nanaさんの映画レビュー・感想・評価

nana

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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.8

「理想の親友」
この表現が最初に使われたとき違和感に心がざわついたけど、うーんそういうことね、と

感情の吐露の割にはあっさりした作品だと感じでしまった
フランス映画特有とも思える、美しくてよく喋る映
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マックスとピアノ(1913年製作の映画)

4.0

サイレント映画でピアノを、つまり音を題材にする自由さに脱帽
本当に音が聞こえてくるようだった

マックスと規那入り葡萄酒(1911年製作の映画)

4.5

どうしょうもなく酔った演技が説得力ありすぎ
毎度担ぎ上げてく警察官が凄い

マックスの紳士賊(1909年製作の映画)

4.4

愉快
ランデーの表情の表現が突き抜けて凄い
大の大人が何してんのさ笑

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.6

流石に内容が内容だから、好きだと宣言するのには躊躇してしまうが、
でも未視聴の人にはやっぱり強く推したい。
まさに、歴史に残る真性鬼畜映画です

日本語では意味不明なタイトルも、当時イギリスで流行って
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シヴィリゼーション(1916年製作の映画)

4.4

私的には「問題作」と言ってしまいたくなる内容だけど、反戦(の映像)表象としては原点に限りなく近い映画。
ま・じ・で、観に行って良かった。

"Civilization shows no mercy t
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マックスと犬(1912年製作の映画)

4.0

んなアホな、って展開が楽しい

犬がとにかく可愛い。
そしてなんで意思疎通できちゃってるの笑


@サイレントシネマ・デイズ2024
マックス・ランデー短篇集

・マックスの紳士賊
Le voleur
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友情にSOS(2022年製作の映画)

4.2

何一つあり得ない展開はないのに、雪だるま式でどんどん状況が悪化していく、なんとも心が痛い映画
悲観的な学園ドラマ・サスペンスに近い空気感。
マイノリティ当事者にしか気づきにくい根底の生きづらさは、他私
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

英国紳士からは程遠い、皮肉たっぷりでお届け
特に終盤にかけては随分お下品で制作陣楽しみきった映画。清々しいです
…大物すぎる俳優陣なのに、よくもまあokでたと思うほど贅沢な無駄遣い。(褒めてる)

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パターソン(2016年製作の映画)

4.4

ジム・ジャームッシュ作品への窓口としても良さそうな映画だった。初心者におすすめしやすい。

画像・視線・色味も綺麗で、言葉は美しい。
映しているのは一般男性の一週間。
突飛性はないが、飾らない幸せを見
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晩春(1949年製作の映画)

4.3

こちらはどうやら小津安二郎が初めて家族テーマを描いた作品だという
見終わった今、「晩春」ってタイトルに物凄くしっくりきてる

本作は表面的に見れば、なんてことはない日常的・普遍的な題材で、随所に差し込
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.7

かなり好き
あゝ劇場まで行けばよかったと大後悔

今回の映画は、テーマが設定されたアフタヌーンティーを頂いてるような感覚だった(これで伝わるのか?笑)
やっぱり仕事が丁寧で、遊び心も散りばめられてて、
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ヘルムート・ニュートンと12人の女たち(2020年製作の映画)

4.4

引用したい文言が多すぎて頭が大忙しだった
彼の人となりも、当時の業界・背景も、よく映し出されてて…本当に見て良かった
私も自分の芯と遊び心の優先度が揺るがない人間になりたい

バービー(2023年製作の映画)

4.0

実は前情報から勝手に想像して、期待値がまぁまぁ低かったので、「あれ?意外にいいじゃん?」ってなった

普段個人的には苦手に感じやすい要素が、逆にらしさに繋がり、映画共通のテーマには沿っているので許容で
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

フランケンシュタインがアリスに出会う、系の話
まずはエマストーンの演技に大拍手
人間臭くて哲学的で私は好きだな、
狂ってる創作物に耐性ある人間には、意外性があって良く出来てる作品なので受けるかも
ただ
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アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

4.7

映画史に残る痛烈なスタート
17分の短編ですので一見を強くおすすめします

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

吹っ切れてて笑った
マリナ・フィオズってこういうのめり込むキャラ上手だよね
ブラックジョーク得意でない方にはお勧めはしません!

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

ティモシーの演じるウィリー・ウォンカの、圧倒的な才能、金運のなさと、良い人柄が光る楽しい映画だった

商売敵との攻防も、チームワークも、期待と絶望の織り込み方も魅力的
なによりヒュー演じるウーパールー
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バグズ・ライフ(1998年製作の映画)

3.9

幼心にはとても印象に残っていた作品。
今見るとCG技術の目覚ましい進化を感じる

ファンタスティック・フォー [超能力ユニット](2005年製作の映画)

4.0

アベンジャーズの前身みたいな
ジェシカ・アルバとクリス・エバンスがとても良い!若い!!!

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.1

舞台や設定がとても身近でリアルな分、自分なら…と落とし込みやすくて面白かった!
期待以上!!!
発想に拍手
サクッと見れるしお勧めです

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.7

どうしてもジブリ作品と比較してしまう…。
どの年代でも、何度見返しても味や気付きのある、ジブリ特有の「深さ」が欲しいなら本作は不向き

良くも悪くも、
とても真っ直ぐで、とてもわかり易い展開。
さっぱ
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