フィリピンでマッサージに行くまで、自分がやってきたことが買春とそう変わらないことに気づかないのかよ!その傲慢さは身を滅ぼしたけど、結果的に原点に立ち返り、バーンスタインのような音楽人生を歩めたというい>>続きを読む
カメ達はもちろん、ゴロツキになったミュータント達も家父長制やマチズモから抜け出て、自分らしさを獲得できていたのがとても良かった。
ギャグ枠だと思ってたレイフィレットがポスト・マローンなの後で知って衝>>続きを読む
映像も金ピカ、派手派手、コミック映画の魅力たっぷりで楽しかった。
特殊メイクで固めたサバックより、圧倒的に強そうに見えるドウェイン・ジョンソン。存在が漫画。
そしてJSAの映画がもっと見たいぞ!
異端審問やカトリック教会が起こした性的虐待をさらっと悪魔のするな!とは思ったけど、ラッセル・クロウが最高だったので、楽しく観れた。
16万件の悪魔払いをしたと吹く人物がモデルというのもまた趣があって>>続きを読む
特攻で死ねなかった、戦争で勝てなかった、戦地にいけなかった「男」たち。その不能感克服のため、あたかも本土決戦がごとく投影されてしまうゴジラがなんとも不憫だった。
特攻や先の大戦に対する批判や反省を口>>続きを読む
グレタ・ガーウィグ、フランシス・ハの頃から信頼していたものの、こんな傑作撮るとはー!
かなり強めかつ多めの批評的メッセージをカバーする抜群のギャグセンス、すごいぞ。
ケンダムに住む男の一人として、手>>続きを読む
初め、不気味の谷に落ちて居心地の悪さを感じながらも、流石はスティーブン、グイグイ引き込むテンポの良さと、映像的楽しさに満ちたシーンの連続で大満足だった。スノーウィ可愛いなぁ、最高や。
はじめ、ダグラスが気の毒に映った。
でも全力で恋をしたし、好きなことを仕事にして、アーティストとしての能力を開花させ、同僚にも認められ、多くの子どもたちにも恵まれた。巨悪に立ち向かっては勝利を収め、つ>>続きを読む
原作第一部は、救世主誕生譚として読まれることが多いと思うけど、映画版では、今後何十億人もの命を奪う聖戦を初めてしまうポールの苦悶、そして彼が宗教的指導者や宇宙的支配者に成り上がることへのチャニの戸惑い>>続きを読む
マッケンナ・グレイスが至高の眼鏡っ娘を具現化してくれたので最高、それ以外はあんまり覚えてない。
平和な街の裏に潜む闇を解決!って割と爽やかに終わってるけど、その闇のおぞましさが強烈過ぎて後味の悪さを覚える素晴らしい作品だった。
デニス・ホッパーきも怖わすぎる。元々ヘリウムガス使うはずだったのも>>続きを読む
オスカルには不気味な魅力以上のものがある。気の良い父親だったにも関わらずナチス党に心酔し、最後はその愚かさに気づくマツェラートや、色情狂のような母と実父かもしれないヤンなど、時代や欲望に溺れる大人のい>>続きを読む
素晴らしい「ちょうど良さ」。
新鮮なクリーチャー、でもどこか懐かしく感じる。次々動物に変身するドリックが好き。
主人公のエドガンがほぼ役に立ってないのがいいよね。
冒頭から、副流煙に咳込む車内の子どもを描いていて、ノスタルジックになりがちな昭和の描き方として百点。
アニメ第6期で安倍政権下のモリカケ問題、水道民営化、アベノミクスなんかを風刺して話題になっていた>>続きを読む
世の中の矛盾を知り、泣きながら助けたいと慈善に目覚めるベラが好き。それが子供じみた理想でしかないことを知った後も、この世の苦楽を経験することで自分なりの道を見つけるベラはもっと好き。
また、清々しす>>続きを読む
嫁姑問題がこじれ、別れることになった結果、妻は自殺、母とも縁を切ってしまった男が宇宙の果てで赦しを得るまで。
どんなに人類が遠くに行っても、その先には他者がいるわけでなく自分しかいないんだ、というテ>>続きを読む
