レビューというよりメモ書きさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

レビューというよりメモ書き

レビューというよりメモ書き

映画(63)
ドラマ(0)
アニメ(2)

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

パパ活、闇金、無敵の人、sns、熱愛、汚職警官……。現代の闇と呼ばれるものが散りばめられた群像劇風のストーリー。
見る前はオムニバス的な感じで進んでいくのかと思いきや違った。
都会のじめっとした空気感
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

場所についた記憶を鎮めるうちにすずめが過去に自身が失った大切なものと、今持っている大切なものに気づいていく。
時に本当に悲しくて辛いことがあるけど、どうにかこうにか生きていくと、きっとまた……というメ
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

最終的になあなあで終わるのかなと思ったらきちんと東京が水没しててよかった。
なんというか、世界中(ここでいうと東京だけど)の人と君だったら君を選ぶよ!というファンタジーで非現実なメッセージを直接的であ
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

時系列と視点切り替えが入り組んでいるけれど、舞台が関西→東京→島と変わっているので、風景を見ればどのあたりの話なのかっていうのがわかるので特に混乱せず視聴できた。
山内のキャラクターがチープな印象を少
>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

伝えたいことが単純明快だけど考察できる要素もあって大変面白かった。
下層のためをおもって食糧を残す=未来のために資源を残すことを象徴していて、子供はまさに"未来"そのものなのだと思う。
我々には未来が
>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

何の情報も入れずに見たので歌に入ってからびっくりした。全体的なメッセージとしては"我々はここにいる"かな?
失われた他者の物語を語っていたら自分達の物語が失われてしまったという展開。でも、有ったことは
>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

 色々解釈があるだろうけど、自分の解釈をつらつら話したいので書いていく。
 この映画の世界にはユングの提唱した集合的無意識の概念が適応されているとして、この物語は「理事長の個人的無意識が集合的無意識を
>>続きを読む

魔女と呼ばれた少女(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

良いことがあり、悪いことがあり、幸運があり、不運があり……。
それは誰にでもあることだけれど、コモナの幸せはあまりにささやかで、不幸はあまりに大きい。
人生の数々の悲しみが亡霊となって彼女の人生につき
>>続きを読む

アンダーワールド(2003年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

狼男VSヴァンパイアのアクション映画。
過去の回想が短くてテンポが良い。
単に身内の裏切りだけでは終わらず、そこから過去の確執へと繋がっていく過程が面白かった。
ただ、セリーンがマイケルに惚れたのが唐
>>続きを読む

健太郎さん(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

短い中で独特な怖さだったり衝撃があって面白かった。
ただ、画面がほぼ同じ暗さと青さを保ち続けているのが気になった。
不穏さを演出しているのはわかるが、事故前に家族で遊んでいる場面や健太郎さんがいなくな
>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

とにかく画面が綺麗だなぁと思った作品。
南極を移動する場面とか、青い世界に鮮やかなキャラクターがポンっといると本当に映える。
ストーリーは、クライマックスの盛り上がりが薄いような気がした。タイプリープ
>>続きを読む

赤ずきん(2011年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

 童話、赤ずきんをベースにミステリー映画とした作品。人狼、魔女狩りなどと絡めたりしてリアリティ+童話という世界観がうまく混ざっている。……が、雪が降るほどの寒帯にある村なのに村人が全員薄着であることが>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

異様な映画。
この異様さがどこからやってくるのだろう、と考えると、やはり一連の異常行動の理由がこの村の至って純粋な「文化」であることだと思う。
宗教のように盲信してるわけでもなく、村ぐるみの快楽殺人と
>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

この映画のメッセージは、"凶悪事件を起こした犯人は、子供であった"であると思う。
窃盗、強盗をカルリートスの両親は悪行と捉え、ラモンたちは「職業」と捉えている。しかし、カルロスの価値観はそのどちらでも
>>続きを読む

バタフライ ルーム(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

 白い肌と黒い髪(または暗い服)、白い壁と暗い人物。彩度が低く、白と黒の対比がはっきりとした画面が終始続く(活気のある場所では多少鮮やかになるが)。温かみを感じないその色彩がストーリーの不穏さを表現し>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

唐突な自傷、悪態、突発的な行動など感情の波が激しいうつ病の描写がとてもリアル。周りの対応もリアル。病院に行けば必ず良くなるわけではないけれど、病院に行ってくれ!という気持ちになった。
自分が、人生がま
>>続きを読む

悪人(2010年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

誰だって悪人。
でも、誰だって「お前は悪くない」と言われたい。それがどうしようもなく真の悪人であることを裏付ける。
そんなメッセージを感じた。

ずっと裕一を大切に想っていた房枝のことを逃亡中の裕一が
>>続きを読む

ぐちゃぐちゃ(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

テレクラの相手、ナンパしてきた男。
その場限りの、知り合いともいえない微妙な相手にこそ自分の「性」を気軽に話せる感じ。
性行為というありふれた非日常さが描かれている。
超えたらなんてことないのに、なん
>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞前はしがない待女が美しいお嬢様に仕えることになり、やがて恋に落ちた二人は禁断の関係に溺れてゆくーーー
という感じのストーリーかと思っていたが、良い意味で裏切られた。
観賞後は"一枚うわて"という言
>>続きを読む

ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

 誰もが知る童話、ヘンゼルとグレーテル。
 その童話の世界観と現実世界で見られる人物像や社会状況を混ぜてうまいこと構築したアクション映画。ファンタジーの度合いがちょうどいい。設定だけで面白そう!とワク
>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

-

認知と現実の関係、哲学っぽい問題提起を交えたアクション映画。
ロングコートはやっぱりかっこいい……。
終始暗めの画面だけど、昼間のシーンなんかは初めに空を写して場面をわかりやすくしているのかなと思った
>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

最後のミュウツーの人の意識を移せる能力(?)を応用して人とポケモンを一つにする!という敵の目論見と絡めて、相棒のピカチュウが父親だった展開はなるほど〜!となった。ちょっとピカチュウがかわいそうな気がす>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

登場人物の惚れる速度が早いし特に主人公の心変わりが目まぐるしいが、人形劇のようなビジュアル、わざとぎこちなさを残した動きなどが相まってそこまで気にならなかった。
また、生者の世界は彩度が低く冷たい色で
>>続きを読む

テール しっぽのある美女(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

起 特殊清掃員のレオとエルヴィン。依頼された山小屋の掃除をしていると、怪しげな地下室を見つける。そこには謎の美女がいた。地下室の美女の監禁疑惑、なにかの研究が行われている様子から応援を呼ぶも、なかなか>>続きを読む

ドント・ハングアップ(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

2013〜あたりくらい?からSNS中心で起こっている犯罪、迷惑行為の写真や動画をアップしたりする行為、またインターネット上での誹謗中傷への批判を感じられる作品だった。
主人公はではなく加害者の方で、因
>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

中盤の赤い工具箱をアクセントにした画面が良かった。

家族の信頼関係が弱くなっている、通じ合えていない描写
→物理的に距離が空いている
 立ち位置がちぐはぐ
 対面しているシーンまたは顔を合わせて話し
>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

初めてのレビュー!

 この映画は、一見ただの繰り返し、不変であるように思える日常が、実際は絶えず変化しているものであると描いた作品ではないかと思った。

 この映画では単純な情景として似ているが違う
>>続きを読む

|<