タイトル”ボウはおそれている”が良かったんじゃ。
映画の字幕中ではボウと呼ばれてるようだし。
坊にもかかる。
そしてオチがない。
あれは落ちオチだという意見もあるかもしれないが、いろんなことが中途半端>>続きを読む
中洲大洋劇場 大洋2 D-7 12:45
建物の取り壊しが決まった中洲大洋劇場。
映画の上映前に、中洲大洋劇場の歴史みたいな映像が流れる。
本編が長いためか、映画の予告編が流れなかった。
多分もう新>>続きを読む
映画祭を別にすると、多分数十年ぶりに、昼間っから映画館に。
雪が舞っている。
横溝だって話は聞いていたが、確かに横溝。
日本映画には無理かもしれないが、これ実写で作れなくはないよね。
特撮的には、『>>続きを読む
ナチ系と思われる、白人コミューンを逃げ出した少女が、豚・子供と暮らし始めるのだが。
豚として描かれるのが、有色人種の子供であり、途中で金髪になるのは、鬘をつけるか毛を染めてのことなんだろう。
もちろん>>続きを読む
儀式の一部始終を記録した映像、もしくは最も古いアニメ映画の一部始終。
フッテージ・フィルムもの。
骨から再生された人が、妙に生々しく、儀式を行う少女と落差がある。
これ、カラーであったら、もっと屍体っ>>続きを読む
レイトショーで、暗くなった駅ビルに。
券売機が、紙が切れてて発券できず、券売機が開かれ紙ロールを交換、再発行の手続きに。
機械の中に、途中まで発券・印刷されたチケットがあったので、記念に貰えばよかっ>>続きを読む
IMAXのキャッチってもうちょっとかっこよくならんのかな。
久しぶりのキャナル。
作画の限界に挑戦した結果、人間の視力の限界を超える情報量となった超絶作画。
変わりもんがコツコツ作るアートアニメを湯>>続きを読む
『ハロウィン』新三部作完結編で、全体としても幕引きになるはずの重要タイトル。
のはずなんだけど、オリジナル三部作で言えば『ハロウィンⅢ』にあたる本作は、本筋とほとんど関係なく、外伝、二次創作のようにな>>続きを読む
マルチバースでのロマンス映画。
史上最強のまんが映画かも。
ワイドスクリーン・バロックとかそういう過剰。
物語は無数の断片の集積で語られる。断片は時々重なってたりするし、観客が見ているのは、無数に枝分>>続きを読む
原作を大幅に書き換えて、ラブクラフトらしからぬ、家族の絆や、女の子などが出てきますが、まごうことなき、ラブクラフト。
コズミック・ホラーをやってのけた映画って、ちょっと思い浮かばない、『エイリアン』も>>続きを読む
いかにもA24 そんな雰囲気。
女性を中心に据えたショット、ピントが合う背景。
独特の寒々しさに、生々しい匂い。
いくつかの映画、ニューロサスペンス的なものや、昔の怪奇系サスペンス映画を思わせつつ、>>続きを読む
冒頭からしばらくの間、クリスマスを告げるラジオ放送以外、セリフもなしに、羊の鳴き声が続く。色々と深読みする要素満載で、静かに、物語は進んでいく、妻の名がマリアであると知れるのは、後半に入ってからだった>>続きを読む
ネタバレ回避してます。
あらすじ一切なし。
70年代、オカルト&モンド映画が、21世紀に復活。
犬は無事じゃありません。
流石にクライマックスは、ドキュメンタリータッチの意味がないようなきがしますが>>続きを読む
Netflix 20220709
POVで、『ブレアウィッチ・プロジェクト』の流れに位置する作品と思われる。
意図はわかるのですが、見づらいし、POVであることの不自然さが、余計なことになってしま>>続きを読む
ロックミュージカルアニメ。
アニメとロック、ロックとミュージカルは、相性派が悪い。
なぜならロックは秩序に対する破壊活動であって、芸術に奉仕する捧げものではない異物としての音楽だからである。
ポ>>続きを読む
相変わらず死ぬ映画ばかり。
暴力はともかく、映画で死ぬことは、生きている記録だ。
正直破綻しているのですが、この強引なプロットでやると決めた力技は、たたえられるべきだと思う。
物語はシンプルなん>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
物語は、マイケル最初の事件から、78年、それから前作までを振り返りつつ始まる。
40年の物語は、スラッシャー映画にかつてない年輪を刻み込む。
かつて平岡正明は梁石日についてこう書いた。
「世界文>>続きを読む
この映画はノイズに包まれている。
ノイズ映画といえば、福居ショウジン『ラバーズ・ラヴァー』や、D・リンチ『イレイザー・ヘッド』などが思い浮かぶが、この映画でノイズは、ほとんど主役級の役割を果たしてい>>続きを読む
あまりストーリーはないのですが、ちょっとだけ仕掛けがありますんで、お話には触れません。
このフィルム(フジ35ミリ)は、特殊メイクだか特撮の制作会社が、製作に関わり、協力者も多数いることから、インデ>>続きを読む
まんが映画に必要なものをぎゅうぎゅうに詰め込んで、子供を殺しちゃいけないとか、動物とも友達になれるとか、そういった基本的な常識をきっちりしてる。悪趣味暴力怪奇SF笑い恋愛人間ドラマに人生。娯楽映画特盛>>続きを読む
セリフのない、カリカチュアされた登場人物による、アンメーション的な短編作品。レディオヘッドのPVのような、どうやって撮影したのかわからないような映像はないけれど、コンテンポラリー・ダンスを多用した、動>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
細長いテーブルの場面、テーブルの上に何かの料理が載ってるのだが、なんなのか判然としない。この場面では、この清涼なるホルガの村に蝿が飛んでいる。あの料理はなんであろうか?