北朝鮮の現状がよくわかる。年端もいかない子どもが訳もわからず過酷な脱北ルートを歩く姿や、北朝鮮で酷い環境にさらされているのが辛かった。5,6歳の幼児が一糸乱れぬマスゲームを披露したり、驚くべき身体能力>>続きを読む
大正自由主義教育運動がいかに先進的だったかがよく分かる。戦争が始まり、自由や創造性が奪われていく過程を残念に思いながらみた。大正時代の小林校長の理念にさえ届かない現在の公教育よ。
泰明ちゃんがプール>>続きを読む
眞人くんこと宮﨑少年が、大伯父こと老宮﨑監督の作ってきた世界で地獄めぐりをし、現実を受け入れていく。彼はその後東映動画に入社し、みてきた世界をアニメーションで創造していくんだろうと考えると、見事な円環>>続きを読む
SAT使ってハスリン、実話なのは面白い。
リンの努力とリスク、心身に負うダメージに見合ってるのか疑問だったが、ハラハラ楽しく見れた。小学生の頃これみたら絶対真似して痛い目みてただろう。
几帳面で忍耐力もあるので、ブギーマンじゃなくても大金稼げそう。めんどうな下準備をせっせとこなしていくの見てると、こっちまで仕事してる感覚になって疲れた。派手さはないけど、なんだかんだ経費もかかってそう>>続きを読む
マックスケイティ、そりゃトンチンカンな復讐に取り憑かれた狂気が怖いんだけど、刑期を勤めながら必死に読み書きばかりか法律を学ぶひたむきさ、車の下にくっついてまで追跡するド根性に心打たれて、ちょっと魅力的>>続きを読む
ピンクのスーツが素敵。
コカインを吸引する筒側からのショットが一瞬インサートされるの笑う、なんでよ。
物語と釣り合わないくらいバキバキに決まった画が印象的。
将来こういうじいちゃんになりたいよな。合掌。
コスモ、可愛いのでwill returnしてほしいよ。
ペルソナにのっとられる恐怖、現実と虚構入り乱れるサイコスリラーの最高峰。10代で観ておくべきだった。
今敏が今も劇場アニメを作り続けている世界線にいきたいよ。
原作よりも深く、暗く、重くなってしまったルカ・グァダニーノ版。結果、全く別ジャンルになってるけど、これはこれで好き。
ナチやバーダー・マインホフ、マルコスと愚かな選択をし続けてっから、オハイオからや>>続きを読む
ルチアーノ・トヴォリのカメラワークも、ゴブリンの劇伴も狂おしくて最高だが、なんつってもジェシカ・ハーパー!心つかまれたよ。
毎晩寝落ちしながら観たい一本。
澤田智一「(日本語訳:三月一日の萬歳事件で、我が国はあなたたちの国にあまりにも酷いことをしてしまった。それを謝罪しに来た。だから、教会の中に入って欲しい。)」
キルケゴールが『死に至る病』で説いた絶望。
人生を見直すキッカケが飲酒でいいのかと言ったら、一般的には違うと思うけど、ホモソ的ノリで、「解放」を続ける一行は眩しい。アルコールは媒介するだけというスタ>>続きを読む
甲斐性なしのさえない中年男性とされてきた野原ひろしを、一馬力でマイホーム、マイカーをもち、子ども2人を養う「勝ち組」にしてしまったのが、日本経済のたどった30年だった。
「サザエさん」がそうであるよ>>続きを読む
〝Drinking the Kool-Aid〟をタイ・ウェストがみごとに映像化。盲信や同調圧力で否応なく集団自決に追い込まれる姿が辛かった。子どもがね、、。宗教カルトに限らず、沖縄戦でもあったことだし>>続きを読む
キャラ立ちする刺客もドカドカ死んでいって、新幹線の大暴走があり、伊坂的カタルシスも感じるクライマックス。大味だけど観たいものがしっかり詰め込まれたナイスな一本だった。
ミネラルウォーターのとこ、好き。>>続きを読む
若さへの羨望と、老いの恐怖。どっちもわかる気がするから、より怖えのよ。
最悪のラブシーンとか、ワニくんとか、笑いながらゾッとできる素敵な一本。Pearlに期待大。
アクションも、画も、話の展開もコレジャナイ感あったが、マスクがとにかくかっこいいぜ!
仮面のカッコよさに全振りしてるんだと思って納得しよう。