いさんのアニメレビュー・感想・評価

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い

AIの遺電子(2023年製作のアニメ)

4.3

攻殻機動隊っぽいが、発達障害問題や人格問題を丁寧に描いている感じである。悪くはないが、微妙に個々の問題に決断ができていないところがある。

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薬屋のひとりごと(2023年製作のアニメ)

5.0

高校時代からちょくちょく読み進めていたので、アニメ化して本当に良かった。壬氏様を助けに行って怪我するシーンが原作でも胸熱だった。

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便利屋斎藤さん、異世界に行く(2023年製作のアニメ)

3.4

シリアスとギャグが交互に展開されながら話が進んでいくが、シリアスとギャグの入れ替えが失敗しているようであり、またシリアスも割と陳腐なので微妙なところも多かった。

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闇芝居 十一期(2023年製作のアニメ)

4.7

今期くらいから、怖い話のナラティブの問題を丁寧に扱う回が増えて、批評的になってきたように思われる。第四話「あの時の」もそうだが、特に第七話「ちがうよパパ」は今現在怪異に直面している時間軸が主軸となって>>続きを読む

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闇芝居 十期(2022年製作のアニメ)

4.6

最終回はめちゃくちゃファンサービス回だったが、第7話の「トンネル内での出来事」は南アメリカ文学っぽい面白さがあってよかった。女が死んでもナラティブは続く、永遠に。

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闇芝居 第9期(2021年製作のアニメ)

5.0

第6話の「精霊牛」があまりにも見事。死者の視点から世界を見事に描いている文学的な作品にまで仕上がっている。お盆、そして戦争、会いにくる祖霊の話。本当に素晴らしい。

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闇芝居 第8期(2021年製作のアニメ)

4.8

まず今期はエンディングがあまりにも秀逸で、あの街を駆け抜ける幽霊という形象はホラー譚の見事な表現として評価されるべきだろう。エンディングがこれほど見事なのも珍しい。また、全体的に上品な話が多く、第6話>>続きを読む

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闇芝居 第7期(2019年製作のアニメ)

4.9

やはり最終話の「冷蔵庫」がかなり秀逸だった。画で語り手と状況を全て示しながら、語り手のズレと違和感をホラーにしている。語り手=現在、人物たち=進行するストーリーライン、子ども=原因かつ過去の三層構造を>>続きを読む

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闇芝居 第6期(2018年製作のアニメ)

4.2

最終話「山曳呼」が民話的世界を醸し出していて大変良かった。こっちに来る怖さがなんとも言えぬ。

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ヘタリア Axis Powers 第2期(2009年製作のアニメ)

4.5

フランスにいるときにフランスのキャラクターみたが、マジで本当にこんな感じでずっと笑っていた。ロシアのエンディングがめっちゃ好き。

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呪術廻戦 第2期 懐玉・玉折/渋谷事変(2023年製作のアニメ)

3.9

作画はめちゃくちゃ素晴らしかったが、全員の人間性が全然描かれていなくてつまらなかったと言ってよい。虎杖を代表して全員、紙よりも薄い正義しか持っておらず、それが破られて動揺したりしているが結局は生まれつ>>続きを読む

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16bitセンセーション ANOTHER LAYER(2023年製作のアニメ)

4.0

ストーリー全体としてはとんでもないのだけれども、モノローグが完璧で見切ることができた。

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葬送のフリーレン(2023年製作のアニメ)

4.8

記憶の巡礼の旅というテーマが、割と完璧な構成で表現されていた。フリーレンがかつての旅路を追うようにして、先に死んでいってしまった者の記憶を巡礼しているのはテーマとして真っ当かつ素晴らしい。勇者ヒンメル>>続きを読む

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ヘタリア Axis Powers(2009年製作のアニメ)

5.0

イギリスでみたからか割と実感を持ってあるあるネタを笑えてめちゃくちゃ面白かった。ローマ帝国の亡霊が出てきてアメリカが逃げまくったり、1週間で60km進みイギリス軍を見かけると1日で60km逃げるイタリ>>続きを読む

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デッドマウント・デスプレイ 第2クール(2023年製作のアニメ)

3.4

成田作品なので漫画も全部読んでいたが、アニメはイマイチといったところ。もう少し上手くやれれば、この群像劇はデュラララのようになれたのに。やはり超常現象は少なくすることが良い縛りになってたんだよなぁ。

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true tears(2008年製作のアニメ)

5.0

全員自傷しているのがやばすぎる。石動純のスヴィドリガイロフ的絶望に全員がついていけず、破滅するのがなんともかなしい。誰がどうみても一番不幸を抱え込んでいるのは彼なのに、ブラックボックスとしてしか描いて>>続きを読む

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ウマ娘 プリティーダービー Season 3(2023年製作のアニメ)