わりと克明に何でも描き出すこ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
古めかしく映画はスタート。
荒廃した町ゴッサムは、昔観た映画のNY。
『キング・オブ・コメディ』を下敷きに、恐ろしく不幸で不運な男の話が語られていく。
男は病んでいて、語り>>続きを読む
冒頭、日教組色溢れるくそまじめな作りにちょっと辟易するが、映画のバランス度外視の被爆被害の描き方は、圧巻で、時間が歪むかのようです。
被曝孤児の物語が、次の戦争への警鐘となっていく話は、当時まさにリア>>続きを読む
カーペンター監督『ハロウィン』の正統続編。
まず、オープニングが終わって、テーマソングと、タイトルロールが始まった時点で泣く。40年後の物語を、40年後に描く作品ですが、最近のホラー的な作りにはせず、>>続きを読む
劇場での『スパイダーマン』は、アメリカのテレビドラマを、『溶解人間』との二本立てで見て以来。いわゆるアメコミ映画も、劇場で観たことがない。
3D映画は多分、『ジョーズ3D』(当時ごく短期間立体映画の>>続きを読む
この映画を知ったのは、平岡正明か、豊浦志朗(船戸与一)の書籍を通してだったと思う。元になった事件については、おそらく、裁判についてのニュースか、永山基準の話題を通してだろう。
永山は、犯行のあと一時>>続きを読む
物語の大筋も、枝葉のエピソードも、それ自体は古典的なもので、家族の物語と、怪奇を重ね合わせることも特に目新しくはない。
しかし、驚くほど緻密で、じわじわと侵食してくる嫌な感じは、ただ事では不快感を持>>続きを読む
中川信夫の劇場映画復帰作であり、遺作となったもの。
初見時は大正期の戯曲が原作とは知らなかったが、いたってモダンであり、それと同時に古典的である。元は舞台の制約であり、atgの予算の都合であろうが、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
Wikipediaを引用しよう。
1913年7月21日、ロンドンのケンジントンで生まれる。父親は弁護士だった。セントポール女学院卒業後、ケンブリッジ大学・ニューナム・カレッジに進学。当初は英文学を専>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
詩的である。 忌まわしい何かが、反復を通し増幅されていく。
銃を掘り出した少年は自身が呪いを運ぶ存在となる。
映画史上空前絶後、最悪の二択で殺せなかった少年は、だからといって何かの救いを得たわけ>>続きを読む
2017年2月12日
ユナイテッド・シネマ・キャナルシティ13
16:45 11番スクリーン
2016年11月13日以来の再見。
3ヶ月も経つのにお客増えてた。
色々細かいこと気にしながら観>>続きを読む
コッテコテの娯楽映画で、話をめんどくさくする要素は、あまりない。最新型っていいますか、手入れの行き届いた感じで、何が起きるか予想がつくほどシンプルながら、強く的確に動いていく。
私は西部劇はほと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
冒頭の何分かと、ジャンルについて記載あり。
冒頭釣り餌をつけるシーン。
針にミミズが通される短いショットから、物語はいきなり事件現場に向かい振り切った地獄絵が映し出されて、禍々>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『沈黙 -サイレンス-』(Silence)2016
監督 マーティン・スコセッシ
脚本 ジェイ・コックス / マーティン・スコセッシ
原作 遠藤周作 『沈黙』
159分
2016年 2月9日>>続きを読む