Kuyt14さんの映画レビュー・感想・評価

Kuyt14

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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

生きるために懸命
善悪はないかもしれない

自然の摂理に従って彼女は生きた

カイアは最後まで自分の感情に素直だった

道徳観念を持ち合わせた人間か…

社会性の優位性が必ずしも良いとは限らないなあと
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劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年製作の映画)

3.9

大人になってから観ると、また違う感覚になりますねえ

ただ、やはりポケモンを見て育った世代には堪らない

子どもの頃は、ミュウツーの逆襲って怖かったイメージだけど普通に感動する

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭で『壁』の話があった

対立が必ずしも勝敗を生むわけではないけど、相容れない主張同士を更に加熱させる

自治寮に限らず、こうした自治組織の存在意義って大きいなと思いました

成海璃子の
「経済至上
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

カメラワークが特徴的

目で感情を表現できるのか

コロナ禍をフィルムカメラで撮ったのが良い

言葉以外で語る作品

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

たった20秒の勇気

好きな言葉になりました

We Bought a Zoo

テンポが速いけど、安っぽいヒューマンドラマになってない

ラストシーンが堪らなく好きでした

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

学校内裁判

フィクションだけどな、見て見ぬふりをふるのは簡単だけど向き合って突き詰めることに挑むことで得る変化は大きい

仮に事実だったとしても腑に落ちなければ、それまでの過程を丁寧に深ぼることで新
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

口先だけの偽善者

受け入れて行動に移して変われるか

藤野涼子という人物に釘付けになった

あしたの私のつくり方(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

太宰治の一節
「あなたは嘘がうまいから、行いだけはよくなさい」
この引用は本作のテーマ

役割を演じて日々生きている
小説に準えて『本当の自分』を演じるも違和感は拭えない
『偽物の自分』も結局は自分の
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

モーガン・フリーマン×マット・デイモン
間違いない2人

生まれ年に起こった実話とは…感慨深い

国が変わる瞬間、今回はスポーツの力が国民を一つにする担い手となった

リーダーの姿勢が重要だと分かる
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

単なる奇跡とは異なる出来事

あるがままに鑑賞できました

英雄と騒ぐのは世間

当の本人は非常な謙虚で誠実な機長

人間性を見ました

AIが発達しても人間の判断は必要

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

人生の大半を刑務所で過ごした後、社会で生きていくのは…

描き切れていない時間も考慮するけど、こんなに上手くいくはずがない

社会で孤立しないこと

『お節介な人』に依存している日本社会では難易度が高
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.7

ずっとハラハラドキドキ

宇宙飛行士の勇気を尊敬
絶対に真似できない、したくない

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

原体験と青年期の環境が与える影響

カメラの世界と現実世界は異なる

しかしながら撮影するのは人間

芸術が人間を狂わすのか否か

最後の地平線の話が全てな感じ

非常に濃密な150分でした

市子(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

実話かと思うくらいのリアリティ

キャストの皆様に敬意を表します

言葉には表せない感情

市子の気持ちは市子にしか分からない

筋ジストロフィーや無戸籍などの難しいテーマに対して真摯に向き合った作品
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

犯人が予想通りすぎて…
コナンの映画にしてはつまらなかった

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

シリアスな内容をコミカルに表現

脱獄のシーンは某映画を思い出す

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

永野芽郁の演技力

吉田羊の配役贅沢

窪田正孝の妙演技

辛いが現実、多少過激だったけど没入できる作品

環境って大事

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

4.0

目の前で起こることから目を逸らしたくなる現実にも向き合うこと

結果が実るかは分からないけど、そういう経験があるかないかの差は出る

理不尽かもしれない、あるいはそれまでの自分の行いに対する仕打ちかも
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

今年No.1
というか生涯ベスト5に入る映画

言葉はいらない
これは劇場で見るべき

『見て』『聴けば』全てわかる

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

高円寺が舞台となるとそれだけで雰囲気が出ますよねぇ

思い出してしまう日ってのは人それぞれですが、どこで運命の歯車が動き出すのか、狂い出すのか。

忘れないようにするわけではなく、自然と思い出される感
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ワンピースというストーリーとして見るのであれば、ウタも金獅子やゼファーのような本編への絡み方するだろうなと。

作品評価としては、ネット時代への警告とも捉えられた。今の政治的問題も相まってユートピアの
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

見たい見たいと思いタイミングを逃し続けようやく見れました

CODAという題名が作中を通して頭に浮かんでくるような演出に感動しました

とても難しい設定の中、鑑賞側を不快にさせず想像させる余白を残す包
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前科者(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

フィクションであることを前提として。

「更生の困難さ」を伝える良い作品でした

法律はもちろん道徳的に犯罪はいけないことです
しかしながら、作中の工藤兄弟のようにマルトリートメント(今回の場合、虐待
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

当事者にしか分からない真実は存在してもいいけれど、切り取った見方を報じて大衆に誤認させるようなメディアの在り方は、やはり世の中を生きにくくさせるなと感じました。

店長のような人間が少しでも増える世の
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.9

一生の友達を感じた

懐かしい気分にさせてもらいました

キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.8

忽那汐里のようなCDショップ店員がいたら毎日通う

キャストが凄いのはもちろんだけど
GReeeeNの成り立ちを垣間見れる
という貴重な映画です

個人的にはJINの話が良かった

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