4.0

キタサンブラックが強すぎる。一期二期の感動に比べると、最後は旬が過ぎたという悲しい理由で段々落ちていくのは中々辛いものがある。

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からかい上手の高木さん(2018年製作のアニメ)

3.6

リアタイで見てた。高木さんの空虚な感じがヒロインとして好きになれず。

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進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)(2023年製作のアニメ)

5.0

運命という必然性を前にどのように人間が決断するかということがテーマとしてあり、それが必然的に歴史を背負った決定的なものになり続けるという世界を綺麗に描いている。結局はエレンによって、それはあたかも作者>>続きを読む

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進撃の巨人 The Final Season 完結編(前編)(2023年製作のアニメ)

4.8

地鳴らしのシーンはどのように描かれるかと思ったが、単純な肯定ではなく悲劇であるがそうしなければならない苦悩として書かれていてめちゃくちゃよかった。

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ツバサ・クロニクル 第1シリーズ(2005年製作のアニメ)

4.1

やはりCLAMP作品ということもあって一見簡単にみえる世界観が爆発的に深くなっていくのが心地よい。ただアニメではあまり描き切れてなくて、テンポも少し悪かったので悲しくはある。

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邪神ちゃんドロップキック(2018年製作のアニメ)

4.0

キャラクターが記号的で対立やストーリーが読みやすい。

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少女革命ウテナ(1997年製作のアニメ)

5.0

ウテナがアンシーから剣を抜くときの『世界を革命する力を!』と叫ぶシーンはめちゃくちゃ作画がよくて素晴らしい。またここまで世界観と人物とストーリーによって見事に描き切っているのはやはり名作たる所以だろう>>続きを読む

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xxxHOLiC◆継(2008年製作のアニメ)

5.0

第7話水猫ミズクミ、第八話鈴音ササヤキがとても印象に残っている。これはささやかな死の側の話であり、存在論的転回のようにも見える。2期は侑子さんのファッションもよかったけど、マルとモロもよかった。エンデ>>続きを読む

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xxxHolic(2006年製作のアニメ)

5.0

幽霊が見えてしまう主人公・四月一日の過去を解きほぐしていくようにして神秘的な世界において世界が進んでいく。侑子さんのファッションやデザイン、強者感がとにかく好きだった。17話ジジョウの失敗願望の話や1>>続きを読む

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マッシュル-MASHLE-(2023年製作のアニメ)

3.5

ストーリーうすいが、結局力で殴ればいいんでしょというネオリベ的世界として見ると確かにおもろい。

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デッドマウント・デスプレイ(2023年製作のアニメ)

4.8

成田良悟作品ということでアニメ化を心待ちにしていたが、期待を完全に裏切らなかった。群像劇的な上手さはもちろんのこと、魔術的な要素を増し、センスも依然として好みだった。ソリティア的キャラをちゃんと狂言回>>続きを読む

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【推しの子】(2023年製作のアニメ)

4.0

欲望が1話完結的で持続力がないようにもみえる。出生の謎を探るというオイディプス的欲望(父への殺意、母の不在)が全体を貫くが、結末までの持久力があるかどうかはわからない。ただ展開がめちゃくちゃうまく、と>>続きを読む

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スキップとローファー(2023年製作のアニメ)

5.0

感情表現が異常にうまいアニメで感情がめちゃくちゃ動かされながら見ていた。素朴な主人公を取り巻く、悪意あるとも都会的とも言い切ってしまうことができない人間的な若者たちの感情の動きがあまりにも突き刺さるよ>>続きを読む

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鬼滅の刃 刀鍛冶の里編(2023年製作のアニメ)

4.8

作画もいいし、割と純粋に見えて過去という問題をどう取り扱うかということをやっているので、個人的にはかなり好きだった。漫画版ではここからすごく面白くなるので、次のアニメ化が楽しみ。

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AIR(2005年製作のアニメ)

5.0

オープニングの入り方で毎回鳥肌が立ち、夏・夕焼の感じもすごくいい。ギャルゲー的な場面割りで慣れるまで時間がかかるが、設定などがわかってくると観鈴が可哀想で仕方なくなる。後半めちゃくちゃ良かった。

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電脳コイル(2007年製作のアニメ)

4.8

電脳空間をあの世とこの世という多重世界に読み替え、ある種の異界物語として構成されている。イマーゴという直感能力を持つ電脳第一世代の落とし子たちを中心に物語は展開し、空間に間隙を認めない国家権力を相手取>>続きを読む

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俗・さよなら絶望先生(2008年製作のアニメ)

3.8

神谷さんがめちゃくちゃよく、グチャクチャ感もかなり完成度は上がっていたのだけれども、テンポ感がやはり一期の方が綺麗だったとも思う。というか謎の凝りのせいで、かなり寒いところがあった。

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さよなら絶望先生(2007年製作のアニメ)

4.5

ぬるっと全部見れて面白かった。口が悪くなるメール少女などキャラ立ちがしっかりしていてとてもよい。

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