2022年製作の映画)

2.0

一応スジはしっかりしていると思う。低予算なのは責められないから映像はまぁ良いとして、とにかくつまらない。

とりあえずチームのメンバーの書き分けができていなくて、個性が見えない、マスクをかぶっているの
>>続きを読む

バトルロワイヤル・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

2.4

このシーン撮りたいを繋げて作っているので、シークエンスごとのつながりが薄く、位置関係とかも分かりづらく、画面が揺れてるので非常にみづらい。

キャラクターはよく、セリフも面白いところもあるので、もうち
>>続きを読む

ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

2.5

貧困が当たり前になりすぎて立場を説明しなくても、ストーリーが始まるくらいには窮した人間が多い。だから思い切りよく切って行くんだけど、もしかしたら省略しすぎたのかも。

もう資本主義も限界なんだと思う。
>>続きを読む

>|